2025年度前期プログラミング総合演習3

曜日・時限 金曜日2時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング HT330508
開講学科等 総合情報学部-情報学科
教員名 大西 克彦
大西 克彦
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%a4%a7%e8%a5%bf%e3%80%80%e5%85%8b%e5%bd%a6

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目的

Java言語は,ハードウェアやOSに依存しない言語として,Webアプリケーションや,携帯端末,組み込み機器とさまざまな場面で利用
されている。Java言語はオブジェクト指向言語として文法構造や概念が他の言語とも類似した点が多く、ソフトウェア技術を学ぶ上でJava
言語について習得することは実用性が高い。
そこで本演習では、このJava言語を用いたプログラミングについて実践的に学習することで、オブジェクト指向の概念を含むアプリケー
ション作製における基礎技術を習得できることを目指す。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 C 概要 事前学修 シラバスを読み目的を理解しておくこと.(1.5時間)
事後学修 Javaプログラムの実行方法を理解しておくこと.(2.5時間)
2 C 基本構文 事前学修 C++などこれまで学んだプログラミング言語の構文を理解しておくこと.(2時間)
事後学修 授業中に出題された練習問題のやり残しをすべてやっておくこと.(2時間)
3 C クラスの基本 事前学修 教科書Lesson8を読んでおくこと.(2時間)
事後学修 授業中に出題された練習問題のやり残しをすべてやっておくこと.(2時間)
4 C クラスの機能 事前学修 教科書Lesson9を読んでおくこと.(2時間)
事後学修 授業中に出題された練習問題のやり残しをすべてやっておくこと.(2時間)
5 C クラスの利用 事前学修 教科書Lesson10を読んでおくこと.(2時間)
事後学修 授業中に出題された練習問題のやり残しをすべてやっておくこと.(2時間)
6 C 新しいクラス 事前学修 教科書Lesson11を読んでおくこと.(2時間)
事後学修 授業中に出題された練習問題のやり残しをすべてやっておくこと.(2時間)
7 C インタフェース 事前学修 教科書Lesson12を読んでおくこと.(2時間)
事後学修 授業中に出題された練習問題のやり残しをすべてやっておくこと.(2時間)
8 C 大きなプログラムの作成 事前学修 教科書Lesson13を読んでおくこと.(2時間)
事後学修 授業中に出題された練習問題のやり残しをすべてやっておくこと.(2時間)
9 C 例外処理と入出力処理 事前学修 教科書Lesson14を読んでおくこと.(2時間)
事後学修 授業中に出題された練習問題のやり残しをすべてやっておくこと.(2時間)
10 C スレッド・課題1 事前学修 教科書Lesson15を読み,これまでの課題を見直しておくこと.(4時間)
事後学修 授業中に出題された練習問題のやり残しをすべてやっておくこと.(4時間)
11 C GUIアプリケーションプログラム(1)
ウィンドウ作成,GUIの配置,イベント処理
事前学修 ウィンドウシステムを利用するJavaアプリケーションの作成方法を調べておくこと.(3時間)
事後学修 授業中に出題された練習問題のやり残しをすべてやっておくこと.(3時間)
12 C GUIアプリケーションプログラム(2)
マウスイベント処理
事前学修 イベント処理の手順について見直しておくこと.(3時間)
事後学修 授業中に出題された練習問題のやり残しをすべてやっておくこと.(3時間)
13 C 課題2 事前学修 これまでの課題を見直しておくこと.(4時間)
事後学修 なし

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

<修得する資質・能力(ディプロマポリシー)>
・知識・理解力、応用力【DP-T-1-1】

<授業目標>[JABEE学習・教育目標:D]
(1)プログラムの構造化、モジュール化を行うことができる。
(2)オブジェクト指向プログラミングができる。
(3)SWTなどのライブラリを利用したプログラミングができる。

先修科目:C++プログラミング実習3
先修が望まれる科目:C++プログラミング実習1、C++プログラミング実習2、オブジェクト指向設計論
関連科目:ソフトウェア設計論、プログラミング言語論

<評価項目と基準>
以下の評価項目それぞれについて、各配点で60点以上を合格とする。
<評価項目>(対応する授業目標)[配点]…評価基準・内容
(a)プログラムの構造化、モジュール化(1)[20]…クラス,メソッド,フィールドの概念を理解している。
(b)オブジェクト指向プログラミング(2)[20]…クラスの継承,抽象クラス,インタフェースについて理解している。
(c)ライブラリを利用したプログラミング(3)[20]…SWT(AWT)などのツールキットやライブラリを利用したプログラミングについて理解し
ている。
(d)GUIプログラミング(3)[40]…メニューやマウスなどを利用したイベント駆動型のプログラミングを理解し作成することができる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 100% 50% 50% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 50% 50% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

教科書:「やさしいJava第7版」、高橋麻奈著、SBクリエイティブ、ISBN:978-4815600846

参考書:
・「Java[完全]入門」、松浦健一郎, 司ゆき、SBクリエイティブ、ISBN:978-4815619244
・「スッキリわかる Java入門 実践編 第4版」、中山 清喬著、インプレス、ISBN:978-4295017936

オフィスアワー

学科Moodleを参照すること。
学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性がある。

その他

欠席が4週以上の場合は、E評価(未受験)になるので注意すること。
また、課題レポートが未提出の場合もE評価(未受験)になるので注意すること。

実務経験のある教員による授業科目