2025年度前期スポーツ・レクリエーション論

曜日・時限 火曜日3時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング FS231103
開講学科等 医療健康科学部-健康スポーツ科学科
教員名 中井 聖
中井 聖
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e4%b8%ad%e4%ba%95%e3%80%80%e8%81%96

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目的

スポーツ・レクリエーションは、スポーツを手段として活用し、心の元気づくりや健康づくりを図る取り組みです。本科目では、スポーツ・レクリエーションの定義や意義、目的を理解し、スポーツ未実施者の特徴や課題について知り、それらの課題をスポーツ・レクリエーションを活用して解決する方策について学ぶ授業とします。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A ガイダンス、レクリエーションとは、スポーツ・レクリエーションとは 事前学修 これまでのレクリエーションの学びについて振り返っておくこと(2.5時間)。
事後学修 教科書を見直し、レクリエーションやスポーツ・レクリエーションの概念や考え方について理解を深めておくこと(2.5時間)。
2 A スポーツ・レクリエーション指導者の使命、求められる資質能力や役割 事前学修 競技スポーツの指導者の資質能力や役割を書き出しておくこと(2.5時間)。
事後学修 競技スポーツの指導者とレクリエーション支援者に求められる資質能力や役割の違いについて考えてみること(2.5時間)。
3 A スポーツ未実施者の現状、スポーツへの誘いや場づくりの方法 事前学修 世代間の運動・スポーツの実施状況の違いについて調べ、理解を深めておくこと(2.5時間)。
事後学修 自分の居住地域のスポーツ・レクリエーション活動の状況について調べておくこと(2.5時間)。
4 A レクリエーション、スポーツ・レクリエーションの楽しさ 事前学修 これまでに体験したレクリエーションやスポーツ・レクリエーションの楽しさについて考えてみること(2.5時間)。
事後学修 教科書を見直し、楽しさをとおした心の元気づくりの理論について理解を深めておくこと(2.5時間)。
5 A 自主的・主体的に楽しむ力を育む理論と活動の展開方法 事前学修 これまでの動機づけに関する学び、これまでに体験した運動遊びやスポレク活動について振り返っておくこと(2.5時間)。
事後学修 教科書を見直し、成功体験とやる気の関係、身体を動かす遊びやゲームの楽しさについて理解を深めておくこと(2.5時間)。
6 A 良好な集団づくりの理論 事前学修 これまでに自分が所属した集団の雰囲気について思い出してみること(2.5時間)。
事後学修 教科書を見直し、レクリエーション活動を用いた集団内のコミュニケーションの促進について理解を深めておくこと(2.5時間)。
7 A 信頼関係を築くためのホスピタリティ 事前学修 これまでに体験したコミュニケーション遊びについて振り返っておくこと(2.5時間)。
事後学修 コミュニケーションゲームの楽しさについて理解を深めること(2.5時間)。
8 A 良好な集団づくりのためのアイスブレーキング 事前学修 これまでに体験したアイスブレーキングゲームについて振り返っておくこと(2.5時間)。
事後学修 アイスブレーキングゲームの楽しさについて理解を深めること(2.5時間)。
9 A ライフステージの特性、各ライフステージで必要な運動と身体的効果 事前学修 国民の健康、運動・スポーツ実施の現状について調べておくこと(2.5時間)。
事後学修 教科書を見直し、現代の健康課題とライフステージの特性、運動の年代ごとの身体的効果についてまとめておくこと(2.5時間)。
10 A 運動を実施する際の留意点 事前学修 自分の知っている体調の管理方法について振り返っておくこと(2.5時間)。
事後学修 運動時のリスクを最小限にし、運動の身体的効果を引き出す方法をまとめておくこと(2.5時間)。
11 A こころの健康とは、スポレク活動のこころの健康に対する恩恵 事前学修 健康の定義について思い出し、こころの健康の定義について振り返っておくこと(2.5時間)。
事後学修 スポレク活動の楽しさがこころの健康に対してもたらす恩恵についてまとめておくこと(2.5時間)。
12 A スポーツ・レクリエーション指導者に求められる心理的能力 事前学修 レクリエーション支援者に求められる資質能力について思い出しておくこと(2.5時間)。
事後学修 信頼関係を築き、自主的・主体的に楽しむ力や良好な集団づくりを行うために必要な心理的能力についてまとめておくこと(2.5時間)。
13 A 発達段階の特性を踏まえたスポレク活動支援、まとめ 事前学修 これまでの自分の心身の成長、家族や身の回りの人の加齢に伴う能力の低下について振り返っておくこと(2.5時間)。
事後学修 これまでの学び全体を振り返り、今後のスポーツ・レクリエーションの活動や支援につなげること(2.5時間)。

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇修得する資質・能力: 知識・理解【DP-S-1-1】
1. レクリエーションやスポーツ・レクリエーションの定義や意義、目的について理解する。
2. スポーツ未実施者の特徴やスポーツ・レクリエーション活動を取り巻く現状について知る。
3. スポーツ・レクリエーションの心身に対する効果について説明できる。

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 70% 70% 30% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 30% 50% 50% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 64% 36% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

教科書および担当者作成のワークブックを用いて授業を行います。必ず購入して授業に臨むこと。
教科書
・「スポーツ・レクリエーション指導者養成テキスト:”楽しい”を重視した健康スポーツの推進」((公財)日本レクリエーション協会、(公財)日本レクリエーション協会)
・「スポーツ・レクリエーション実習ノート」

オフィスアワー

・オフィスアワー:月2限 5-302教員室またはオンライン
・学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります。
・オフィスアワー外の質問や相談はメールやMeetで応じます。

その他

・本科目はスポーツ・レクリエーション指導者の養成課程科目です。資格取得には、スポーツ・レクリエーション実習(個人)および(集団)と併せて単位認定され、現場実習に参加することが必須となります。
・本科目では講義を中心とした授業を行います。
・欠席回数が4回を超える者、授業内確認テストの提出が規程回数に満たない者、授業の決まりごとを守らない者はE評価とします。

実務経験のある教員による授業科目

該当する。レクリエーション・コーディネーターおよびスポーツ・レクリエーション指導者の資格を有する教員が、地域におけるレクリエーション指導の実務経験を活かして、指導現場で求められる考え方や力を養う実践的な授業展開とします。