2025年度後期スポーツ・レクリエーション実習(個人)

曜日・時限 金曜日2時限 期別 後期 週時間数 0
ナンバリング FS231106
開講学科等 医療健康科学部-健康スポーツ科学科
教員名 中井 聖
中井 聖
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e4%b8%ad%e4%ba%95%e3%80%80%e8%81%96

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目的

スポーツ・レクリエーションは、スポーツを手段として活用して心身の健康づくりを図る取り組みです。本科目では、支援対象者との信頼関係を築くためのコミュニケーション、良好な集団を作るためのアイスブレーキングの手法などについて、スポーツ・レクリエーションの実際の活動を通じて具体的に学びます。また、スポーツ・レクリエーションの支援を安全かつ効果的に行うために必要とされる基礎的知識、支援手法および技能を身につける授業とします。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A,C,F ガイダンス、対象者の相互作用を促進するコミュニケーション技術 事前学修 これまでのコミュニケーションの学びについて振り返っておくこと(0.5時間)。
事後学修 教科書を見直し、対象者の相互作用を促進するコミュニケーション技術を整理しておくこと(0.5時間)。
2 A,C,F 継続意欲を高めるスポーツ・レクリエーション活動の展開方法 事前学修 これまで学んだスポーツ・レクリエーション活動について振り返っておくこと(0.5時間)。
事後学修 継続意欲を高める自分なりのスポーツ・レクリエーション活動の展開の仕方を考えてみること(0.5時間)。
3 A,C,F 子どもに適したスポーツ・レクリエーションとその指導方法① 事前学修 これまでに行った運動あそびについて振り返っておくこと(0.5時間)。
事後学修 自分なりの運動あそびの展開の仕方を考えてみること(0.5時間)。
4 A,C,F 子どもに適したスポーツ・レクリエーションとその指導方法②  事前学修 良好な子どもの集団に求められる条件について考えてみること(0.5時間)。
事後学修 教科書を見直し、子どもの集団でのコミュニケーションの展開の仕方について整理しておくこと(0.5時間)。
5 A,C,F 子どもに適したスポーツ・レクリエーションとその指導方法③ 事前学修 これまで体験した運動あそびの効果について振り返り、現代の子どもが必要としている支援について考えておくこと(0.5時間)。
事後学修 授業内容を参考に、自分なりに効果のある運動あそびのプログラムを考え、子どもに対する支援のポイントを総括しておくこと(0.5時間)。
6 A,C,F 運動が苦手な人に適したスポーツ・レクリエーションとその指導方法① 事前学修 スポーツ未実施者がこれまでスポーツに取り組んでこなかった原因について調べておくこと(0.5時間)。
事後学修 運動・スポーツ実施に対する動機づけの必要性と具体的な支援についてまとめておくこと(0.5時間)。
7 A,C,F 運動が苦手な人に適したスポーツ・レクリエーションとその指導方法② 事前学修 これまで体験したスポーツ・レクリエーション活動の効果について振り返っておくこと(0.5時間)。
事後学修 授業内容を参考に、自分なりのスポーツ・レクリエーション支援について考えてみること(0.5時間)。
8 A,C,F 運動が苦手な人に適したスポーツ・レクリエーションとその指導方法③ 事前学修 スポーツ未実施者が必要としている支援について考えておくこと(0.5時間)。
事後学修 スポーツ未実施者に対する支援のポイントについてまとめておくこと(0.5時間)。
9 A,C,F 高齢者に適したスポーツ・レクリエーションとその指導方法① 事前学修 これまでの高齢者とのふれあいについて振り返っておくこと(0.5時間)。
事後学修 授業内容を参考に、自分なりの高齢者への声かけの仕方を工夫してみること(0.5時間)。
10 A,C,F 高齢者に適したスポーツ・レクリエーションとその指導方法② 事前学修 これまでに体験したスポーツ・レクリエーション活動について振り返っておくこと(0.5時間)。
事後学修 高齢者に対する支援のポイントについてまとめておくこと(0.5時間)。
11 A,C,F 高齢者に適したスポーツ・レクリエーションとその指導方法③ 事前学修 自分のまわりの運動・スポーツ施設における安全、高齢者に対して支援する際の安全上の配慮について考えてみること(0.5時間)。
事後学修 体験したスポーツ・レクリエーション活動を参考に、高齢者に対して効果のある自分なりの支援を考えてみること(0.5時間)。
12 A,C,F 目的に合わせたスポーツ・レクリエーションのプログラムの仕方 事前学修 授業で体験したスポレク活動を思い出し、目標や目的によって活動を整理しておくこと(1時間)。
事後学修 対象者、目標や目的を設定し、相互支援のためのプログラムを作成すること(1時間)。
13 A,C,F 対象者に合わせたスポーツ・レクリエーションのプログラムの仕方、まとめ 事前学修 対象が変わった際に同一のスポレク活動をどのようにアレンジするか考えてみること(1時間)。
事後学修 これまでの学び全体を振り返り、今後のスポーツ・レクリエーションの活動や支援につなげること(1時間)。

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇修得する資質・能力: 汎用的技能【DP-S-2-1】
1. 対象者と同じ考えを共有できるコミュニケーション能力を身につける。
2. 対象や段階に応じたプログラムによって良好な集団づくりができる。
〇修得する資質・能力: 知識・理解【DP-S-1-1】
3. 安全で効果的なスポーツ・レクリエーション指導の基礎的知識と技能を身につける。

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 40% 30% 30% 40% 100%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 20% 50% 50% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 20% 30% 30% 40% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 20% 40% 30% 30% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 36% 34% 0% 30% 0% 100%

教科書・参考書

教科書および担当者作成のワークブックを用いて授業を行います。必ず購入して授業に臨むこと。
教科書
・「スポーツ・レクリエーション指導者養成テキスト:”楽しい”を重視した健康スポーツの推進」((公財)日本レクリエーション協会、(公財)日本レクリエーション協会)
・「スポーツ・レクリエーション実習ノート」

オフィスアワー

・オフィスアワー:月2限 5-302教員室またはオンライン
・学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります。
・オフィスアワー外の質問や相談はメールやMeetで応じます。

その他

・本科目は、スポーツ・レクリエーション論を修得済み、または同時に履修登録している者のみが履修可能です。
・本科目はスポーツ・レクリエーション指導者の養成課程科目です。資格取得には、スポーツ・レクリエーション論およびスポーツ・レクリエーション実習(個人)と併せて単位認定され、現場実習に参加することが必須となります。
・教室または体育館で、グループでの演習や実習を中心とした授業を実施します。学外での実習を行う予定です。その際の交通費は各自負担となります。
・欠席回数が4回を超える者、授業の決まりごとを守らない者はE評価とします。

実務経験のある教員による授業科目

該当する。レクリエーション・コーディネーターおよびスポーツ・レクリエーション指導者の資格を有する教員が、地域におけるレクリエーション指導の実務経験を活かして、指導現場で求められる考え方や力を養う実践的な授業展開とします。