2025年度後期生体動作探究

曜日・時限 木曜日2時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング FL132110,FY132110,FS132110
開講学科等 健康情報学部-健康情報学科 医療工学専攻
健康情報学部-健康情報学科 理学療法学専攻
健康情報学部-健康情報学科 スポーツ科学専攻
教員名 成 俊弼
成 俊弼
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%88%90%e3%80%80%e4%bf%8a%e5%bc%bc

教員情報データベースに遷移します

目的

生体動作探求では、(1)日常生活の基本動作(寝返り、起きあがり、ベッド上の移動、座位、立ち上がり、移乗、歩行)やスポーツ動作(走る、跳ぶ、打つ、滑る、投げる、泳ぐ、蹴る、回る)を「身体」を動かし、「頭」で理解しながら、ヒトが行う動きを多角的に捉える視点を身につける。(2)どのような身体の使い方が適切なのか、身体動作の仕組みを理解し基礎的な知識を身につけることを目的とします。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 AC オリエンテーション
動作を観る楽しさ
事前学修 シラバスを読む
日常生活の中での動きに含まれる要素を調べる.
(2時間)
事後学修 身近な動きにどんな工夫があるかを考える(2時間)
2 AC ヒトの身体の基本構造について 事前学修 骨・関節・筋の構造を復習する(2時間)
事後学修 講義を振り返り資料を作成する(2時間)
3 AC 寝返り・起き上がり・ベッド上の動作について 事前学修 寝返り・起き上がり・ベッド上の動作に必要な関節・筋を調べる(2時間)
事後学修 総合演習①,②に向けて資料を作成・まとめること(2時間)
4 AC 座位姿勢と立ち上がり動作 事前学修 座位姿勢と立ち上がり動作に必要な関節・筋を調べる(2時間)
事後学修 総合演習①,②に向けて資料を作成・まとめること(2時間)
5 AC 立位姿勢とバランス 事前学修 立位姿勢とバランスに必要な要素を調べる(2時間)
事後学修 総合演習①,②に向けて資料を作成・まとめること(2時間)
6 AC 歩行(基礎)と観察 事前学修 歩行に必要な関節・筋を調べる(2時間)
事後学修 総合演習①,②に向けて資料を作成・まとめること(2時間)
7 AC 歩行分析 事前学修 前回の復習(2時間)
事後学修 総合演習①,②に向けて資料を作成・まとめること(2時間)
8 AC 応用歩行(速歩,方向転換など)と昇降動作 事前学修 応用歩行と昇降動作に必要な関節・筋を調べる(2時間)
事後学修 総合演習①,②に向けて資料を作成・まとめること(2時間)
9 AC 投動作 事前学修 投球動作に必要な要素を調べる(2時間)
事後学修 総合演習①,②に向けて資料を作成・まとめること(2時間)
10 AC キック動作(ボール) 事前学修 キック動作に必要な関節・筋を調べる(2時間)
事後学修 総合演習①,②に向けて資料を作成・まとめること(2時間)
11 AC 打(バット・ラケット)動作 事前学修 打動作に必要な関節・筋を調べる(2時間)
事後学修 総合演習①,②に向けて資料を作成・まとめること(2時間)
12 AC 総合演習①
 - 日常動作とスポーツ動作の共通点 -
事前学修 日常動作とスポーツ動作の共通点を調べる(4時間)
事後学修 総合演習②に向けて資料を作成する(4時間)
13 AC 総合演習② 
- プレゼンテーションとフィードバック -
まとめ
事前学修 グループで動作を比較・考察し,資料を作成する(4時間)
事後学修 指摘箇所について修正する(4時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

・ヒトの動きを体験・観察・共有・振り返りながら運動学の基礎を理解することができる。
・動作観察スキルの基礎を身につけることができる。
・それぞれの動きに必要な関節可動域や筋活動を理解することができる。

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の 
「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 30% 50% 25% 25% 100%
プレゼンテーション 20% 50% 25% 15% 10% 100%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 50% 50% 30% 20% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 35% 30% 12% 10% 12% 100%

教科書・参考書

参考書: PTOTのための運動学テキスト(金原出版)
            姿勢と運動の力学がやさしくわかる本(ナツメ社)

オフィスアワー

オフィスアワーの解説時間と場所:火曜日13時10分~13時50分   成研究室(5-209)
学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります.

その他

原則,公欠および欠席回数が5回以上の者は,単位を認めない.
グループ実習やプレゼン資料の作成において,積極的に参加しようとしないものは,評価の対象とならない.
提出期限を超えたレポートや不備不足が多いレポートについては,採点の対象とならない.
また提出されたレポートについては,内容を確認のうえ返却後,全体を通して修正点を解説します.

実務経験のある教員による授業科目

理学療法の実務経験を有する教員が実習指導を行う.