2025年度後期データ解析手法

曜日・時限 水曜日4時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング HT430807
開講学科等 総合情報学部-情報学科
教員名 新子 広美
新子 広美
職務履歴

目的

近年データのオープン化が進み,逐日蓄積される多種多様なデータの収集が容易になった.収集したデータから有益な知識を得るためには,実践的な分析力を身に付ける必要がある.
本講義では,RやExcelを用いた実践的な分析手法を学び,応用力を身に付ける.また,地理情報システム(Geographical Information System. GIS)ツールを用いた分析手法と可視化の方法を知り,地理空間と結び付けた考察もできるようになる.

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 面接授業:A,C 授業概要
Excel アドインツールの設定
Rのインストールと基本操作
データの分析(手法)
事前学修 シラバスに目を通しておくこと(1.0時間)
事後学修 Rのインストールを完了し,授業内容を復習しておくこと(3.0時間)
2 面接授業:A,C Rによるデータの可視化
(箱ひげ図,ヒストグラム)
事前学修 配布資料に目を通すこと(1.5時間)
事後学修 Rの基本操作を復習しておくこと(2.5時間)
3 面接授業:A,C 2変数間の関係性
相関係数と散布図
事前学修 配布資料に目を通しておくこと(1.5時間)
事後学修 相関係数の算出方法を復習しておくこと(2.5時間)
4 面接授業:A,C 単回帰モデル(手法) 事前学修 前回の授業内容を復習しておくこと(2.0時間)
事後学修 授業で用いたコマンド,分析ツールの復習をしておくこと
単回帰分析の復習をしておくこと(2.5時間)
5 面接授業:A,C 単回帰モデルの実際問題への適用 事前学修 前回の授業内容を復習しておくこと(2.0時間)
事後学修 授業で用いたコマンド,分析ツールの復習をしておくこと
練習問題を用いて単回帰分析の復習をしておくこと(2.5時間)
6 面接授業:A,C 重回帰モデル(手法) 事前学修 前回の授業内容を復習しておくこと(2.0時間)
事後学修 ・重回帰分析の手法を理解しておくこと
・練習問題を用いて分析の復習をしておくこと(2.5時間)
7 面接授業:A,C 重回帰モデルの実際問題への適用 事前学修 重回帰分析の復習をしておくこと(2.0時間)
事後学修 ・授業で用いたコマンド,ツールの復習をしておくこと
・練習問題を用いて分析の復習をしておくこと(2.5時間)
8 面接授業:A,C 重回帰モデルの変数選択 事前学修 前回の講義内容を復習しておくこと(2.0時間)
事後学修 練習問題を用いて変数選択の手法の復習をしておくこと(2.5時間)
9 面接授業:C ビッグデータへの重回帰モデルの適用 事前学修 前回の講義内容を復習しておくこと(2.5時間)
事後学修 授業で用いたコマンド,練習問題を用いて復習をしておくこと(2.5時間)
10 面接授業:A,C 地理空間情報の概要
QGISのインストールと基本操作
事前学修 配布資料に目を通しておくこと.(2.0時間)
事後学修 ・QGISのインストールを完了し,起動確認をしておくこと
・QGISを起動し,ベクタデータ・ラスタデータ読込の復習をしておくこと(3.5時間)
11 面接授業:A,C QGISを用いたデータ分析①(データのダウンロードと可視化) 事前学修 配布資料に目を通し,QGISの基本操作の復習をしておくこと(1.5時間)
事後学修 位置情報付きCSVファイルのQGISへの展開方法の復習をしておくこと(2.5時間)
12 面接授業:A,C QGISを用いたデータ分析②(地理情報に紐づくデータを分析) 事前学修 前回の授業内容を復習しておくこと(2.0時間)
事後学修 QGISでの演算処理方法と地図上へのプロットを復習しておくこと(3.0時間)
13 面接授業:A,C 総まとめ(講義全体について) 事前学修 理解不足の箇所を明確にし,質問できるようにしておくこと(3.0時間)
事後学修 理解が不十分な項目を復習しておくこと(3.0時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

<授業の学習・教育目標>
(1)相関分析・単回帰分析・重回帰分析の基本的知識と実践力を身に付ける(DP-1,DP-3)
(2)分析結果を視覚的に表現する能力を身に付ける(DP-1,DP-3)
(3)地理空間情報の活用力を身に付ける(DP-1,DP-3,DP-5,DP-6)

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 50% 50% 30% 20% 100%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 50% 60% 20% 10% 10% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 55% 25% 5% 5% 10% 100%

教科書・参考書

・授業で用いる資料は随時配布します.
 参考書)辻谷将明,和田武夫:Rで学ぶ確率・統計,共立出版,2016

オフィスアワー

対面授業時の質問等は基本的に授業時間内に対応する.遠隔授業の場合は授業内のチャット,または音声で対応する.
授業時間以外は,次のアドレスにメールすること. a-hiromi@oecu.jp

その他

・毎時間PCを使用する.
・課題提出期限は,次週の授業開始前までとする.
・欠席した場合は,moodle にアップされた該当週の資料を自習しておくこと
・状況により一部遠隔授業に変更する場合がある
・授業の進捗状況により内容が変更になる場合がある

実務経験のある教員による授業科目