2025年度前期情報セキュリティマネージメント

曜日・時限 木曜日1時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング HT330705
開講学科等 総合情報学部-情報学科
教員名 鴻巣 敏之
鴻巣 敏之
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e9%b4%bb%e5%b7%a3%e3%80%80%e6%95%8f%e4%b9%8b

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目的

インターネット等の不特定多数が使用する情報システムの普及に伴い,不正使用等の人為的攻撃から情報システムを守るため,情報セキュリティ技術が必要不可欠になっている.本講義において,前半では情報セキュリティマネージメント試験に出題される情報セキュリティ技術と関連法規を広く学習する.後半では情報セキュリティで用いられている技術がどのような理論的裏付けでなされているか深くを学習する.

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A ガイダンス,情報セキュリティの概要 事前学修 授業スライドをダウンロードし,内容を読んでおくこと.Moodle上のこの回のトピック部分を確認しておくこと(2時間)
事後学修 講義内容を復習しておくこと(2時間)
2 A 暗号技術と共通鍵暗号 事前学修 授業スライドをダウンロードし,内容を読んでおくこと.Moodle上のこの回のトピック部分を確認しておくこと(2時間)
事後学修 講義内容を復習しておくこと(2時間)
3 A 公開鍵暗号とハッシュ 事前学修 授業スライドをダウンロードし,内容を読んでおくこと.Moodle上のこの回のトピック部分を確認しておくこと(2時間)
事後学修 講義内容を復習しておくこと(2時間)
4 A 認証と公開鍵基盤 事前学修 授業スライドをダウンロードし,内容を読んでおくこと.Moodle上のこの回のトピック部分を確認しておくこと(2時間)
事後学修 講義内容を復習しておくこと(2時間)
5 A 情報セキュリティ対策(技術面1),情報セキュリティマネジメント関連法規(1) 事前学修 授業スライドをダウンロードし,内容を読んでおくこと.Moodle上のこの回のトピック部分を確認しておくこと(2時間)
事後学修 講義内容を復習しておくこと(2時間)
6 A 情報セキュリティ対策(技術面2),情報セキュリティマネジメント関連法規(2) 事前学修 授業スライドをダウンロードし,内容を読んでおくこと.Moodle上のこの回のトピック部分を確認しておくこと(2時間)
事後学修 講義内容を復習しておくこと(4時間)
7 I 前半理解度確認 事前学修 第1回から第7回の授業内容を復習し,理解,記憶しておくこと.(3時間)
事後学修 前半理解度確認の内容を復習しておくこと(1時間)
8 A 暗号の標準化とDESの仕組み,ブロック暗号利用モード(EBC, CBC) 事前学修 授業スライドをダウンロードし,内容を読んでおくこと.Moodle上のこの回のトピック部分を確認しておくこと(2時間)
事後学修 講義内容を復習しておくこと(3時間)
9 A AESの仕組み,ブロック暗号利用モード(CFB, OFB, CTR) 事前学修 授業スライドをダウンロードし,内容を読んでおくこと.Moodle上のこの回のトピック部分を確認しておくこと(2時間)
事後学修 講義内容を復習しておくこと(3時間)
10 A DH鍵共有の仕組み 事前学修 授業スライドをダウンロードし,内容を読んでおくこと.Moodle上のこの回のトピック部分を確認しておくこと(2時間)
事後学修 講義内容を復習しておくこと(3時間)
11 A RSA暗号の仕組み 事前学修 授業スライドをダウンロードし,内容を読んでおくこと.Moodle上のこの回のトピック部分を確認しておくこと(2時間)
事後学修 講義内容を復習しておくこと(3時間)
12 A 暗号用乱数とストリーム暗号 事前学修 授業スライドをダウンロードし,内容を読んでおくこと.Moodle上のこの回のトピック部分を確認しておくこと(2時間)
事後学修 講義内容を復習しておくこと(4時間)
13 I 後半理解度確認 事前学修 第9回から第14回の授業内容を復習し,理解,記憶しておくこと.(3時間)
事後学修 後半理解度確認の内容を復習しておくこと(1時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

<修得する資質・能力(ディプロマ・ポリシー)>
- 知識・理解力,応用力【DP-T-1-1】
・秘密鍵暗号を説明できる.
・公開鍵暗号を説明できる.
・認証とその技術について説明できる.
・情報セキュリティ対策技術を知っている.
・情報セキュリティ関連法規を知っている.
・乱数,暗号用疑似乱数,ストリーム暗号について知っている.
・ブロック暗号の利用モードを知っている.

先修が望まれる科目:情報理論
関連科目:情報ネットワーク

<評価項目と基準>以下の評価項目の配点に従い100点満点で60点以上を合格とする.
評価項目(対応する授業目標)[配点]…評価基準
- 暗号一般,共通鍵暗号(1)[31]…DES,AESなどの共通鍵暗号を理解している.
- 公開鍵暗号(2)[14]…DH鍵共有やRSA暗号などの仕組みを理解している.
- 認証(3)[14]…メッセージ認証,ユーザ認証,デジタル署名,公開鍵基盤を理解している.
- 情報セキュリティ対策技術(4)[23]…情報セキュリティ対策技術を知っている.
- 情報セキュリティ関連法規(5)[6]情報セキュリティ関連法規を知っている
- 暗号用乱数(6)[6]…暗号用乱数やストリーミング暗号について知っている.
- ブロック暗号利用モード(7)[6]…ブロック暗号利用モードについて知っている.

<評価方法>前半理解度確認と後半理解度確認により評価する.

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 100% 90% 10% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 90% 10% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

参考書:情報セキュリティマネージメント試験の対策本

オフィスアワー

時間:木曜日13:10-13:50
場所:11-401
学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります.

その他

欠席が4週以上の場合は、未受験になるので注意すること.授業の出席と小テストの受講で出席とする.30分以上の遅刻は,欠席扱いとする.遅刻は0.5回欠席に換算する.

実務経験のある教員による授業科目