2025年度前期メディア表現演習

曜日・時限 水曜日1時限 期別 前期 週時間数 0
ナンバリング
開講学科等 総合情報学部-ゲーム&メディア学科
教員名 ナガタタケシ
ナガタタケシ

目的

デジタルカメラ、スマートフォン、VR機器など多種多様なコンピュータを内蔵する機器を絵筆の用に手の感覚で操作し使いこなせることを目指す。Blender等のDCC(Digital Content Creation)ツールの応用。スマートフォンを用いたAR表現やヘッドマウントディスプレイを用いたVR表現など、三次元造形制作および発表の可能性を研究する。またその都度、関連する作品の鑑賞を行う。応用としてメタバース空間の構築を行う。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 C デジタルカメラを使った表現 アイスブレイク 事前学修 シラバスを読む。(1時間)
事後学修 できた作品を動画や写真にしてまとめてポートフォリオの準備をする。(1時間)
2 C Aパート 【フォトグラメトリー】
二人一組になって、複数枚の写真から3D造形データを取得するフォトグラメトリーに挑戦する。(人物編)
撮影したデータを一つの3D空間に置く、ARで鑑賞する。
事前学修 アプリのダウンロード、Blenderインストールしておく。(2時間)
事後学修 AR化できなかった人は動画をみて学習。ARにできた人は、自主的に日常の一部をフォトグラメトリー撮影する。(食べ物編)動画キャプチャーにして提出(1時間)
3 C Aパート 【フォトグラメトリー】
複数枚の写真から3D造形データを取得するフォトグラメトリーを習得(建物編)
事前学修 撮影した3Dをダウンロードしておく。Blenderインストールしておく。(3時間)
事後学修 できた作品を3Dデータや動画に保存してまとめてポートフォリオに備える。(2時間)
4 C Aパート 【フォトグラメトリー】撮った3DデータをBlenderに並べ、ポートフォリオにし発表 事前学修 adobe substance 3D modelerのダウンロード(3時間)
事後学修 授業内に終わらなかった場合は続きを制作する。(2時間)
5 C Bパート【デジタルスカルプティング】adobe substance 3D modelerでデジタルスカルプティングを学ぶ
プリミティブからモデリングを行う。
事前学修 adobe substance 3D modelerのダウンロード(3時間)
事後学修 授業内に終わらなかった場合は続きを制作する。(2時間)
6 C Bパート【デジタルスカルプティング】adobe substance 3D modelerでデジタルスカルプティングを学ぶ
仕上げやマテリアルの変更などをする。
事前学修 adobe substance 3D modelerのダウンロード(3時間)
事後学修 授業内に終わらなかった場合は続きを制作する。(2時間)
7 C Bパート【デジタルスカルプティング】データをまとめてポートフォリオにし発表。
グループワークなどをするときのデータの管理、整理の仕方などを学ぶ
事前学修 今まで作ったデータをまとめておく。(3時間)
事後学修 授業内でのアドバイスを生かして、ポートフォリオを修正しておく。(2時間)
8 C Cパート【メタヴァース空間をつくる。】チーム分けと大まかな方針をかためる。ワールドの資料集めて共有。AIやアセット、ゲームなど実際に体験し、レポートを作成 事前学修 どんなメタヴァース空間があるのか事前に調査しておく。(3時間)
事後学修 話し合いの内容に沿って、世界観や色味、時代設定、アセットなど探してレポート(2時間)
9 C Cパート【メタヴァース空間をつくる。】ロブロックスでワールド制作 事前学修 事前に置きたいアセットや3Dなど準備しておく。(3時間)
事後学修 制作時間で足りないチームは引き続き制作。ポートフォリオ用にも作業途中のものを保管しておく。(2時間)
10 C Cパート【メタヴァース空間をつくる。】ロブロックスでワールド制作、AIで音楽制作 事前学修 ワールドに必要な音楽、効果音、ゲームなどのリサーチ(3時間)
事後学修 制作時間で足りないチームは引き続き制作。ポートフォリオ用にも作業途中のものを保管しておく。(2時間)
11 C Cパート【メタヴァース空間をつくる。】ロブロックスでワールド、ゲーム制作を学ぶ。 事前学修 ワールドに必要な音楽、効果音、ゲームなどのリサーチ(3時間)
事後学修 制作時間で足りないチームは引き続き制作。ポートフォリオ用にも作業途中のものを保管しておく。(2時間)
12 C Dパート【ポートフォリオ】できたワールドを別チームに体験してもらい、記録を撮る。ポートフォリオにまとめる。 事前学修 ポートフォリオをまとめるためにデータを整理しておく。(3時間)
事後学修 ABCのポートフォリオ提出(2時間)
13 C Dパート【ポートフォリオ】ABCパートで制作した作品をまとめる。ポートフォリオを発表する。 事前学修 修正のコメントがある場合はブラッシュアップをしておく。(3時間)
事後学修 ポートフォリオ提出(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

頭で想像したイメージを3次元的にデジタイズできる様になることを目標とし、習得した技術を応用し受講者各々の思考を芸術作品(メディアアート)として昇華させる発想力を身につける。
本科目に関連するディプロマ・ポリシー項目

〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

〇 2023年度以前の入学生
  修得する資質・能力: 知識・理解力 【DP-B-1-1】 
  修得する資質・能力: 創造力 【DP-B-6-1】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 100% 50% 50% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 50% 0% 0% 0% 50% 100%

教科書・参考書

なし

オフィスアワー

月曜日午後 場所は、meetです。あらかじめ面談予約をとってください。予約はこちらからお願いします。
https://calendar.app.google/S3xv9u8XacG2bv1p8

その他

教室のキャパシティにより、履修制限を行う可能性がある。

実務経験のある教員による授業科目

ナガタタケシ
現代美術家、映像作家、コマーシャルフィルムのディレクション(UNIQLOカレンダーほか)CGアニメーション(機動戦士ガンダムSEEDほか)、ゲーム・アニメーションデザイン(メタルギアソリッドピースウォーカー他)、テレビ番組、テレビコマーシャル、ミュージックビデオ、近年は大阪電気通信大学YouTubeチャンネルでのVtuberプロジェクトなど、実際の映像制作現場で企画・制作経験のある教員が担当する。履修学生には上記の経験を活かし、人を楽しませるコンテンツ制作のノウハウを具体的に実践から学ぶ。