2025年度前期健康情報学概論

曜日・時限 火曜日3時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング FL130103
開講学科等 医療福祉工学部-医療福祉工学科
医療健康科学部-医療科学科
健康情報学部-健康情報学科 医療工学専攻
教員名 小出 卓哉
小出 卓哉
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日坂 真樹
日坂 真樹
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長倉 俊明
長倉 俊明
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藤川 智彦
藤川 智彦
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橘 克典
橘 克典
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水野 裕志
水野 裕志
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目的

健康情報学の基礎となる基礎医学と医療工学の基本事項を体験し、医学と工学の融合した学問分野を理解できるようになることを目的とする。また、医療工学専攻での大学生活および将来の目標を提示し、その将来像に対して意欲的にロードマップを設定できるようになることを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 シラバスを読み、学修内容を進める際の重要なポイントや注意事項を把握する。授業で得た学修上の注意点を復習し、安全かつ効果的に学修を進めるための理解を深める。 事前学修 シラバスを読み,学修内容を行う上での注意事項を予習する.(2時間)
事後学修 授業で学んだ学修を行う上での注意点を復習する.(2時間)
2 A,C 大学での教務関連事項を理解するため、「教務関連・学修必携」を熟読し、学習支援制度、履修手続き、成績評価、進級要件などの基本的なルールを把握する。また、これらの知識を活用し、円滑な学修計画を立て、主体的に学びを進められるようにする。 事前学修 教務関連・学修必携を読み教務関連について予習する.(2時間)
事後学修 大学での教務関連事項をしっかりと理解し学習に臨むために,授業で学んだ教務関連を復習する.(2時間)
3 A,C 「教務関連・学修必携」を通じて、大学生活に必要な基本ルールや学修の進め方、生活上の注意点を理解し、自身の学びの目標を考える。授業内容を基に、大学生活での重要なポイントを復習し、適応力を高める。
事前学修 教務関連・学修必携を読み大学生活について考える.(2時間)
事後学修 授業で学んだ大学での生活や注意点について復習する.(2時間)
4 A,C 臨床工学技士の資格試験に関する出題範囲や問題傾向を調べ、試験制度や合格基準について理解を深める。授業で学んだ内容を基に、試験対策を考え、知識の定着と実践力の向上を図る。 事前学修 資格試験の問題について調べる.(2時間)
事後学修 授業で学んだ資格試験について復習する.(2時間)
5 A,C プログラミングの基本概念を理解し、コーディングの基礎スキルを身につけることを目的とする。具体的には、変数、データ型、演算子、制御構造(条件分岐やループ)、関数の概念を学ぶ。これらの基礎知識を通じて、簡単なプログラムを設計・作成する方法を習得する。 事前学修 プログラミングの基本用語や構文に関する資料を読み、変数や制御構造の使い方を予習する。(2時間)
事後学修 授業中に作成したプログラムを見直し、改善点を考察するレポートを作成する。(2時間)
6 A,C 事前配布資料を用いて、回路製作の基本原理や使用する部品、工具の使い方を理解する。実習で学んだ回路製作の基礎を復習し、組み立て手順や配線方法を整理して知識の定着を図る。 事前学修 事前配布した資料を読み回路製作について予習する.(2時間)
事後学修 実習で学んだ回路製作の基礎を復習する.(2時間)
7 A,C 事前配布資料を通じて、共用品の定義、種類、設計原則、ユニバーサルデザインの概念について理解を深める。授業内容を基にレポートを作成し、共用品に関する知識を整理し、応用力を養う。 事前学修 事前配布した資料を読み共用品について予習する.(2時間)
事後学修 授業で学んだことをレポート作成し、復習する.(2時間)
8 A,C 臨床工学技士の具体的な業務内容や職場環境、必要な技術やスキルについて調べ、現場での役割を理解する。授業で得た実務の詳細や将来に関するアドバイスを復習し、キャリア形成に向けた具体的な知識を整理・定着させる。 事前学修 臨床工学技士の実務について調べる.(2時間)
事後学修 授業で学んだ臨床工学技士の実務や将来についてのアドバイスや情報提供を復習する.(2時間)
9 A,C 事前配布資料を読み、顕微鏡の基本的な使い方や操作手順を理解し、観察の準備を整える。顕微鏡観察を通じて得た知見を調査し、観察内容を詳細にまとめることで理解を深める。 事前学修 事前配布した資料をよんでおくこと.また,顕微鏡の使い方をまとめておくこと.(2時間)
事後学修 顕微鏡による観察で学んだことを調べ,まとめる.(2時間)
10 A,C 解剖学の教科書を活用し、各臓器の正常な形態や構造、配置について理解を深める。観察した臓器の特徴をスケッチにまとめ、形態の理解を整理・強化し、視覚的に把握できるようにする。 事前学修 解剖学の教科書を読み臓器の正常な形態と構造について予習する.(3時間)
事後学修 観察した臓器のスケッチを整理する.(3時間)
11 A,C 呼吸器系の生体情報として、呼吸数、酸素飽和度、二酸化炭素濃度、肺活量、気道抵抗などの項目を理解する。授業内容を基にレポートを作成し、呼吸器系の生体情報に関する知識を整理し、定着させる。 事前学修 呼吸器系の生体情報にはどんなものがあるかについて調べておくこと.(3時間)
事後学修 授業で学んだことをレポート作成し,復習する.(3時間)
12 A,C 超音波画像診断装置の基本構造、動作原理、使用方法について学び、各部の役割や画像生成の仕組みを理解する。授業内容を基にレポートを作成し、超音波診断技術の知識を整理し定着させる。 事前学修 超音波画像診断装置について予習する.(3時間)
事後学修 授業で学んだことをレポート作成し,復習する.(3時間)
13 A,C 心臓の解剖学的構造と機能について、心房・心室、弁、血管系などの部位を中心に学び、理解を深める。授業内容を踏まえてレポートを作成し、心臓の構造と役割に関する知識の整理と定着を図る。 事前学修 心臓の解剖について予習する.(3時間)
事後学修 授業で学んだことをレポート作成し,復習する.(3時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

健康情報学の基本的な概念、用語、理論を理解し、健康や医療に関連する情報を効果的に収集、分析、活用できる知識を習得すること。
医療工学と健康情報学の関係性を理解し、両者の学問分野がどのように融合して実践的な問題解決に寄与するかを把握すること。  
健康情報学と医療工学を学ぶことで、学生自身の将来の目標やキャリアビジョンを明確にし、それに向けたロードマップを作成できるようになること。

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

〇2023年度以前の入学生
 修得する資質・能力:知識・理解力,応用力【DP-L-1-1】
 修得する資質・能力:態度・志向性【DP-L-3-2】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 70% 80% 10% 10% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 30% 30% 10% 10% 50% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 65% 10% 7% 3% 15% 100%

教科書・参考書

授業、実習に関する資料は配布する。

オフィスアワー

科目代表者:小出研究室
学内外の用務のため,オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります.
授業期間外およびオフィースアワーの時間外でも,質問等があれば各担当教員の研究室を訪ねること.

その他

【履修上の注意点】
・履修生をグループ分けする.原則,同じグループで行う.
・白衣を準備すること.(購入方法は第1回目の授業で説明する.)
・名札と白衣を着用のこと.(名札は本実習内で配布する.)
・欠席回の内容は原則として履修できない.
・各回で提出したレポートは返却し,修正等があれば指摘する.
・毎授業ごとにMoodleを確認すること.

実務経験のある教員による授業科目

本実習では、臨床で実務経験のある医師1名,臨床工学技士2名が各専門分野に関連した授業を行う.