2025年度前期基礎力学演習

曜日・時限 木曜日1時限,木曜日2時限 期別 前期 週時間数 0
ナンバリング
開講学科等 医療福祉工学部-医療福祉工学科
医療福祉工学部-健康スポーツ科学科
医療健康科学部-医療科学科
医療健康科学部-健康スポーツ科学科
健康情報学部-健康情報学科 医療工学専攻
健康情報学部-健康情報学科 理学療法学専攻
健康情報学部-健康情報学科 スポーツ科学専攻
教員名 前田 郁弥
前田 郁弥
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%89%8d%e7%94%b0%e3%80%80%e9%83%81%e5%bc%a5

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目的

医療科学科ではヒトを対象とした解析または医療機器などの操作や保守の技術を修得することを目指している。ヒトを対象とした解析や医療機器の保守に不可欠な基礎知識のひとつが物理学であり、その知識と物理学に基づく考え方の理解が必要になる。また臨床工学技士の国家資格においても物理学の知識と理解は重要であり、必ず習得すべきものとなっている。また、理学療法や健康スポーツ分野では運動学、バイオメカニクスの理解のために力学は必須となっている。本講義では、物理学を学ぶための基礎知識である、単位と有効数字、直線運動における位置・速度・加速度、ニュートンの運動の法則を学び、物理学の基本的な考え方を身に付けることを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A,C 物理学とは, 運動の表現(1)単位, 座標, ベクトル,  事前学修 「ベクトル, 座標」について調べる(1時間)
事後学修 「単位, ベクトル, 座標」を復習する(1時間)
2 A,C ベクトル, 有効数字, 運動の表現(2)速度, 加速度 事前学修 「有効数字, 速度, 加速度」について調べる(1時間)
事後学修 「有効数字, 速度, 加速度」を復習する(1時間)
3 A,C 運動の表現(3)1次元の運動 事前学修 「等加速度直線運動」について調べる(1時間)
事後学修 「等加速度直線運動」を復習する(1時間)
4 A,C 運動の表現(4)落下運動 事前学修 「落下運動、鉛直投げ上げ」について調べる(1時間)
事後学修 「落下運動、鉛直投げ上げ」を復習する(1時間)
5 A,C 運動の表現(5)2次元の運動 事前学修 「水平投射、斜方投射」について調べる(1時間)
事後学修 「水平投射、斜方投射」を復習する(1時間)
6 A,C 力と運動(1)力の概念, ニュートンの運動の3法則 事前学修 「力の種類、ニュートンの運動の3法則」について調べる(1時間)
事後学修 「ニュートンの運動の3法則」を復習する(1時間)
7 A,C 力と運動(2)力の釣り合い, 運動方程式① 事前学修 「力の釣り合い」を調べる(1時間)
事後学修 「力の釣り合い、運動方程式」を復習する(1時間)
8 A,C 力と運動(3)運動方程式② 事前学修 「運動方程式の立て方」について復習する(1時間)
事後学修 「2物体の運動方程式」を復習する(1時間)
9 A,C 力と運動(4)摩擦力 事前学修 「摩擦力」について調べる(1時間)
事後学修 「静止摩擦力と動摩擦力」を復習する(1時間)
10 A,C 仕事とエネルギー(1) 仕事と運動エネルギー 事前学修 「仕事と運動エネルギー」について調べる(1時間)
事後学修 「仕事と運動エネルギー」」を復習する(2時間)
11 A,C 仕事とエネルギー(2)仕事率, ポテンシャルエネルギー, 力学的エネルギー保存則 事前学修 「仕事率, ポテンシャルエネルギー, 力学的エネルギー保存則」について調べる(1時間)
事後学修 「仕事率, ポテンシャルエネルギー, 力学的エネルギー保存則」を復習する(2時間)
12 A,C 運動量と衝突(1)運動量と力積, 運動量保存則 事前学修 「運動量と力積, 運動量保存則」について調べる(1時間)
事後学修 「運動量と力積, 運動量保存則」を復習する(2時間)
13 A,C 運動量と衝突(2)2物体の衝突 事前学修 「弾性衝突、非弾性衝突」について調べる(1時間)
事後学修 「弾性衝突、非弾性衝突」を復習する(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

(1)位置・速度・加速度を理解し,物体の運動を数学的に記述できる。
(2)ニュートンの運動法則を説明できる。
(3)物体に働く力を記述でき,運動方程式を立てて解くことができる。
(4)力学的エネルギー保存則から物体の運動を考察できる。
(5)物理的な考え方・科学的思考に基づき、物体の運動や自然現象のしくみを考察し説明できる。

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 60% 60% 20% 20% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 20% 60% 20% 20% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 20% 60% 20% 20% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 60% 20% 0% 20% 0% 100%

教科書・参考書

原康夫 著『基礎物理学』 電子版 (学術図書出版)

オフィスアワー

担当教員の教員室は寝屋川キャンパスのため、質問等がある場合、講義終了時に適宜受け付けます。また、メール(fmaeda@osakac.ac.jp)でも随時対応します。

その他

受講上の注意事項
(1)教科書は電子版です。また授業スライドもMoodleに公開します。それらを授業中に閲覧できるように、パソコンを持参してください。
(2)関数付き電卓を持参してください。(パソコンやスマートフォンの電卓機能でも構いませんが、小テストには持ち込めません)。

実務経験のある教員による授業科目