2025年度前期グラフィックデザイン演習2

曜日・時限 月曜日3時限 期別 前期 週時間数 0
ナンバリング
開講学科等 総合情報学部-ゲーム&メディア学科
教員名 倉地 宏幸
倉地 宏幸
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%80%89%e5%9c%b0%e3%80%80%e5%ae%8f%e5%b9%b8

教員情報データベースに遷移します

目的

この科目は、グラフィックデザイン、ビジュアルコミュニケーションに興味を持つ2年生を対象とした演習科目である。
この授業では、「グラフィックデザイン演習1」で学んだ、デザインを支える色、形、文字を用いた図形処理・画像処理の理論と技術を応用したインフォグラフィックスの制作を通して情報デザインのプロセスを理解し、複雑な情報を分かりやすく伝えるデザインの役割について学ぶことを目的とする。
具体的には以下の内容についての実習と講義を行う。
(1)我々が周囲のものを認識する際に、人間の視覚と認知に影響を与える要因にはどのようなものがあるかについて知ることで、ユーザーの目を引く手法の根拠を理解し、そのための効果とその方法について学ぶ。
(2)人間の色覚の特性と、色に依存した情報伝達を行う対話型システムにおける色使いのガイドラインについて学ぶ。
(3)デジタルカメラによる撮影とライティングについて理解し、視覚表現を制御する方法を学ぶ。
(4)文字や形で情報を伝える際、秩序立った構造を用いて情報を構造化する効果とその方法について学び、ユーザービリティ、アクセシビリティを設計する能力を身につける。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A, C ガイダンス 
(前半)授業概要、評価方法、使用ツールの説明。
(後半)伝わるデザインと伝わらないデザイン
・グラフィックデザイン演習1最終課題の振り返り
事前学修 この授業を受けるにあたり、シラバスをよく読み、自分がどんな事を学ぼうとしているか考え、必要なノートPCの機能やソフトウェアの使用について予習しましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
2 A, C 情報を伝えるデザインの基本(1)
(前半)デザインの歴史(1)インダストリアルデザイン
(後半)絵文字・アイコン・ピクトグラムの歴史
・Adobe Illustratorを使った図形処理(1)エレメントを用いたピクトグラムの制作
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
3 A, C 情報を伝えるデザインの基本(2)
(前半)デザインの歴史(2)日本のデザイン
(後半)マーク、シンボル、ロゴタイプとは何か
・Adobe Illustratorを使った図形処理(2)エレメントを用いたピクトグラムの制作
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
4 A, C 情報を伝えるデザインの基本(3)
(前半)トーンを用いた配色
・色彩調和と配色技法/アクセシビリティ対応
(後半)Adobe Illustratorを使った図形処理(4)ロゴタイプの制作[1]
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
5 A, C 情報を伝えるデザインの基本(4)
(前半)スイススタイルのグリッドデザイン
(後半)Adobe Illustratorを使った図形処理(5)ロゴタイプの制作[2]
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
6 A, C 画像制作の技術(1)「カメラ1」
(前半)基本操作/画角と焦点距離
(後半)デジタル一眼レフカメラによる撮影実習
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
7 A, C 画像制作の技術(2)「カメラ2」
(前半)絞りとシャッタースピード/被写界深度
(後半)デジタル一眼レフカメラによる撮影実習
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
8 A, C 画像制作の技術(3)「ライティング」
(前半)光の種類・向き・色
(後半)デジタル一眼レフカメラによる撮影実習
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
9 A, B, C インフォグラフィックの制作(1)
(前半)情報の構造と文字の読みやすさ
(後半)PowerPointのスライド制作の基本
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
10 A, B, C インフォグラフィックの制作(2)
さまざまなグラフ表現
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
11 A, B, C インフォグラフィックの制作(3)
写真と文字のレイアウト
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(2時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(2時間)
12 A, B, C インフォグラフィックの制作(4)
スライドマスターの活用
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(4時間)
事後学修 解りにくかったところがあれば、次週までに担当教員に質問して理解を深め、自分でも教科書・参考書を用いて演習を十分に行いましょう。(4時間)
13 A, B, C 最終課題のガイダンスとレクチャー
・これまでの学習内容を統合した総合課題を提示し、評価基準と取り組み方についてレクチャーする。
事前学修 授業の資料に示された課題に取り組み、分からなかったところ、できなかったところを授業時間に質問できるように準備しておきましょう。(4時間)
事後学修 課題提出に備え、課題の制作条件や提出のルール、期限などを確認しましょう。(4時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

本科目に関連するディプロマポリシー項目
・2024年度以降の入学生
下記リンク先のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/isa/gm/

・2023年度以前の入学生
(1)知識・理解・応用力【DP-B-1-1】【DP-W-1-1】
(2)汎用的技能【DP-B-2-1】【DP-W-2-1】
(3)態度・志向性【DP-B-3-1】【DP-W-3-1】
(4)総合的な学習経験と創造的思考力【DP-B-4-1】【DP-W-4-1】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 50% 15% 15% 20% 25% 25% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 10% 25% 25% 50% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 40% 15% 15% 20% 25% 25% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 16% 14% 20% 28% 22% 100%

教科書・参考書

・必要な資料、参考書は全てMoodleのコース内で告知します。

オフィスアワー

・オフィスアワーは前期授業期間中の月曜の5限目(17:45~19:30)に行っています。面談希望者は事前にkurachi@oecu.jpに連絡してください。

その他

・定期試験・レポート試験ではなく、試験期間中に最終課題を(レポート試験に相当)を課します。
・Moodleに授業毎の資料が公開されていますので、事前学修をして授業に臨んでください。
・授業毎に課題提出による出席確認および採点・評価を行います。
・提出締切の翌週に授業内で講評を行い、解答例を提示します。
・MacOSの基本的な操作を事前に学修しておいてください。
・AdobePhotoshop、Illustrator、XDを使用しますので、AdobeCCライセンスを更新しておいてください。
・Adobe Photoshop、Illustrator、XDの基本的な操作(ツールの位置、メニューバーのコマンドの位置など)を事前に学修しておいてください。
・マウス、またはペンタブレットなどの入力デバイスを各自用意してください。

実務経験のある教員による授業科目

教員の実務経験:グラフィックデザイナー

内容:画像処理、図形処理、配色の学修を通して、グラフィックデザインの基礎技能の修得のための実習を行う。