2025年度後期スポーツ情報学

曜日・時限 火曜日3時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング FS330703
開講学科等 健康情報学部-健康情報学科 医療工学専攻
健康情報学部-健康情報学科 理学療法学専攻
健康情報学部-健康情報学科 スポーツ科学専攻
教員名 中井 聖
中井 聖
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e4%b8%ad%e4%ba%95%e3%80%80%e8%81%96

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目的

普段の私たちの便利な暮らしは、コンピュータ、スマートフォンやタブレット、インターネットなど,さまざまなICTによって実現されています。本科目では、ICT、その基盤となる情報システムやネットワークの基本的な仕組みや活用方法について、最新のニュースやトピックを交えて学びます。そして、ICTの暮らしへの活用、運動やスポーツの計測や分析、指導やトレーニングへの応用の仕方について考える授業とします。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A ガイダンス、スマートフォンとタブレット、コンピュータの基本要素 事前学修 これまでの情報の学びや使用してきたコンピュータや携帯電話について振り返っておくこと(2.5時間)。
事後学修 教科書を見直し、スマートフォンやタブレット,コンピュータの基本構造について理解を深めておくこと(2.5時間)。
2 A ハードウェアに関わる技術(1) コンピュータの構成機器 事前学修 普段使用しているコンピュータがどのような構成になっているか考えておくこと(2.5時間)。
事後学修 教科書を見直し,コンピュータの論理回路や内部構造について理解を深めておくこと(2.5時間)。
3 A ハードウェアに関わる技術(2) 外部入出力機器 事前学修 普段使用している外部入出力機器をリストアップしておくこと(2.5時間)。
事後学修 教科書を見直し,コンピュータの外部の入出力機器の働きについて理解を深めておくこと(2.5時間)。
4 A 情報やメディアに関する技術(2) 情報のデジタル化、情報の加工・保存・共有 事前学修 普段PCをどのような用途に使用しているか振り返り,これまでの情報の授業でのデジタル技術の学びと照らし合わせてみること(2.5時間)。
事後学修 教科書を見直し,デジタル化技術,ソフトでの情報の加工,各種ファイル形式での保存について理解を深めておくこと(2.5時間)。
5 A ソフトウェアに関わる技術(1) オペレーティングシステム,アプリケーションソフト 事前学修 普段使用しているOSやアプリケーションソフト,それらの働きについて考えておくこと(2.5時間)。
事後学修 教科書を見直し,OSの基本的な働きやアプリケーションソフトの有効な活用法について理解を深めておくこと(2.5時間)。
6 A ソフトウェアに関わる技術(2) プログラミングとシミュレーション 事前学修 これまでやったことのあるシミュレーション系のゲームについて振り返っておくこと(2.5時間)。
事後学修 教科書を見直し,プログラミングやシミュレーションの基本的な考え方と手法を理解しておくこと(2.5時間)。
7 A ネットワークやインターネットに関わる技術(1) インターネットとその仕組み 事前学修 身のまわりの機器がどのようにしてインターネットに接続しているのか考えておくこと(2.5時間)。
事後学修 教科書を見直し、インターネットや通信プロトコルについて理解を深めておくこと(2.5時間)。
8 A ネットワークやインターネットに関わる技術(2) ネットワークの仕組み 事前学修 自宅や大学でのネットワーク接続の仕方について確認しておくこと(2.5時間)。
事後学修 教科書を見直し、ネットワークの仕組みとネットワークサービスについて理解を深めておくこと(2.5時間)。
9 A インターネットの活用、インターネット上のさまざまなサービス 事前学修 日頃使用しているインターネット上のサービスについて振り返っておくこと(2.5時間)。
事後学修 インターネット上の各種のサービスを利用してみて,有効な利用の仕方について考えてみること(2.5時間)。
10 A 私たちが生きる情報社会(1) 身のまわりの情報システム 事前学修 日頃のくらしの中で情報システムがどのように活用されているか考えてくること(2.5時間)。
事後学修 教科書を見直し,情報システムの活用について理解を深めておくこと(2.5時間)。
11 A,G 私たちが生きる情報社会(2) 最新ICTのくらしへの活用 事前学修 身のまわりで活用されているAIやVRなど最新のICTについて調べておくこと(2.5時間)。
事後学修 教科書を見直し、私たちの暮らしに関わる最新ICTについて理解を深めておくこと(2.5時間)。
12 A,G 私たちが生きる情報社会(3) 運動・スポーツの計測・分析への応用 事前学修 身のまわりにある各種センサーがどのように活用されているか考えておくこと(2.5時間)。
事後学修 センサーやIoTを活用して計測・分析するような研究テーマを考えてみること(2.5時間)。
13 A,G 私たちが生きる情報社会(4) 運動・スポーツの指導やトレーニングへの応用 事前学修 ICTを活用した運動やスポーツの指導やトレーニング方法の具体例を調べておくこと(2.5時間)。
事後学修 学修内容全体を復習し,今後の卒業研究のテーマ設定につなげること(2.5時間)。

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇修得する資質・能力: 知識・理解【DP-S-1-1】
1.コンピュータのハードウェアやソフトウェアに関わる技術について理解する.
2.インターネットやネットワークに関わる技術、情報のデジタル化、それらの活用方法について理解する。
〇修得する資質・能力: 態度・志向性【DP-S-3-4】
3.私たちの暮らしで活用されている最新のICTについて理解し、運動・スポーツの測定や分析、指導やトレーニングへの応用を提案できる。

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 80% 50% 20% 30% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 20% 100% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 40% 16% 0% 0% 44% 100%

教科書・参考書

教科書を用いて授業を行います。必ず教科書を準備して授業に臨むこと。
教科書:「キーワードで学ぶ最新情報トピックス2025」(奥村 晴彦, 佐藤 義弘ほか,日経BP社)
※毎年改版されるので、必ず最新のものを購入すること。

オフィスアワー

・オフィスアワー:月2限(11:10-12:40)、5-302教員室またはオンライン
・学内外の用務のため,オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります。
・オフィスアワー外の質問や相談は,メールやMeetで応じます。

その他

・授業は教科書を使用した講義が中心となります。毎回の授業では、理解度の確認のためにウェブ入力での課題に回答してもらいます。
・欠席回数が4回を超える者、授業内課題の提出が規程回数に満たない者、授業の決まりごとを守らない者はE評価とします。

実務経験のある教員による授業科目

該当する.高等学校情報科教諭の教員免許状を有する教員が実務経験(7年間)を活かして、高等学校での学習内容と連携した内容で授業展開する。