2025年度前期プログラミング総合演習1

曜日・時限 火曜日2時限 期別 前期 週時間数 0
ナンバリング HT230504
開講学科等 総合情報学部-情報学科
教員名 北嶋 暁
北嶋 暁
職務履歴

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登尾 啓史
登尾 啓史
職務履歴

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目的

本実習の目的は、1年次科目の「C++プログラミング実習1」と「C++プログラミング実習2」に続き、さらにC++言語の制御文と関数について理解を確実なものとし、また自らプログラムを作成する能力を身に付けることである。本授業は各学生の習熟度に応じて「アドバンストクラス」(発展)と「ベーシッククラス」(基本)のクラス分けを行う。本科目はディプロマポリシー(1)知識・理解「情報学の基礎知識とそれを応用し実践する能力を有する。」【DP-T-1-1】を達成するために重要な科目である。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A,C ガイダンスと班分けなど(アドバンストクラス、またはベーシッククラス)
【アドバンストクラス】if文/switch文
【ベーシッククラス】if文
事前学修 【アドバンストクラス, ベーシッククラス】1年次「C++プログラミング実習1や2」を復習しておく。特に、制御文(if,switch,for,while)と関数(値渡し、参照渡し、配列渡し)に関する事項はしっかりと身に付けておく(2時間)。
事後学修 【アドバンストクラス】本日の演習内容の復習をする。
【ベーシッククラス】本日の演習内容の復習をする。具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、間違った問題の直しをしておくこと(2時間)。
2 A,C【ベーシッククラスは遠隔】 【アドバンストクラス】if文/switch文の続き
【ベーシッククラス】if文の続き
事前学修 【アドバンストクラス】1年次「C++プログラミング実習1や2」における配列関係の問題を復習する。
【ベーシッククラス】1年次「C++プログラミング実習1や2」におけるif文関係の問題をやり遂げる。
具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、間違った問題の直しをしておくこと(2時間)。
事後学修 【アドバンストクラス】本日の演習内容の復習をする。
【ベーシッククラス】本日の演習内容の復習をする。具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、間違った問題の直しをしておくこと(2時間)。
3 A,C 【アドバンストクラス】ベクタを用いた反復処理
【ベーシッククラス】for文
事前学修 【アドバンストクラス】1年次「C++プログラミング実習1や2」におけるfor文, do-while文, while文関係の問題をやり遂げる。
【ベーシッククラス】1年次「C++プログラミング実習1や2」におけるfor文関係の問題をやり遂げる。
具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、間違った問題の直しをしておくこと(2時間)。
事後学修 【アドバンストクラス】本日の演習内容の復習をする。
【ベーシッククラス】本日の演習内容の復習をする。具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、間違った問題の直しをしておくこと(2時間)。
4 A,C【ベーシッククラスは遠隔】 【アドバンストクラス】イテレータ
【ベーシッククラス】do-while文とwhile文
事前学修 【アドバンストクラス】参考書などでC++のイテレータについて調べる。(2時間)
【ベーシッククラス】1年次「C++プログラミング実習1や2」におけるdo-while文やwhile文関係の問題をやり遂げる(2時間)
具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、間違った問題の直しをしておくこと(2時間)。
事後学修 【アドバンストクラス】本日の演習内容の復習をする。
【ベーシッククラス】本日の演習内容の復習をする。具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、間違った問題の直しをしておくこと(2時間)。
5 A,C 【アドバンストクラス】イテレータを用いた反復処理
【ベーシッククラス】配列とforの融合
事前学修 【アドバンストクラス】参考書などで、C++のライブラリ(STL)にある、イテレータを引数とする関数について調べる。
【ベーシッククラス】1年次「C++プログラミング実習1や2」における配列とfor文関係のコンビネーション問題をやり遂げる。
具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、間違った問題の直しをしておくこと(2時間)。
事後学修 【アドバンストクラス】本日の演習内容の復習をする。
【ベーシッククラス】本日の演習内容の復習をする。
具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、お試し前半小テストや過去の間違った問題の直しをしておくこと(3時間)。
6 A,C【ベーシッククラスは遠隔】 【アドバンストクラス】イテレータを用いた反復処理(ラムダ式)
【ベーシッククラス】二重forと二次元配列の融合
事前学修 【アドバンストクラス】参考書などでC++のラムダ式について調べる。
【ベーシッククラス】1年次「C++プログラミング実習1や2」における二重forと二次元配列関係のコンビネーション問題をやり遂げる。具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、お試し前半小テストや過去の間違った問題の直しをしておくこと(3時間)。
事後学修 【アドバンストクラス】本日の演習内容の復習をする。
【ベーシッククラス】本日の演習内容の復習をする。
具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、お試し前半小テストや過去の間違った問題の直しをしておくこと(3時間)。
7 C 前半到達度確認小テストとその見直し(振り返り)
【アドバンストクラス, ベーシッククラス】小テストは教室(面接)でMoodleにて実施する予定
事前学修 【アドバンストクラス, ベーシッククラス】これまでの授業の総復習をする。
具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、お試し前半小テストや過去の間違った問題の直しをしておくこと(3時間)。
事後学修 【アドバンストクラス, ベーシッククラス】本日の演習内容の復習をする。
具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、間違った問題の直しをしておくこと(2時間)。
8 A,C【ベーシッククラスは遠隔】 【アドバンストクラス】二次元ベクタ
【ハイブリッド授業:ベーシッククラス】多重ifとswitch文
事前学修 【アドバンストクラス】1年次「C++プログラミング実習1や2」における数学関数関係の問題をやり遂げる。
【ベーシッククラス】1年次「C++プログラミング実習1や2」における多重if とswitch文関係の問題をやり遂げる。
具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、間違った問題の直しをしておくこと(2時間)。
事後学修 【アドバンストクラス】本日の演習内容の復習をする。
【ベーシッククラス】本日の演習内容の復習をする。
具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、間違った問題の直しをしておくこと(2時間)。
9 A,C 【アドバンストクラス】数学関数
【ベーシッククラス】数学関数
事前学修 【アドバンストクラス】1年次「C++プログラミング実習1や2」における関数定義の問題をやり遂げる。
【ベーシッククラス】1年次「C++プログラミング実習1や2」における数学関数関係の問題をやり遂げる。
具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、間違った問題の直しをしておくこと(2時間)。
事後学修 【アドバンストクラス】本日の演習内容の復習をする。
【ベーシッククラス】本日の演習内容の復習をする。
具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、間違った問題の直しをしておくこと(2時間)。
10 A,C【ベーシッククラスはオンデマンド】 【アドバンストクラス】ベクタを用いた関数の定義
【ベーシッククラス】値渡し
事前学修 【アドバンストクラス】これまでの授業内容を復習する。
【ベーシッククラス】1年次「C++プログラミング実習1や2」における値渡し関係の問題をやり遂げる。
具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、間違った問題の直しをしておくこと(2時間)。
事後学修 【アドバンストクラス】本日の演習内容の復習をする。
【ベーシッククラス】本日の演習内容の復習をする。
具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、間違った問題の直しをしておくこと(2時間)。
11 A,C【ベーシッククラスはオンデマンド】 【アドバンストクラス】総合演習 (全2回のうちの1回目)
【ベーシッククラス】参照渡し
事前学修 【アドバンストクラス】前回の課題で理解が足りなかった内容の復習をする。
【ベーシッククラス】1年次「C++プログラミング実習1や2」における参照渡し関係の問題をやり遂げる。
具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、間違った問題の直しをしておくこと(2時間)。
事後学修 【アドバンストクラス】本日の演習内容の復習をする。
【ベーシッククラス】本日の演習内容の復習をする。
具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、過去の間違った問題の直しをしておくこと(3時間)。
12 A,C 【アドバンストクラス】総合演習  (全2回のうちの2回目)
【ハイブリッド授業:ベーシッククラス】配列渡し
事前学修 【アドバンストクラス】前回の課題で理解が足りなかった内容の復習をする。
【ベーシッククラス】1年次「C++プログラミング実習1や2」における配列渡し関係の問題をやり遂げる。
具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、お試し後半小テストや過去の間違った問題の直しをしておくこと(3時間)。
事後学修 【アドバンストクラス】本日の演習内容の復習をする。
【ベーシッククラス】本日の演習内容の復習をする。
具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、お試し後半小テストや過去の間違った問題の直しをしておくこと(3時間)。
13 C 後半到達度確認小テストとその見直し(振り返り)
【アドバンストクラス, ベーシッククラス】小テストは教室(面接)でMoodleにて実施する予定
事前学修 【アドバンストクラス, ベーシッククラス】これまでの授業の総復習をする。(3時間)
具体的には、Moodleの演習問題は評価対象であるので、お試し後半小テストや過去の間違った問題の直しをしておくこと(3時間)。
事後学修 【アドバンストクラス, ベーシッククラス】本日の演習内容の復習をする。
今後のこともあるので、Moodleの評価対象の演習問題、特に過去の間違った問題の直しをしておくこと(2時間)。

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

〇 2023年度以前の入学生
知識・理解「情報学の基礎知識とそれを応用し実践する能力を有する。【DP-T-1-1】に関連する演習である。

<JABEE学習・教育目標:D>
(1)プログラミングの意義とプログラム開発の手順を知る.
(2)宣言,型,演算子,命令について理解する.[JABEE項目番号:D1]
先修が望まれる科目:C++プログラミング実習1,2
関連科目:すべてのプログラミング演習,アルゴリズムとデータ構造,アルゴリズム設計論,ソフトウエア設計論,プログラミング言語論など

<評価基準>
以下の評価項目の配点に従い100点満点で60点以上を合格とする.
<評価項目>(対応する授業目標)[配点]…評価内容
・ 条件分岐(if,switch)と論理演算子(2)[10]…条件分岐処理(if-else文,switch文)の働きを理解している.論理演算子(論理積、論理和、否定演算子)を理解し,if-else文やswitch文において論理演算子を組み合わせて使うことができる.
・ 反復文(2)[10]…反復文(for,while)の働きを理解し,それを使って繰り返し処理を含んだプログラムを作製できる.
・ 配列とfor(2)[10]…配列の概念とその使用方法について理解し,反復文を用いて1次元配列を操作する簡単なプログラムを作製することができる.
・ 多重ループと多次元配列(1)[10]...多重ループの制御の流れを理解し、2次元配列に対して、2重ループを用いて各要素へ参照することができる。
・ 関数の利用(1)[10]…関数の概念とその使用意義を理解し,数学関数を使ったプログラムを作製することができる.
・ 関数の設計(1)[25]…関数の利用や作成にあたって、引数の渡し方、戻り値について理解している.
・ 総合問題(1)[25]…上記の項目が組み合わさった問題のプログラムを記述できる.

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 75% 80% 20% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 25% 50% 30% 20% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 72% 22% 0% 0% 5% 100%

教科書・参考書

教科書は指定しない。適宜,授業資料は配布または,moodleにアップロードする。
参考書:
・「やさしいC++第5版」,高橋麻奈,SBクリエイティブ,ISBN:9784797392593
・「明快入門C++ビギナー編」,林晴比古,SBクリエイティブ,ISBN:9784797347388,Kindle版:https://www.amazon.co.jp/dp/B00TO6KL8W/
・「Visual Studioパーフェクトガイド」,ナルボ ,技術評論社,ISBN:9784297105983
・「基礎からしっかり学ぶC++の教科書」,矢吹太朗,日経BP社,ISBN:9784822298937
・「ロベールのC++入門講座」,ロベール,毎日コミュニケーションズ,ISBN:9784839926052

オフィスアワー

【登尾】火曜日の昼休み(12:40~13:30)週によっては、遠隔の場合もあります。対面の場合、11-301で実施します。
【北嶋】水曜13:15-13:55 場所:11-501
学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性がある。
学内業務で不在の場合もあるので、訪問を希望する場合は登尾nobori@osakac.ac.jpまたは北嶋kitajima@osakac.ac.jp宛に、前日までに連絡をください。

その他

欠席回数が4回以上で不合格(未受験:E評価)になるので注意すること。

実務経験のある教員による授業科目