2025年度前期アクティブシンキング演習

曜日・時限 金曜日3時限 期別 前期 週時間数 4
ナンバリング HW130702
開講学科等 総合情報学部-デジタルゲーム学科
教員名 藤田 高弘
藤田 高弘
職務履歴

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寺山 直哉
寺山 直哉
職務履歴

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目的

人に何かを伝える時、どのような方法がありますか?それは一番、効果的な方法ですか?
クリエイターを目指す者にとって絶対に必要な「能力」・・・それは「企画・構成能力・制作能力・プレゼンテーション能力」であるが、
すべての「能力」の基礎となる最も大切な「チカラ」が「行動力」である。その「行動力」をコントロールしているのが「思考力」である。
自分の考えや意思を正確且つ具体的に伝えるために、どのように思考して、どのように行動する事が一番効果的なのか?
また、その表現方法は「最善の方法」であるのか?、自分達で考えた企画を魅力的に伝えるためには「どのように表現する事が
大切なのか?」など、さまざまな事例を基に学び実践して自ら考えて行動する(伝える)。その過程で自己に最適な思考方法を学び
考察することにより、行動力を身に付けると共に、具体的で効果的な表現方法をマスターすることができるようになる。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A,C 全体ガイダンス~アクティブ・エクスプレス
(行動的な表現方法について学び、考え実践する)
事前学修 シラバスを読んで情報を確認しておく(2時間)
事後学修 身の回りの表現行動を研究すること(3時間)
2 C,F フューチャー・シンキング1
(未来の社会について、自分の将来についてシステマチックに考える)
事前学修 自分の将来の夢について具体的に考えておく(2時間)
事後学修 働く事の意味を考えてみる(3時間)
3 C,F フューチャー・シンキング2
(仕事とは?様々な業種・職業をリサーチ)
事前学修 社会の中の個人の役割を考える(2時間)
事後学修 気になる業種の情報を集めておく(3時間)
4 C,F フューチャー・シンキング3
(自分の未来予想図への道)
事前学修 集めた情報の分析と、戦略方法を考える(2時間)
事後学修 他者の意見も参考に、より実践的な方法を考える(3時間)
5 F,G フューチャー・プレゼンテーション 事前学修 発表内容の確認とリハーサルの実施(2時間)
事後学修 他の発表内容を比較・分析する(3時間)
6 A,C 「行動する」「考える」「表現する」とは?
(表現方法の研究から、テーマに沿った表現方法を考え実践する)
事前学修 同じ言葉から、多くの現象を連想する訓練(2時間)
事後学修 ひとつの事柄を視点を変えて認識できるスキルを身に付ける(2時間)
7 C,F アクティブ・シンキング1
(ゲームの種類や業界を調査・分析)
事前学修 ゲーム業界の現状を調査する(2時間)
事後学修 役割分担した業務範囲を調査しておく(3時間)
8 C,F アクティブ・シンキング2
(ゲームをビジネスとして捉え考える)
事前学修 商品がヒットする理由を調査する(2時間)
事後学修 今、市場で求められているモノとは?(3時間)
9 A,C アクティブ・プランニング1
(具体的に商品企画する)
事前学修 ゲームソフトとハードの進化を調査する(2時間)
事後学修 考えを行動に移すための手段を考える(3時間)
10 C,F アクティブ・プランニング2
(企画内容を理解させる表現方法を考える)
事前学修 自分の考えを他人に伝える方法を考える(2時間)
事後学修 人への相談や意見の調整を、日常的に実践する(2時間)
11 C,F アクティブ・プランニング3
(企画内容をもとに発表方法を考える)
事前学修 自分の考えを他人に伝える方法を考える(2時間)
事後学修 相談や意見の調整を、日常的に実践する(2時間)
12 F,G アクティブ・プレゼンテーション 事前学修 グループ内でリハーサルをして最終確認する(2時間)
事後学修 プレゼンテーション内容を分析する(2時間)
13 A まとめ(行動力・思考力をアップするノウハウ) 事前学修 問題点をピックアップして、その理由を明確にしておく(2時間)
事後学修 さまざまな事象や人間に対して能動的にアクティブシンキングして下さい(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

・グループワークやブレーンストーミングのスキルを身に付け、集団の中で能動的に行動することができる。
・自分の考えを正確に人に伝える方法を身に付け、適切に意思表示することができる。
・グループワークを通して実践的な思考力・行動力を体得することがてきる。
・新たな課題に対して、カリキュラム・ポリシーに基づき獲得した知識・技能・態度等を総合的に活用し解決できる。

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

〇 2023年度以前の入学生
      修得する資質・能力
      ・知識・理解力、応用力 【DP-W-1-1】
      ・コミュニケーション力 【DP-W-2-1】
      ・態度・志向性 【DP-W-3-1】 
      ・創造力 【DP-W-4-1】 

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 30% 10% 20% 20% 40% 10% 100%
プレゼンテーション 30% 30% 40% 10% 10% 10% 100%
レポート、宿題 10% 30% 20% 30% 20% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 10% 10% 30% 10% 20% 30% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 20% 10% 20% 30% 20% 20% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 18% 27% 19% 21% 15% 100%

教科書・参考書

基本的に無し。適時、必要書類を配布する。

オフィスアワー

藤田・オフィスアワー
(前期授業期間中) 毎週火曜日16:30~17:30・10-402(教員室)
(後期授業期間中) 毎週月曜日16:30~17:30・10-402(教員室)
(注・事前にメールでアポイントをお願いします。fujita@oecu.jp)

寺山・オフィスアワー
前期授業期間中:毎週火曜日17:45~19:30・6-328(教員室)もしくは事前アポの上でオンライン
後期授業期間中:毎週火曜日15:50~17:35・6-328(教員室)もしくは事前アポの上でオンライン
(学内外の用務のためオフィスアワーでも不在の可能性があるので、事前にアポイントメントを頂ければ確実です。terayama@oecu.jp)

その他

課題、レポートのフィードバックは13週の「合評・まとめ」で相互評価として行う。

実務経験のある教員による授業科目

ビジネスシーンやイベント会場でセールスプロモーション企画、映像コンテンツの制作や映像中継システムの運用など、実際の現場で多くのメディア・プロモーション業務を企画・制作している教員が担当。履修学生にプランニングの基礎から実践的なグループワークの運営方法や効果的なプレゼンテーション手法まで、実際のワーキングから制作発表までの流れを通してノウハウを体得させる。