2025年度後期スポーツ方法実習(陸上競技)

曜日・時限 水曜日1時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング FS230812
開講学科等 健康情報学部-健康情報学科 医療工学専攻
健康情報学部-健康情報学科 理学療法学専攻
健康情報学部-健康情報学科 スポーツ科学専攻
教員名 村木 有也
村木 有也
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%9d%91%e6%9c%a8%e3%80%80%e6%9c%89%e4%b9%9f

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目的

陸上競技には走(歩)・跳・投種目が含まれ、どれだけ速く走れ(歩け)たか、高く・遠く跳べたか、遠くへ飛ばせたかをそれぞれの記録(時間や高さ、距離)によって勝敗を競います。陸上競技における走・跳・投種目への挑戦(実践、体験)を通し、記録の向上を目指すとともに、種目特性やルールなどの基礎知識、指導方法を身に付けることが目的となる。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A ガイダンスおよび陸上競技種目の歴史や特性、ルールに関する講義 事前学修 シラバスを読んでおく(0.5時間)
事後学修 陸上競技の種目や簡単なルールについて調べておく(1.5時間)
2 C,F ウォーミングアップとクーリングダウンの理解と実践 事前学修 体調管理、体つくりをしておく(1時間)
※ウォーミングアップとクーリングダウンの目的について調べておく
事後学修 授業内容の復習と、体のケアをしておく(1.5時間)
※ウォーミングアップとクーリングダウンの方法(内容等)について検討してみる
3 C,F 健康ウォーキングおよびジョギング、ランニングの理論と実践 事前学修 体調管理、体つくりをしておく(1時間)
※ウォーキング、ジョギング実施時のポイントについて調べておく
※疾走速度の変化に伴うフォーム(およびピッチ、ストライド)の変化について調べてみる
事後学修 授業内容の復習と、体のケアをしておく(1.5時間)
※ウォーキング、ジョギング実施によって発生する可能性のある障害について調べてみる
※走運動における主観的(自覚的)運動強度(RPE)と実際の走速度、心拍数との関係について調べてみる
4 C,F 実践:短距離走(記録の測定とその測定方法について) 事前学修 前回の復習、体調管理、体つくりをしておく(1時間)
※記録の計測方法(手動計測)について調べておく
事後学修 授業内容の復習と、体のケアをしておく(1時間)
5 C,F 実践:短距離走(特にスタートに着目して) 事前学修 前回の復習、体調管理、体つくりをしておく(1時間)
※クラウチングスタート実施時のポイントについて調べておく
事後学修 授業内容の復習と、体のケアをしておく(1時間)
6 C,F 実践:ハードル走(ハードル間の走り方とハードリング技術) 事前学修 体調管理、体つくりをしておく(1時間)
※ハードリング技術について調べておく
事後学修 授業内容の復習と、体のケアをしておく(1時間)
※ハードリングドリル(動きづくり)について自身でも調べてみる
7 C,F 実践:ハードル走(様々な障害の高さ、障害間の距離に挑戦する) 事前学修 前回の復習、体調管理、体つくりをしておく(1時間)
事後学修 授業内容の復習と、体のケアをしておく(1時間)
※ハードルの高さ、インターバル距離の影響(記録に対する)について考えてみる
8 C,F 実践:走高跳(種目のルールや高く跳ぶための理論について)または走幅跳(種目のルールや遠く跳ぶための理論について) 事前学修 体調管理、体つくりをしておく(1時間)
※「助走」を用いた「片足」跳躍において「高く」跳ぶためのポイントについて調べておく
※「助走」を用いた「片足」跳躍において「遠く」跳ぶためのポイントについて調べておく
事後学修 授業内容の復習と、体のケアをしておく(1時間)
9 C,F 実践:走高跳(各種跳躍方法)または走幅跳(各局面) 事前学修 前回の復習、体調管理、体つくりをしておく(1時間)
※はさみ跳、ベリーロール、背面跳という各種跳躍方法について調べておく
※走幅跳を構成する各局面(助走、踏切準備、踏切、空中、着地)におけるパフォーマンスアップのポイントについて調べておく
事後学修 授業内容の復習と、体のケアをしておく(1時間)
10 C,F 実践:砲丸投またはジャベリックスロー(種目のルールや遠くへ飛ばすための理論について) 事前学修 体調管理、体つくりをしておく(1時間)
※物体をより遠くへ飛ばす(投げる)ための力学的ポイントについて調べておく
事後学修 授業内容の復習と、体のケアをしておく(1時間)
11 C,F 実践:砲丸投(グライド投法)またはジャベリックスロー(助走距離、助走速度を増してみる) 事前学修 前回の復習、体調管理、体つくりをしておく(1時間)
※グライド投法について調べておく
※クロスステップについて調べておく
事後学修 授業内容の復習と、体のケアをしておく(1時間)
※グライド投法だけでなく、回転投法についても調べてみる
12 C,F 実践:リレー競争(種目のルールや仲間と協力してタイムを向上させるための方法について) 事前学修 体調管理、体つくりをしておく(1時間)
※バトンパスの方法、実施時のポイントについて整理しておく
事後学修 授業内容の復習と、体のケアをしておく(1時間)
※バトンパスにおけるチェックポイントについて整理しておく
13 C,F 総括 事前学修 授業内容の総復習をしておく(2時間)
事後学修 これまでの授業内容を振り返り、自身のパフォーマンス(各種目の記録等)について省察してみる(3時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

・走・跳・投運動(種目)の基礎技術・関連知識について理解することができる。
・他者と協力して課題に取り組むことができる。
・相互に観察し合い、アドバイスすることができる。
・課題解決に向けて、自分で考え、工夫して取り組むことができる。
・走・跳・投運動(種目)の指導方法について考えることができる。


科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

〇2023年度以前の入学生
修得する資質・能力:知識・理解力【DP-S-1-1】、コミュニケーション力【DP-S-2-1、DP-S-2-2】、態度・志向力【DP-S-3-1、DP-S-3-2、DP-S-3-3】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 20% 20% 30% 10% 30% 10% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 30% 20% 20% 20% 20% 20% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 50% 30% 30% 10% 10% 20% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 25% 27% 13% 17% 18% 100%

教科書・参考書

・教科書:特に指定しない

・参考書:授業内で提示する(その他の資料も同様)

オフィスアワー

開設時間:毎週木曜日13:10~13:55、開設場所:四條畷キャンパス記念体育館内事務室

※学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が不在の場合がある
※授業期間中、質問等はMoodleのメッセージまたはOECUメールでも受け付ける予定です
※授業期間外、あるいはオフィスアワーの時間以外に質問などがある場合、あらかじめアポイントを取ること

その他

<教員からの要望>
他者、そして自分自身と競うことの楽しさ、緊張感を味わって欲しいと思っています。
種目によっては不得意であったり、さらに恐怖心を持っている人もいると思いますが、積極的な姿勢や他者との協力関係を重視しますので、しっかりした授業態度で臨んでください。
また、実施する内容は非常に負荷の強度が高いため、日ごろから体つくりをし、授業後のケアもするよう心掛けてください。
インターネットを利用し、様々な競技レベルの試合中の動画も積極的に閲覧し、動作のイメージを持っておくようにしてください。
<諸注意>
・原則、クラス人数は40名以内とします。超過した場合、抽選等により他クラスへ移動してもらう場合があります。
・受講に際して、ウェアやシューズは陸上競技をするのに適切な物を着用するようにしてください(詳細は授業時に指示をしますが、アクセサリー類ははずすようにしましょう)。
・雨天時等の場合、実施場所を変更する可能性があります(場所によっては室内履きを持参してもらう必要が生じる)。体育館玄関口の掲示板またはMoodleを用い指示する(予定)。
状況によって、実施種目を変更する可能性があります。

<成績関連>
・理由に関わらず、欠席回数が5回以上となった場合、原則として成績評価の対象としません(E判定とする)。
・成績は、実技の結果(記録等)だけでなく、授業への取り組み状況、期末レポート(場合によってはさらに試験等の課題)によって総合評価します。

<フィードバック>
・レポートなどの返却は、適宜判断するので、指示に従うこと。

実務経験のある教員による授業科目

該当しない。