2025年度後期集中武道

曜日・時限 不定期その他 期別 後期集中 週時間数 0
ナンバリング FS230814
開講学科等 医療福祉工学部-健康スポーツ科学科
医療健康科学部-健康スポーツ科学科
教員名 武田 光平
武田 光平
職務履歴

目的

本授業では,保健体育科における武道領域の柔道に焦点を当て,その技能や知識を受講生同士のコミュニケーション能力の涵養を図りながら行い,武道(運動・スポーツ)実践者に適切な態度の育成を目的とする.また,柔道の技能を習得することに加え,指導内容や方法について検討し,指導者としての資質や能力,指導力向上に資することができるようになる.

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A 授業ガイダンス、柔道の概要
 →柔道の概要(創始者、理念・原理等)について学習する
事前学修 シラバスを熟読し,授業に必要な準備物や場所を確認する.また,柔道をテレビやインターネットを通じてイメージを把握する(1時間).
事後学修 本授業で学んだことをまとめ,Moodleに提出する(1時間)
2 C, B 基本動作の練習
 →投げ技,固め技の基礎となる基本動作(体さばき,崩し,受け身等)の習得を図る
事前学修 文献やインターネットを用いて,本授業内容を事前に調べておく(1時間)
事後学修 本授業での学びをまとめ,Moodleに提出する(1時間)
3 C, B 基本動作の習得
 →基本動作と投げ技および固め技を関連づけて学習し,それぞれの理解を図る.
事前学修 文献やインターネットを用いて,本授業内容を事前に調べておく(1時間)
事後学修 本授業での学びをまとめ,Moodleに提出する(1時間)
4 C, B 固め技の学習①
 →抑え込みの条件,抑え技(横四方固め,けさ固め)の習得を図る
事前学修 文献やインターネットを用いて,本授業内容を事前に調べておく(1時間)
事後学修 本授業での学びをまとめ,Moodleに提出する(1時間)
5 C, B 固め技の習得②
 →抑え技(上四方固め,縦四方固め,肩固め)の習得を図る.
  抑え技の攻防を展開する.
事前学修 前回の授業を振り返り,抑え込みの条件について理解しておく.また,今回の抑え技の方法について調べておく(1時間)
事後学修 本授業での学びをまとめ,Moodleに提出する(1時間)
6 C, B 固め技の習得③
 →抑え技の攻防を展開し,約束練習と自由練習を行う.
 
事前学修 前回の授業を振り返り,抑え込みの条件について理解しておく.また,今回の抑え技の約束練習に応じた攻防についての方法を調べておく(1時間)
事後学修 本授業での学びをまとめ,Moodleに提出する(1.5時間)
7 C, B 投げ技の学習①
 →投げ技の動き(足さばき,進退動作,組み方)の理解と習得を図る.
事前学修 文献やインターネットを用いて,本授業内容を事前に調べておく(1時間)
事後学修 本授業での学びをまとめ,Moodleに提出する(1.5時間)
8 C, B 投げ技の学習②
 →投げ技(足技:支えつり込み足,膝車,出足払,送り足払い)の理解と習得を図る
 
事前学修 文献やインターネットを用いて,本授業内容を事前に調べておく(1時間)
 
事後学修 本授業での学びをまとめ,Moodleに提出する(1.5時間)
9 C, B 投げ技の学習③
 →投げ技(体落とし,大腰,浮腰,払い腰)の理解と習得を図る

事前学修 前回の授業を振り返り,投げ技の行い方を復習しておく.また,攻防についての方法を調べておく(1時間)
事後学修 本授業での学びをまとめ,Moodleに提出する(1.5時間)
10 C, B 投げ技の学習④
 →投げ技(大外刈,小内刈,大内刈)の理解と習得を図る.また,連絡技について理解する.
事前学修 前回の授業を振り返り,投げ技の行い方を復習しておく.また,攻防についての方法を調べておく(1時間)
事後学修 本授業での学びをまとめ,Moodleに提出する(1.5時間)
11 C, B 投げ技の学習⑤
 →投げ技の攻防を展開する.また,投げ技と固め技の連携について理解する.
事前学修 前回までの授業を振り返り,投げ技の行い方を復習しておく.また,攻防についての方法を調べておく(1時間)
事後学修 本授業での学びをまとめ,Moodleに提出する(1.5時間)
12 C, B 投げ技と固め技の総合練習
 →投げ技と固め技の攻防を展開する.また,投げ技と固め技の連携について理解し,約束練習で実践し習得を図る.
事前学修 前回までの授業を振り返り,投げ技と固め技の行い方を復習しておく.また,インターネットを用いて,柔道の試合動画を視聴するなどしてイメージを膨らませておく(1時間).
事後学修 本授業での学びをまとめ,Moodleに提出する(1.5時間).
13 C, B 試合の審判法と実践
 →柔道の試合における審判法(国際試合審判規定)について理解し,各自で実践する.
事前学修 柔道のルール(試合時間,技の評価,罰則等)について文献やインターネットを用いて学んでおく(1時間).
事後学修 本授業での学びをまとめ,Moodleに提出する(1.5時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇修得する資質・能力:知識・理解【DP-S-1-1】
・武道領域における柔道のさまざまな技能について理解し実践することができる.
〇修得する資質・能力:汎用的技能【DP-S-2-1】【DP-S-2-2】、態度・志向性【DP-S-3-4】
・柔道実践を通じて身体感覚を養うことを通じて日本人の身体運動文化を学び,他の運動に応用することができる.また,自らの指導者としての能力を育成できる.
〇修得する資質・能力:態度・志向性【DP-S-3-1】、総合的な学習経験と創造的思考力【DP-S-4-1】
・柔道実践者にとって適切な態度ができる.また,指導者としての立ち居振る舞いについて考えることができる.

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 30% 70% 30% 100%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 20% 20% 40% 20% 20% 100%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 30% 40% 40% 20% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 20% 100% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 37% 29% 24% 6% 4% 100%

教科書・参考書

授業の進捗状況に応じて,適宜資料を配布する

オフィスアワー

質問等は授業前後に問い合わせること.

その他

・本授業は一部遠隔授業を実施する場合もあるが,基本的には集中講義で面接授業を実施する.そのため,Moodleを確認しておくこと.
・本授業では,柔道着(柔道衣,帯)が必要となるため,各自で最初の面接授業までに準備しておくこと.準備ができない,柔道着を忘れた場合には,その回は欠席扱いとなる.

実務経験のある教員による授業科目

高等学校における保健体育科教員の実務経験を有す
講道館柔道四段
全日本柔道連盟公認B指導員
全日本柔道連盟公認Bライセンス審判員