2025年度後期サウンドデザイン演習

曜日・時限 木曜日２時限 期別 後期 週時間数 4
ナンバリング HB130702
開講学科等 総合情報学部-デジタルゲーム学科
総合情報学部-ゲーム＆メディア学科
教員名 森田　浩司
森田　浩司
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%a3%ae%e7%94%b0%e3%80%80%e6%b5%a9%e5%8f%b8

教員情報データベースに遷移します

目的

この科目は、サウンド制作、音響制作に興味を持つ初級、中級者を対象に行う実習科目である。
また、ライブイベントなどを想定したPAシステムの計画や機材オペレーションについても実践しながら身につけることを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A 【ガイダンス】
授業の概要、シラバスの内容について説明。

【DAWソフトの紹介】
「GarageBand」の紹介。
基本機能、ループ音源の使い方などの説明。
サウンドライブラリのダウンロードの案内。		 事前学修 シラバスをよく読んでくる。(2時間)
事後学修 GarageBandの公式Webサイトを見て、ソフトの概要とできることを確認しておく。(2時間)
2 C,E 【課題1：GarageBandで作るループ楽曲】
ループ音源を使って短い楽曲を制作する。
完成した楽曲を書き出して提出する。		 事前学修 GarageBandのループ音源を聴いてみてお気に入りのループを見つけておく。(2時間)
事後学修 授業で作った楽曲以外にもう1曲制作してみる(3時間)
3 C,E 【課題1：GarageBandで作るループ楽曲】
提出された作品を試聴する。

【課題2：AI作曲をやってみる】
AI作曲サービスを紹介する。		 事前学修 Webで「AI作曲」を調べてサービスの概要を確認しておく。(2時間)
事後学修 更なる手直しをするか別な楽曲を制作してみる。(3時間)
4 C,E 【課題2：AI作曲をやってみる】
AI作曲サービスで曲を作ってみる。		 事前学修 作る曲のイメージを固めておく。(3時間)
事後学修 曲を仕上げてくる。(2時間)
5 C,F 【課題2：AI作曲をやってみる】
提出された作品を試聴する。		 事前学修 他の人の提出作品を聞いておく。(2時間)
事後学修 他のサービスを使って違いを確認しておく。(3時間)
6 C,F 【課題3：クイズイベントを考える-企画-】
イベントの企画内容を考える。		 事前学修 行うべきタスクを整理しておく。(2時間)
事後学修 完成しなかったタスクを整理しておく。(2時間)
7 A,F 【課題3：クイズイベントを考える-サウンドシステムを考える-】
必要な音響機材を検討し、基礎的な知識を学ぶ。		 事前学修 PAシステムについて調べておく。(2時間)
事後学修 授業で説明したことまとめておく。(2時間)
8 C,F 【課題3：クイズイベントを考える-リハーサル-】
リハーサルを行う。		 事前学修 やるべきこと、必要な準備物を整理しておく。(2時間)
事後学修 リハーサルで見つかった問題などを解決する。(2時間)
9 C,F 【課題3：クイズイベントを考える-発表-】
考えたイベントを実践する。前半グループ。		 事前学修 やるべきタスクを挙げておく。(2時間)
事後学修 後日、振り返りができるように受け手の反応を記録しておく。(2時間)
10 C,F 【課題3：クイズイベントを考える-発表-】
考えたイベントを実践する。後半グループ。		 事前学修 できたこととできなかったことを振り返る。(2時間)
事後学修 次回に活かせることをまとめておく。(2時間)
11 C,E 【課題3：クイズイベントを考える-振り返る-】
自身の内容を振り返り、レポートを作成する

【課題4：映像に音をつける】
指示された映像に適切な音をつける課題の紹介		 事前学修 映像に音をつける工程を調べておく。(3時間)
事後学修 作品の音のイメージを膨らませておく。(2時間)
12 C,E 【課題4：映像に音をつける】
作業時間		 事前学修 自分が行う作業項目をまとめておく。(3時間)
事後学修 できる工夫を追加しておく。(3時間)
13 A 【課題4：映像に音をつける】
提出された作品を視聴する。		 事前学修 作品を完成させて提出する。(3時間)
事後学修 できたこととできなかったことをまとめておく。(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業（通常の講義）
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク（ディスカッション・ディベートを含む）
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業　連携型学習
  • I:その他

到達目標

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科名称のカリキュラムポリシー下段の
　「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

◯2023年度以前の入学生
　◆習得する資質・能力：知識・理解
デジタルゲームとエンタテインメントコンテンツ分野における基礎的な専門知識を包括的に有し、それらを適切に応用する能力を備えている【DP-B-1-1】【DP-W-1-1】
・DAW(GarageBand)について理解し、簡単な音声編集、MA編集ができる。
・PAやサウンドシステムについて理解し、小規模なシステムを構築し操作することができる。

◆習得する資質・能力：汎用的技能
技術の伝達やグループ作業に必要な文章力とコミュニケーション力を有している【DP-B-2-1】【DP-W-2-1】
科学的な思考力で判断決断し、粘り強い意志力で行動し、問題解決に取り組める【DP-B-2-2】【DP-W-2-2】
・目的に応じたイベントの内容を他者と相談しながら考え企画を進めることができる。
・立案した企画内容を他者に理解してもらえるように説明できる。

新たな課題に対して、カリキュラム・ポリシーに基づき獲得した知識・技能・態度等を総合的に活用し、解決できる【DP-B-4-1】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 10% 80% 20% 100%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 30% 10% 30% 40% 20% 100%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢（ノート、質疑など） 0%
作品、パフォーマンス（実技、実演） 60% 30% 30% 40% 100%
その他1(具体的に： 0%
その他2(具体的に： 0%
100% 29% 29% 12% 0% 30% 100%

教科書・参考書

教科書は特に指定しない。

本授業で扱う内容からさらに深い知識を得たい場合は以下の書籍が参考になる。
「新・レコーディング/ミキシングの全知識」杉山勇司/リットーミュージック

オフィスアワー

場所：6-317
前期：月曜日 16:00-17:30
後期：月曜日 13:30-15:00
※学内外の用務のため、オフィスアワーでも不在の場合があります。

その他

本授業ではDAWソフトとしてApple社製「GarageBand」を紹介し使用する。
「GarageBand」以外のソフトでの制作も認めるが、その操作方法は各自で調べ対応すること。
面接授業を受ける場合は、イヤホンやヘッドホンを持参し使用すること。
出席を集計した中で欠席回数が5回以上だった者は単位認定されない場合がある。
提出された課題ファイルが教員の再生環境で再生できない場合はファイルが存在していても提出したものと認めない。
提出された課題の講評は授業内で行う。

実務経験のある教員による授業科目

民間企業においてテレビ、ラジオ番組の制作・技術を担当した経験がある教員が放送、配信コンテンツの制作について基本技術指導を行う。
戻る