2025年度後期イラストレーション演習

曜日・時限 水曜日2時限 期別 後期 週時間数 0
ナンバリング
開講学科等 総合情報学部-ゲーム&メディア学科
教員名 倉地 宏幸
倉地 宏幸
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%80%89%e5%9c%b0%e3%80%80%e5%ae%8f%e5%b9%b8

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目的

この授業は、イラストレーションに興味を持つ、2年生を対象とした実習科目である。
「イラストレーション」という言葉の定義は様々である。一般的にはイラストレーターはアーティストであり、自分の世界観があり、自己表現を追求する人だと捉えられていることが多いが、イラストレートという言葉の語源が、ラテン語の「照らす」「明るくする」という意味の語であり、これが転じて「分かりやすくする」という意味になったものである通り、イラストレーションには、文章やデータの一覧表を見ただけでは掴みにくい内容を具体的にイメージできるものにする大きな役割がある。
そのため、イラストレーションは、アニメやゲームだけに必要な表現ではなく、教育、医療、政治など社会のあらゆる分野で必要な技術であるといえる。
この授業は、イラストレーションを適切に応用する能力を身に付けることを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A, C ガイダンス
(前半)授業概要、評価方法、使用ツールの説明
(後半)ワークショップ「木をかこう」
事前学修 この授業を受けるにあたり、シラバスをよく読み、自分がどんな事を学ぼうとしているか考え、必要なノートPCの機能やソフトウェアの使用について予習しましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
2 A, C (前半)イラストレーションの歴史(1)
・イラストレーションはどのようにして発展してきたか
(後半)クリエイティブ・コーディング(1)
・p5jsの基本操作
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
3 A, C (前半)イラストレーションの歴史(2)
・挿絵と印刷技術の深い関わり
(後半)クリエイティブ・コーディング(2)
・p5jsを用いたグラフィックの制作
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
4 A, B, C (前半)イラストレーションの歴史(3)
・挿絵と印刷技術の深い関わり
(後半)クリエイティブ・コーディング(3)
・p5jsを用いたグラフィックの制作
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
5 A, B, C (前半)ことばとイメージ(1)
・挿絵本から絵本への進化
(後半)伝えるためのイラストレーション(1)
制作のプロセス「調べる・編集する」
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
6 A, B, C (前半)ことばとイメージ(2)
・言葉と絵の相互補完
(後半)伝えるためのイラストレーション(2)
・制作のプロセス「表現する」
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
7 A, C (前半)カラー&ライト(1)色彩を描く
・配色技法
(後半)カラー&ライト(2)光を描く
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
8 A, C 特別講師によるレクチャー
・フォトグラム1
※講師の都合により日程が変更になる可能性がある。
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
9 A, C 特別講師によるレクチャー
・フォトグラム2
※講師の都合により日程が変更になる可能性がある。
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
10 A, B, C 作品制作(1)
・コンセプトメイキング
・印刷原稿制作の際の注意点
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
11 A, B, C 作品制作(2)
・イラストレーション・コントロール(1)
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
12 A, B, C 作品制作(3)
・イラストレーション・コントロール(2)
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(4時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(4時間)
13 A, B, C 最終課題のガイダンスとレクチャー/ポートフォリオの制作
・これまでの学習内容を統合した総合課題を提示し、評価基準と取り組み方についてレクチャーする。
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(4時間)
事後学修 課題提出に備え、課題の制作条件や提出のルール、期限などを確認しましょう。(4時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

本科目に関連するディプロマポリシー項目
・2024年度以降の入学生
下記リンク先のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/isa/gm/

・2023年度以前の入学生
(1)知識・理解・応用力【DP-B-1-1】【DP-W-1-1】
(2)汎用的技能【DP-B-2-1】【DP-W-2-1】
(3)態度・志向性【DP-B-3-1】【DP-W-3-1】
(4)総合的な学習経験と創造的思考力【DP-B-4-1】【DP-W-4-1】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 50% 15% 15% 20% 25% 25% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 10% 25% 25% 50% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 40% 15% 15% 20% 25% 25% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 16% 14% 20% 28% 22% 100%

教科書・参考書

・必要な資料、参考書は全てMoodleのコース内で告知します。

オフィスアワー

・オフィスアワーは後期授業期間中の月曜の5限目(17:45~19:30)に行っています。面談希望者は事前にkurachi@oecu.jpに連絡してください。

その他

・定期試験・レポート試験ではなく、試験期間中に最終課題を(レポート試験に相当)を課します。
・Moodleに授業毎の資料が公開されていますので、事前学修をして授業に臨んでください。
・授業毎に課題提出による出席確認および採点・評価を行います。
・提出締切の翌週に授業内で講評を行い、解答例を提示します。
・MacOSの基本的な操作を事前に学修しておいてください。
・AdobePhotoshop、Illustratorを使用しますので、AdobeCCライセンスを更新しておいてください。
・Adobe Photoshop、Illustratorの基本的な操作(ツールの位置、メニューバーのコマンドの位置など)を事前に学修しておいてください。
・マウス、またはペンタブレットなどの入力デバイスを各自用意してください。
・特別講義の日程は、講師の都合によって変更になる可能性があります。

実務経験のある教員による授業科目

教員の実務経験:イラストレーター
内容:イラスト制作の学修を通して、イラストレーションの基礎技能の修得のための実習を行う。