2025年度後期ゲーム・メディアライブ演習

曜日・時限 水曜日1時限 期別 後期 週時間数 4
ナンバリング HB331204
開講学科等 総合情報学部-ゲーム&メディア学科
教員名 森田 浩司
森田 浩司
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%a3%ae%e7%94%b0%e3%80%80%e6%b5%a9%e5%8f%b8

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目的

この科目は、近年、ますます盛んになってきているYouTubeをはじめとする各種SNSによるライブ映像配信について学び、
映像配信技術を用いて自己表現や情報発信ができる人材を育成することを目的としています。
これからの時代は録画して編集した映像を流すだけではなく、リアルタイムに映像を配信することが趣味や業務の中でも一般的な手法になっています。
本科目では、それらの状況を踏まえ、番組を企画し実際に配信することでライブ配信にまつわる技術と実践力を身につけます。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A ガイダンス、ライブ配信について
ライブ配信やテレビ番組の生放送番組について調べる。
事前学修 ライブ配信や生放送の現状について考えてみる(3時間)
事後学修 ライブ配信や生放送には、どんなものがあるか調べてみる(3時間)
2 A,F ライブ配信番組を実施するための職種やワークフローを紹介する。
番組制作するためのチームに分かれる。
事前学修 配信をするのに必要なことを考えてみる(2時間)
事後学修 自分の担当する職種がやるべきことを調べておく(2時間)
3 C,F 企画を考える1
番組のテーマを考え、スケジュールを割り振る。

それぞれのチームの作業を行う。
事前学修 既存のライブ配信の面白さがどこにあるのかを調べておく(2時間)
事後学修 自分たちのイベントに落とし込める要素を考える(2時間)
4 C,F 企画を考える2
テーマを確定させる。

それぞれのチームの作業を行う。
事前学修 ライブ配信で必要な機材を調べる(2時間)
事後学修 チーム単位のリハーサル準備を行う(3時間)
5 C,F チームごとのリハーサル1
個別リハを行う。
振り返りを行い、内容の改善に努める。
事前学修 当日の仕事が遂行できるように準備しておく(2時間)
事後学修 より良い企画にするための工夫を考える(3時間)
6 C,F チームごとのリハーサル2
個別リハを行う。
振り返りを行い、内容の改善に努める。
事前学修 前週のリハの様子を振り返る(3時間)
事後学修 指摘された箇所を修正する(2時間)
7 C,F 通しリハーサル1
タイムスケジュールに沿ったリハーサルを行う。
事前学修 それぞれの手順を確認しておく(2時間)
事後学修 指摘された箇所を修正する(2時間)
8 C,F 通しリハーサル2
タイムスケジュールに沿ったリハーサルを行う。
事前学修 前週の内容を振り返り内容を把握しておく(2時間)
事後学修 自分の所属以外のチームの発表手順や内容から気づいたことを挙げておく(2時間)
9 C,F 手直し1
各チームごとの修正点を解決する。
事前学修 リハーサルの出来を整理しておく(2時間)
事後学修 できる工夫を考える(3時間)
10 C,F 手直し2
各チームごとの修正点を解決する。
適宜、部分リハも行う。
事前学修 授業時間内でやらなければいけないことを整理しておく(2時間)
事後学修 指摘された箇所を修正する(2時間)
11 C,F 発表-前半グループ 事前学修 手順を復習しておく(2時間)
事後学修 気になった箇所を書き出して整理しておく(2時間)
12 C,F 発表-後半グループ 事前学修 手順を復習しておく(2時間)
事後学修 気になった箇所を書き出して整理しておく(2時間)
13 C,F 録画を視聴して気づいたことをレポートにして提出する。 事前学修 録画を見て、内容を振り返っておく(3時間)
事後学修 授業全体の内容を振り返る(3時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

多数の人数が関わるイベントを企画し、実施することで他者とコミュニケーションをとりながらプロジェクトを実行することができるようになる。
ライブ配信に関わる仕事を知り、自分の志向にあったオペレーションができるようになる。

 ◆習得する資質・能力:知識・理解
デジタルゲームとエンタテインメントコンテンツ分野における基礎的な専門知識を包括的に有し、それらを適切に応用する能力を備えている【DP-B-1-1】【DP-W-1-1】
 ◆習得する資質・能力:汎用的技能
技術の伝達やグループ作業に必要な文章力とコミュニケーション力を有している【DP-B-2-1】【DP-W-2-1】
科学的な思考力で判断決断し、粘り強い意志力で行動し、問題解決に取り組める【DP-B-2-2】【DP-W-2-2】
 ◆習得する資質・能力:総合的な学習経験と創造的思考力
新たな課題に対して、カリキュラム・ポリシーに基づき獲得した知識・技能・態度等を総合的に活用し、解決できる【DP-B-4-1】【DP-W-4-1】

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 10% 100% 100%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 30% 30% 20% 20% 20% 10% 100%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 20% 70% 30% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 40% 20% 30% 20% 30% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 27% 18% 28% 12% 15% 100%

教科書・参考書

教科書や参考書は使用しない。
参考映像やWebサイトなどを授業内で紹介する。

オフィスアワー

場所:6-317
前期:月曜日 16:00-17:30
後期:月曜日 13:30-15:00
※学内外の用務のため、オフィスアワーでも不在の場合があります。

その他

・欠席回数が5回以上の者は課題が提出されていても単位認定されない場合がある。
・定期試験としてレポート試験を行う。
・課題の講評は授業内で行う。

実務経験のある教員による授業科目

民間企業においてテレビ、ラジオ番組の制作・技術を担当した経験がある教員が放送、配信コンテンツの制作について基本技術指導を行う。