2025年度後期デジタルファブリケーション演習

曜日・時限 木曜日4時限 期別 後期 週時間数 0
ナンバリング
開講学科等 総合情報学部-ゲーム&メディア学科
教員名 田中 健司
田中 健司
職務履歴

目的

この授業は、デジタルファブリケーションに興味を持つ、3年生を対象とした実習科目である。
この授業では、3Dプリンタやレーザー加工機をはじめとする様々なデジタル工作機器の使用方法とデジタルファブリケーション全般について学ぶことを目的とする。
デジタルファブリケーションとは、デジタルデータをもとに3Dプリンタやレーザー加工機をはじめとするデジタル工作機械を使用して物を制作する技術のことである。これまで高度な技術と設備でしか制作できなかったものが個人レベルで制作できるようになり、新しいイノベーション、新しい経済、新しい働き方が生まれると期待されている。
実習の他に、最新科学技術の獲得と現在どのような分野でどう利用されているのかについて特別講義を行い、それらを適切に応用する能力を身に付けることを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A ガイダンス
・この授業で学修すること、および授業の実施方法・評価方法について解説を行う。
事前学修 この授業を受けるにあたり、シラバスをよく読み、自分がどんな事を学ぼうとしているか考え、必要なノートPCの機能やソフトウェアの使用について予習しましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
2 A デジタルファブリケーション入門 
・レーザー加工機とは
・3Dプリンターとは
・Learn, Make, Share(学び、作り、分かち合おう)
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
3 A,C レーザー加工機 制作実習(1) 
・レーザー加工機 ガイダンスとレクチャー
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
4 A,C レーザー加工機 制作実習(2) 
・レーザー加工機による加工実習
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
5 A,E レーザー加工機 制作実習(3) 
・自立するグラフィック
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
6 A,C 3Dソフト(tinkercad、womp3D)の基本操作
・インストールとアカウント登録
・基本操作
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
7 A,C 3D造形データの制作(1)
・図形による造形
・パスデータの読み込み
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
8 A,C 3D造形データの制作(2)
・有機的な造形
・造形の練習
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
9 A,C 作品制作(1)
・ここまで学習してきたことを振り返り、素材や制作方法の実験を行う。
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
10 A,C 作品制作(2)
・ここまで学習してきたことを振り返り、素材や制作方法の実験を行う。
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
11 A,C 作品制作(3)
・ここまで学習してきたことを振り返り、素材や制作方法の実験を行う。
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(4時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(4時間)
12 A,C 展示発表の準備
・OECU Museでの展示準備を行う。
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(4時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(4時間)
13 A,C,G 制作物のプレゼンテーションと技術のシェア
・展示設営、記録撮影
・ポートフォリオの制作
・レポートの作成
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(4時間)
事後学修 課題提出に備え、課題の制作条件や提出のルール、期限などを確認しましょう。(4時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

(1)知識・理解・応用力【DP-B-1-1】【DP-W-1-1】
(デジタルゲームとエンタテインメントコンテンツ分野における基礎的な専門知識を包括的に有し、それらを適切に応用する能力を備えている。)
・3Dプリンタ、レーザー加工機などのデジタル工作機器を使用できる。
・3Dプリンタ、レーザー加工機などのデジタル工作機器で出力するためのデータを作成できる。

(2)汎用的技能【DP-B-2-1】【DP-W-2-1】
(技術の伝達やグループ作業に必要な文章力とコミュニケーション力を有している。)
・技術やノウハウを文章や写真を構成してWebメディアを通じて発信でき、またそのメリットについて理解できる。

(3)態度・志向性【DP-B-3-1】【DP-W-3-1】
(知識や技術を用いて、社会の発展のために貢献できる。)
・デジタルファブリケーションが社会でどのように広がり、活用されているか理解できる。

(4)総合的な学習経験と創造的思考力【DP-B-4-1】【DP-W-4-1】
(新たな課題に対して、カリキュラムポリシーに基づき獲得した知識・技能・態度等を総合的に活用し、解決できる。)
・デジタル工作機器を使うメリットとデメリットを理解し、そのほかの加工方法とも合わせて比較検討することができる。

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 30% 30% 30% 20% 10% 10% 100%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 10% 15% 10% 25% 25% 25% 100%
レポート、宿題 40% 30% 30% 20% 10% 10% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 20% 15% 10% 25% 25% 25% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 26% 24% 22% 14% 14% 100%

教科書・参考書

必要な資料、参考書はMoodleで告知します。 

オフィスアワー

質問についてはt-kenji@oecu.jpに連絡してください。

その他

・Moodleに授業毎の資料が公開されていますので、事前学修をして授業に臨んでください。
・授業毎に課題提出による出席確認および採点・評価を行います。
・授業内で課される提出課題は締め切りまでに提出してください。
・授業内の練習課題は、提出締切の翌週に授業内で講評を行い、解答例を提示します。
・施設見学の日程は、都合によって変更になる可能性があります。
・MacOSの基本的な操作を事前に学修しておいてください。
・マウス、またはペンタブレットなどの入力デバイスを各自用意してください。

実務経験のある教員による授業科目