2025年度後期スポーツ指導実習(測定競技系)

曜日・時限 木曜日1時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング FS430904
開講学科等 医療福祉工学部-健康スポーツ科学科
医療健康科学部-健康スポーツ科学科
教員名 村木 有也
村木 有也
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%9d%91%e6%9c%a8%e3%80%80%e6%9c%89%e4%b9%9f

教員情報データベースに遷移します

目的

「スポーツ指導実習」という科目群の内、この科目は「測定競技系」として代表的な『陸上競技』を題材として取り扱います。
陸上競技には走(歩)・跳・投種目が含まれ、どれだけ速く走れ(歩け)たか、高く・遠く跳べたか、遠くへ飛ばせたかをそれぞれの記録(時間や高さ、距離)によって勝敗を競います。陸上競技における走・跳・投種目への挑戦(実践、体験)を通し、記録の向上を目指すとともに、種目特性やルールなどの基礎知識、指導方法を身に付けることが目的となる。
※科目「陸上競技」と比較し、より「競技」面に着目、かつ多様な種目の実践を行う

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A ガイダンスおよび陸上競技種目の歴史や特性、ルールに関する講義 事前学修 シラバスを読んでおく(0.5時間)
事後学修 陸上競技の種目や簡単なルールについて調べておく(0.5時間)
2 C,F 短距離走(100m等)の実践および計測 事前学修 体調管理、体つくりをしておく(1時間)
※パフォーマンス向上のためのポイントについて調べておく
事後学修 授業内容の復習と、体のケアをしておく(1時間)
※トップアスリートの動きの特徴やポイントについて調べておく
3 C,F 障害(ハードル)走(100mHまたは110mH)の実践 事前学修 体調管理、体つくりをしておく(1時間)
※パフォーマンスアップのポイントについて調べておく
事後学修 授業内容の復習と、体のケアをしておく(1時間)
※各自、実践して得られた体験やポイントについてまとめ、課題をリストアップしておく
4 C,F 障害(ハードル)走(100mHまたは110mH)の計測 事前学修 体調管理、体つくりをしておく(1時間)
※各自で設定した課題に応じた実施上のポイントについて整理しておく
事後学修 授業内容の復習と、体のケアをしておく(1時間)
※トップアスリートの動きの特徴やポイントについて調べておく
5 C,F 走幅跳の実践 事前学修 体調管理、体つくりをしておく(1時間)
※パフォーマンスアップのポイントについて調べておく
事後学修 授業内容の復習と、体のケアをしておく(1時間)
※各自、実践して得られた体験やポイントについてまとめ、課題をリストアップしておく
6 C,F 走幅跳の計測 事前学修 体調管理、体つくりをしておく(1時間)
※各自で設定した課題に応じた実施上のポイントについて整理しておく
事後学修 授業内容の復習と、体のケアをしておく(1時間)
※トップアスリートの動きの特徴やポイントについて調べておく
7 C,F 走高跳の実践 事前学修 体調管理、体つくりをしておく(1時間)
※パフォーマンスアップのポイントについて調べておく
事後学修 授業内容の復習と、体のケアをしておく(1時間)
※各自、実践して得られた体験やポイントについてまとめ、課題をリストアップしておく
8 C,F 走高跳の計測 事前学修 体調管理、体つくりをしておく(1時間)
※各自で設定した課題に応じた実施上のポイントについて整理しておく
事後学修 授業内容の復習と、体のケアをしておく(1時間)
※トップアスリートの動きの特徴やポイントについて調べておく
9 C,F 砲丸投の実践および計測 事前学修 体調管理、体つくりをしておく(1時間)
※パフォーマンスアップのポイントについて調べておく
事後学修 授業内容の復習と、体のケアをしておく(1時間)
※各自、実践して得られた体験やポイントについてまとめ、課題をリストアップしておく
10 C,F やり投(またはジャベリックスロー)の実践および計測 事前学修 体調管理、体つくりをしておく(1時間)
※各自で設定した課題に応じた実施上のポイントについて整理しておく
事後学修 授業内容の復習と、体のケアをしておく(1時間)
※トップアスリートの動きの特徴やポイントについて調べておく
11 C,F 中距離走(800mまたは1500m)の実践および計測 事前学修 体調管理、体つくりをしておく(1時間)
※パフォーマンスアップのポイントについて調べておく
事後学修 授業内容の復習と、体のケアをしておく(1時間)
※各自、実践して得られた体験やポイントについてまとめ、課題をリストアップしておく
12 C,F 長距離走(体力測定「全身持久力」種目)の実践および計測 事前学修 体調管理、体つくりをしておく(1時間)
※各自で設定した課題に応じた実施上のポイントについて整理しておく
事後学修 授業内容の復習と、体のケアをしておく(1時間)
※トップアスリートの動きの特徴やポイントについて調べておく
13 C,F 総括 事前学修 授業内容の総復習をしておく(3時間)
事後学修 これまでの授業内容を振り返り、自身のパフォーマンス(各種目の記録等)について省察してみる(4時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇修得する資質・能力:知識・理解力【DP-S-1-1】
走・跳・投運動(種目)の基礎技術・関連知識について理解することができる。
〇修得する資質・能力:コミュニケーション力【DP-S-2-1、DP-S-2-2】
他者と協力して課題に取り組むことができる。
相互に観察し合い、アドバイスすることができる。
〇修得する資質・能力:態度・志向力【DP-S-3-1、DP-S-3-2、DP-S-3-3】
課題解決に向けて、自分で考え、工夫して取り組むことができる。
走・跳・投運動(種目)の指導方法について考えることができる。

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以前の入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 20% 20% 30% 30% 10% 10% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 30% 30% 30% 10% 20% 10% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 50% 20% 20% 20% 20% 20% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 23% 25% 19% 18% 15% 100%

教科書・参考書

・教科書:特に指定しない

・参考書:授業内で提示する(その他の資料も同様)

オフィスアワー

開設時間:毎週木曜日13:10~13:55、開設場所:四條畷キャンパス体育館教員室

※学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が不在の場合がある
※授業期間中、質問等はOECUメールでも受け付け
※授業期間外、あるいはオフィスアワーの時間以外に質問などがある場合、あらかじめアポイントを取ること

その他

<教員からの要望>
記録=結果だけでなく、その要因について力学的な観点を中心に分析できる素養を身につけてもらいたいと思っています。
種目によっては不得意であったり、さらに恐怖心を持っている人もいると思いますが、積極的な姿勢や他者との協力関係を重視しますので、しっかりした授業態度で臨んでください。
また、実施する内容は非常に負荷の強度が高いため、日ごろから体つくりをし、授業後のケアもするよう心掛けてください。
インターネットを利用し、様々な競技レベルの試合中の動画も積極的に閲覧し、動作のイメージを持っておくようにしてください。

<諸注意>
受講に際して、ウェアやシューズは陸上競技をするのに適切な物を着用するようにしてください(詳細は授業時に指示をしますが、アクセサリー類ははずすようにしましょう)。
雨天時等の場合、実施場所を変更する可能性があります(場所によっては室内履きを持参してもらう必要が生じる)。体育館玄関口の掲示板またはMoodleを用い指示する(予定)。
状況によって、実施種目、実施順を変更する可能性があります。

<成績関連>
理由に関わらず、欠席回数が5回以上となった場合、原則として成績評価の対象としません。
成績は、実技の結果(記録等)だけでなく、授業への取り組み状況、期末レポート(場合によってはさらに試験等の課題)によって総合評価します。

<フィードバック>
・レポートなどの返却は、適宜判断するので、指示に従うこと。

実務経験のある教員による授業科目