1 |
A |
シラバスを読み、学修内容を進める際の重要なポイントや注意事項を把握する。授業で得た学修上の注意点を復習し、安全かつ効果的に学修を進めるための理解を深める。 |
事前学修 |
シラバスを読み,学修内容を行う上での注意事項を予習する.(2時間) |
事後学修 |
授業で学んだ学修を行う上での注意点を復習する.(2時間) |
2 |
A,C |
生体計測装置を用いた呼吸器系の計測と生体肺の観察 呼吸の基本的な生理学を理解し、肺の構造や機能について学ぶ。具体的には、肺活量、予備呼気量、予備吸気量、一回換気量などの基本的な呼吸パラメータについて理解し、それらが呼吸機能の評価にどのように役立つかを学ぶ。呼吸のメカニズムやガス交換のプロセスを把握し、呼吸系の全体像を把握することを目指す。 |
事前学修 |
呼吸器系の構造やガス交換の基礎について予習し、肺の機能や基本的な呼吸パラメータについての知識を身につける。(2時間) |
事後学修 |
呼吸の基礎に関する知識を整理し、演習で学んだ内容を基に呼吸のメカニズムやパラメータの役割についてのレポートを作成し、理解を深める。(2時間) |
3 |
A,C |
生体計測装置を用いた呼吸器系の計測と生体肺の観察 スパイロメータを用いて呼吸機能を測定する実習を行う。スパイロメータの基本的な使い方、測定手順を学び、実際に一回換気量、努力肺活量、最大換気量などの呼吸パラメータを測定する。測定データを基に、正常な呼吸パターンと異常なパターンを比較し、呼吸機能評価の基本を理解する。 |
事前学修 |
スパイロメータの基本構造や測定パラメータ、操作方法に関する資料を読み、スパイロメータの使用方法と注意点を予習する。(2時間) |
事後学修 |
実習で得た呼吸データを分析し、測定パラメータの意味や呼吸機能の評価方法について考察するレポートを作成し、呼吸機能評価の理解を深める。(2時間) |
4 |
A,C |
マルチメータの使い方 マルチメータの基本的な使い方を学び、電圧、電流、抵抗の測定方法を実践する。マルチメータの各種モード(直流電圧、交流電圧、直流電流、抵抗測定)の切り替えや正しいプローブの接続方法、測定範囲の選定について理解する。 |
事前学修 |
マルチメータの各モードの使用方法や基本操作について資料を読み、電圧・電流・抵抗の測定手順を予習する。(2時間) |
事後学修 |
実習で行ったマルチメータによる測定結果を整理し、測定手順や結果の解釈を復習してレポートを作成し、理解を深める。(2時間) |
5 |
A,C |
マルチメータの使い方 オームの法則(V=IR)の原理を理解し、実際の回路を用いてその法則を検証する。電圧(V)、電流(I)、抵抗(R)の関係を確認するための実習を行う。直流電源を用いて、さまざまな抵抗値を持つ回路で電圧と電流を測定し、オームの法則が成り立つことを確認する。 |
事前学修 |
オームの法則の理論的な背景とその応用について予習し、基本的な計算方法や式の変形、回路図の読み方を理解しておく。(3時間) |
事後学修 |
実習で得た測定結果を整理し、オームの法則の成立過程や測定誤差の原因を考察するレポートを作成することで、理解を深め、正確な測定方法の重要性を再確認する。(3時間) |
6 |
A,C |
生体心臓の観察と医用治療機器を用いた切開 心臓の解剖学的構造を詳細に学び、心房、心室、弁(僧帽弁、三尖弁、肺動脈弁、大動脈弁)および冠状動脈系の配置を観察する。心臓内部の血流の動きや、心臓壁の層構造(内膜、中膜、外膜)についても理解し、心臓の解剖学的機能を把握することで、血液循環の基礎知識を養う。 |
事前学修 |
心臓の解剖学に関する教科書や資料を読み、心臓の構造や機能の基本的な知識を予習する。(2時間) |
事後学修 |
心臓の解剖学的特徴や血流経路をスケッチし、授業内容を基に心臓の働きや役割を整理してレポートを作成することで理解を深める。(2時間) |
7 |
A,C |
生体心臓の観察と医用治療機器を用いた切開 電気メスの構造と動作原理を学び、外科手術での使用方法や安全管理について理解する。実習では、電気メスの基本的な操作を体験し、組織切開と止血の効果を確認することで、電気メスの臨床的な役割や注意点を把握する。さらに、電気メス使用時の電気的リスクとその対策についても学ぶ。 |
事前学修 |
電気メスの基本構造、動作原理、使用時の注意点について資料を読み、電気手術の基礎知識を予習する。(3時間) |
事後学修 |
実習で学んだ電気メスの操作手順や効果を復習し、電気メスの安全な使い方とリスク管理に関するレポートを作成することで、理解を深める。(3時間) |
8 |
A,C |
超音波の原理原則 超音波の物理的性質や伝播の仕組みについて学び、音波の周波数、波長、反射、屈折、減衰などの基礎概念を理解する。生体内での超音波の伝播特性や、異なる組織での音響インピーダンスの違いが画像形成にどのように影響するかを考察する。さらに、超音波の医療応用の基礎知識を身につける。 |
事前学修 |
超音波の物理的特性と生体内での伝播に関する基礎的な資料を読み、周波数や音響インピーダンスの概念を予習する。(2時間) |
事後学修 |
超音波の特性に関する理解を整理し、超音波の伝播に関する演習問題を解きながら、音波の生体内挙動についての知識を定着させる。(2時間) |
9 |
A,C |
超音波の原理原則 超音波診断装置の構造と動作原理を学び、プローブの種類(リニア、コンベックス、フェーズドアレイ)や画像形成のメカニズムについて理解する。実習では、超音波診断装置を使用し、腹部や心臓の基本的な画像を取得・観察することで、実際の診断装置の操作方法や適切な使用法を学ぶ。 |
事前学修 |
超音波診断装置の基本構造、プローブの種類、画像形成の原理に関する資料を読み、診断装置の基礎的な使用方法を予習する。(3時間) |
事後学修 |
実習で得た超音波画像を整理し、画像の解析や解釈について考察するレポートを作成することで、超音波診断技術の理解を深める。(3時間) |
10 |
A,C |
プログラミングの書き方 プログラミングを用いて、温度センサ、光センサ、距離センサなどの各種センサのデータを取得し、リアルタイムで表示・解析する方法を学ぶ。具体的には、センサの接続方法、データの読み取りコードの作成、測定値の取得と可視化を行い、センサの特性や応用可能性を理解する。 |
事前学修 |
各種センサの種類、基本的な動作原理、プログラミングによるデータ取得の方法について資料を読み、センサの使い方や注意点を予習する。(2時間) |
事後学修 |
センサから取得したデータを整理し、プログラムの改善点を考察するレポートを作成し、センサを用いたデータ処理や応用についての理解を深める。(2時間) |
11 |
A,C |
プログラミングの書き方 プログラミングを用いてライントレーサーロボットを制御し、指定されたコースを自動的に追従させる実習を行う。赤外線センサを用いてラインの検出、ライン上での方向転換やスピード調整のアルゴリズムを構築し、ロボットが安定してラインをトレースできるようにプログラムを作成する。 |
事前学修 |
ライントレーサーの基本構造、赤外線センサの動作原理、ライン追従アルゴリズムの基礎について資料を読み、ライントレーサーの制御方法を予習する。(3時間) |
事後学修 |
ライントレーサーのプログラムと走行結果を振り返り、動作の安定性やアルゴリズムの改善点を考察するレポートを作成し、ロボット制御技術の理解を深める。(3時間) |
12 |
A,C |
ヒト組織学プレパラートの顕微鏡による観察 顕微鏡の基本構造と使用方法を学び、正しい観察手順を理解する。具体的には、接眼レンズや対物レンズの選択、焦点調整、光量調整、標本の適切なセット方法について学ぶ。また、標本の移動と視野の調整を行い、視野の中心に観察対象を正確に配置する技術を身につける。 |
事前学修 |
顕微鏡の基本構造や各部の役割、操作手順について予習し、焦点調整や標本の設置に関する注意点を把握する。(2時間) |
事後学修 |
顕微鏡の基本操作の復習を行い、実習中に得た知識を整理して、顕微鏡の操作技術に関するレポートを作成し、操作方法の理解を定着させる。(2時間) |
13 |
A,C |
ヒト組織学プレパラートの顕微鏡による観察 顕微鏡を用いてさまざまな臓器の組織切片を観察し、各組織の特徴を理解する。細胞の形態、細胞間の構造、組織の配列などに焦点を当て、正常な組織構造を把握する。観察する臓器としては、肝臓、腎臓、肺などを選び、それぞれの組織の特徴や違いを比較することで、解剖学的知識を深めるとともに、顕微鏡観察のスキルを向上させる。 |
事前学修 |
観察対象となる臓器の組織学的特徴について予習し、各組織の正常な形態や構造についての知識を身につけておく。(2時間) |
事後学修 |
観察した組織のスケッチを整理し、各組織の特徴や相違点を考察するレポートを作成し、組織学的理解を深めるとともに、顕微鏡観察の技術を振り返る。(2時間) |