2025年度前期メディアアート演習

曜日・時限 月曜日4時限 期別 前期 週時間数 0
ナンバリング
開講学科等 総合情報学部-ゲーム&メディア学科
教員名 田中 健司
田中 健司
職務履歴

目的

メディアアート演習では、「メディアアート」がどのような分野、作品があるのかを学ぶと同時にさまざまなテクノロジーを使った制作を行います。
メディアアートの概念を理解し、さまざまなテクノロジー、ソフト、サービス(映像、CG、、プログラミング、AI)を体験することで、知識や興味の幅を広げることにつながればと考えています。
テクノロジーやツールを積極的に用いて、アイデアを実現する手段を経験し解決力や達成力を習得することが目的です。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 遠隔授業:A,C 講義 「メディアアートの魅力1」作品や傾向について解説を行う。
演習は、AIを使った着彩を行う。
事前学修 シラバスを読む。メディアアートや最新の映像表現ついて調べる。(2時間程度)
事後学修 アンケートに答える。授業で紹介した中で、興味のある作品やアーティストを調べる。(2時間程度)
2 遠隔授業:A,C 講義 「メディアアートの魅力2」作品や傾向について解説を行う。
演習は、カメラや映像を使って3Dデータを作る。
事前学修 シラバスを読む。メディアアートや最新の映像表現ついて調べる。(2時間程度)
事後学修 アンケートに答える。授業で紹介した中で、興味のある作品やアーティストを調べる。(2時間程度)
3 遠隔授業:A,C 講義 「SF映画とテクノロジーについて」
演習は、p5jsとchatgptを使ってプログラミングを行う。
事前学修 シラバスを読む。SF映画やp5js、chatgptついて調べる。(2時間程度)
事後学修 アンケートに答える。授業で紹介した中で、興味のあるツールやテクノロジーを調べる。(2時間程度)
4 遠隔授業:A、C 講義「アニメーションについて」
演習は、Google Earth Studioで映像を制作する。
事前学修 リサーチをしてわからないことや疑問点があるかまとめておく。(2時間程度)
事後学修 アンケートに答える。制作の続きを行う。分からないことを確認し、調べておく。(2時間程度)
5 遠隔授業:A、C 講義「生成AIについて」
演習は、abobeの生成AIを使い制作を行う。
事前学修 リサーチをしてわからないことや疑問点があるかまとめておく。(2時間程度)
事後学修 アンケートに答える。制作の続きを行う。分からないことを確認し、調べておく。(2時間程度)
6 遠隔授業:A、C 動画と生成AIについて 事前学修 リサーチをしてわからないことや疑問点があるかまとめておく。(2時間程度)
事後学修 アンケートに答える。制作の続きを行う。分からないことを確認し、調べておく。(2時間程度)
7 遠隔授業:A、C パターンデザインについて
演習は、図形、平面構成の基礎を学び、パターンを制作する。
事前学修 リサーチをしてわからないことや疑問点があるかまとめておく。(2時間程度)
事後学修 アンケートに答える。制作の続きを行う。分からないことを確認し、調べておく。(2時間程度)
8 遠隔授業:A、C 文字と音声について
演習は、音声読み上げツールを使った学習と制作を行う。
事前学修 リサーチをしてわからないことや疑問点があるかまとめておく。(2時間程度)
事後学修 アンケートに答える。制作の続きを行う。分からないことを確認し、調べておく。(2時間程度)
9 遠隔授業:A、C 生成AIと3Dについて 事前学修 リサーチをしてわからないことや疑問点があるかまとめておく。(2時間程度)
事後学修 アンケートに答える。制作の続きを行う。分からないことを確認し、調べておく。(2時間程度)
10 遠隔授業:A、C 3DアニメーションとARについて 事前学修 リサーチをしてわからないことや疑問点があるかまとめておく。(2時間程度)
事後学修 アンケートに答える。制作の続きを行う。分からないことを確認し、調べておく。(2時間程度)
11 遠隔授業:A、E 最終課題の説明
さまざまな技術を組み合わした作品を紹介する。
事前学修 授業中で学んだ表現やソフトを復習し、組み合わせを考える。(4時間程度)
事後学修 アンケートに答える。どのような表現を行いたいか検討する。(4時間程度)
12 遠隔授業:A、E 最終課題の企画、制作を行う。
授業中に学んだ技術やソフトを複数合わせて、作品を制作する。
事前学修 授業中で学んだ表現やソフトを復習し、組み合わせを考える。(4時間程度)
事後学修 アンケートに答える。どのような表現を行いたいか検討する。(4時間程度)
13 遠隔授業:E、F、G 最終課題の講評を行う。 事前学修 授業で学んだこと、調べたこと、制作してことについて整理を行う。(4時間程度)
事後学修 アンケートに答える。授業の感想をレボートにして提出する。(4時間程度)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

修得する資質・能力: 知識・理解力、応用力、コミュニケーション力【DP-W-1-1】【DP-W-2-1】【DP-B-1-1】【DP-B-2-1】
1.さまざまなツールやアプリケーションについて、理解ができる。
2.デジタル表現や手法について、説明ができるようになる。

修得する資質・能力:態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力【DP-W-3-1】【DP-W-4-1】【DP-B-3-1】【DP-B-4-1】
1. アプリケーションやサービスをもちいて作品を計画して、目標を達成できるようになる。
2.さまざまなツールやアプリケーションに触れることで、制作に必要な情報やツールに知識を増やし調査する力をつける。

<ディプロマポリシーとの関連>
デジタルゲーム学科の定めるディプロマポリシー【DP-W-1-1】【DP-W-2-1】【DP-W-3-1】【DP-W-4-1】
およびゲーム&メディア学科の定めるディプロマポリシー【DP-B-1-1】【DP-B-2-1】【DP-B-3-1】【DP-B-4-1】の達成に関与する。

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 20% 30% 10% 30% 30% 100%
レポート、宿題 30% 10% 20% 10% 40% 20% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 10% 40% 30% 30% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 40% 10% 30% 40% 20% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 17% 20% 12% 28% 23% 100%

教科書・参考書

『メディア・アート創世記ー科学と芸術の出会い』 坂根厳夫
『メディア芸術アーカイブス 15 YEARS OF MEDIA ARTS』古屋 蔵人 (編集), 庄野 祐輔 (編集), 塚田 有那 (編集) 
『プロジェクションマッピングの教科書』田中健司

オフィスアワー

質問についてはt-kenji@oecu.jpに連絡してください。

その他

コンピュータを持参して下さい。新しいソフトやサービスがインストールまたは使用できるようにコンピューターの環境を整えてください。

各回、小課題、アンケートを提出します。
授業の後半には、自由課題の小作品の制作を行い、提出します。
【課題(試験・レポート等)に対するフィードバックの実施】
作品の講評を行い、評価できる点と反省すべき点を伝える。
学生も各作品の評価をアンケートで行う。客観的な評価についても、最終的にリスト化して、授業終了後にメールにて配布を行う。

実務経験のある教員による授業科目

2004年よりプロジェクションマッピングを多数制作している。NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]のエマージェンシーズ!026、六甲ミーツアート芸術散歩、徳島LEDアートフェスティバル2016にて、メディアインスタレーションを発表。著書『プロジェクションマッピングの教科書』がある。芸術祭のテクニカルスタッフを担当したことが、さまざまなアーティストの技術サポートを経験している。さまざまな作品やテクノロジーやツールを通じて、ものづくりや作品づくりについて、講義を行う。