2025年度前期スポーツ・レクリエーション実習(集団)

曜日・時限 月曜日3時限 期別 前期 週時間数 0
ナンバリング FS331107
開講学科等 医療健康科学部-健康スポーツ科学科
教員名 中井 聖
中井 聖
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e4%b8%ad%e4%ba%95%e3%80%80%e8%81%96

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目的

スポーツ・レクリエーションは、スポーツを手段として活用して心身の健康づくりを図る取り組みです。本科目では、集団で行われるスポーツ・レクリエーションの活動を実際に体験し、スポーツ未実施者の状況や取り組み段階に応じたスポーツ・レクリエーション活動をプログラムし、楽しく効果的かつ参加者の継続意欲を高める指導ができる応用的な知識や技能を身につける授業とします。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A,C,F ガイダンス、子どもに適したニュースポーツ種目とその指導方法① 事前学修 ニュースポーツの定義や成り立ちについて調べておくこと(0.5時間)。
事後学修 ニュースポーツの特徴を活かして、自分なりの子どもに適したスポレク支援計画を考えてみること(0.5時間)。
2 A,C,F 子どもに適したニュースポーツ種目とその指導方法② 事前学修 競技スポーツ、ニュースポーツ、運動遊びのねらいや効果を整理しておくこと(0.5時間)。
事後学修 競技スポーツとニュースポーツの全体活動計画を立て、配慮すべき項目の相違点について考えてみること(0.5時間)。
3 A,C,F 子どもに適したニュースポーツ種目とその指導方法③ 事前学修 これまでの自分の心身の成長過程について振り返っておくこと(0.5時間)。
事後学修 子どもの心身の発育発達に考慮した自分なりのニュースポーツの活用方法を考えてみること(0.5時間)。
4 A,C,F 運動が苦手な人に適したニュースポーツ種目とその指導方法① 事前学修 自分や身の回りの人の得意な運動と不得意な運動を整理しておくこと(0.5時間)。
事後学修 授業内容を参考に、運動が不得意な対象者への声かけの仕方を自分なりに工夫してみること(0.5時間)。
5 A,C,F 運動が苦手な人に適したニュースポーツ種目とその指導方法② 事前学修 教科書を見直し、楽しさを基盤とした心身の元気づくりの理論的背景について理解を深めておくこと(0.5時間)。
事後学修 授業内容を参考に、運動が不得意な対象者にとって、活動をどのように進めれば楽しさを付け加えれるか、自分なりに工夫してみること(0.5時間)。
6 A,C,F 運動が苦手な人に適したニュースポーツ種目とその指導方法③ 事前学修 レクリエーション支援における信頼関係づくりの方法やホスピタリティの学びを振り返っておくこと(0.5時間)。
事後学修 ニュースポーツ中の自分の他者への接し方や声かけを振り返って改善してみること(0.5時間)。
7 A,C,F 高齢者に適したニュースポーツ種目とその指導方法① 事前学修 これまでのコミュニケーションの学びを振り返り、高齢者のコミュニケーションの特徴について考えておくこと(0.5時間)。
事後学修 教科書を見直し、高齢である対象者の相互作用を促進するコミュニケーション技術を整理しておくこと(0.5時間)。
8 A,C,F 高齢者に適したニュースポーツ種目とその指導方法② 事前学修 家族や身の回りの人の加齢に伴う能力の低下について振り返っておくこと(0.5時間)。
事後学修 高齢者の特徴に考慮して、自分なりのニュースポーツの活用方法について考えてみること(0.5時間)。
9 A,C,F 高齢者に適したニュースポーツ種目とその指導方法③ 事前学修 これまで授業で扱ったニュースポーツの種目やルール、進め方についてまとめておくこと(0.5時間)。
事後学修 これまでのニュースポーツについての学び全体を振り返り、今後のスポレク支援やキャリア形成につなげること(0.5時間)。
10 A,C,F 目的や対象者に合わせたスポーツ・レクリエーション支援プログラムの作成 事前学修 子ども、高齢者、障がいを持った方のスポーツ・レクリエーション支援の事例を調べておくこと(0.5時間)。
事後学修 対象者の特徴に相応する自分なりのスポーツ・レクリエーション支援の全体計画を考えてみること(1時間)。
11 A,C,F リスクマネジメントに配慮したスポーツ・レクリエーション支援プログラム
作成
事前学修 子ども、高齢者、障がいを持った方の運動機能の応じた支援事例を調べておくこと(0.5時間)。
事後学修 対象者の運動機能を設定し、リスクマネジメントに配慮したスポレク支援計画を考えてみること(1時間)。
12 A,C,F スポーツ・レクリエーション支援の実践① 事前学修 支援対象として挙げられる子ども、高齢者、障がいを持った方の運動機能の特徴について整理しておくこと(0.5時間)。
事後学修 さまざまな年齢や背景の対象者が混在した場合の自分なりのスポーツ・レクリエーション支援計画を考えてみること(1時間)。
13 A,C,F スポーツ・レクリエーション支援の実践②、まとめ 事前学修 これまで学んだスポレク活動の展開方法について振り返っておくこと(0.5時間)。
事後学修 継続意欲を高める自分なりのスポーツ・レクリエーション活動の展開の仕方を考えてみること(1時間)。

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇修得する資質・能力: 汎用的技能【DP-S-2-1】
1. スポーツ・レクリエーションの効果を高めるコミュニケーション技術や指導方法を身につける。
〇修得する資質・能力: 汎用的技能【DP-S-4-1】
2. 対象や目的に応じたスポーツ・レクリエーション活動をプログラムし,楽しくかつ効果的に指導できる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 40% 50% 50% 100%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 10% 30% 70% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 20% 60% 40% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 30% 50% 50% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 0% 0% 50% 0% 50% 100%

教科書・参考書

教科書および担当者作成のワークブックを用いて授業を行います。必ず購入して授業に臨むこと。
教科書
・「スポーツ・レクリエーション指導者養成テキスト:”楽しい”を重視した健康スポーツの推進」((公財)日本レクリエーション協会、(公財)日本レクリエーション協会)※スポーツ・レクリエーション論と同じ
・「スポーツ・レクリエーション実習ノート」

オフィスアワー

・オフィスアワー:月2限 5-302教員室またはオンライン
・学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります。
・オフィスアワー外の質問や相談はメールやMeetで応じます。

その他

・本科目は、スポーツ・レクリエーション論を修得済み、または同時に履修登録している者のみが履修可能です。
・本科目はスポーツ・レクリエーション指導者の養成課程科目です。資格取得には、スポーツ・レクリエーション論およびスポーツ・レクリエーション実習(個人)と併せて単位認定され、現場実習に参加することが必須となります。
・効果的なスポーツ・レクリエーション支援に必要な支援方法や技能を実技によって体験します。そして、その理論的背景について教科書を用いて講義し、ワークシートを用いてそのまとめを行います。学外での実習を行う場合があります。授業は体育館で実施します。
・欠席回数が4回を超える者、授業の決まりごとを守らない者はE評価とします。

実務経験のある教員による授業科目

該当する。レクリエーション・コーディネーターおよびスポーツ・レクリエーション指導者の資格を有する教員が、地域におけるレクリエーション指導の実務経験を活かして、指導現場で求められる考え方や力を養う実践的な授業展開とします。