2025年度前期実践理学療法学演習Ａ

曜日・時限	金曜日１時限	期別	前期	週時間数	2
ナンバリング	FY330602
開講学科等	医療福祉工学部-理学療法学科医療健康科学部-理学療法学科
教員名	越野　八重美越野　八重美職務履歴 https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e8%b6%8a%e9%87%8e%e3%80%80%e5%85%ab%e9%87%8d%e7%be%8e 教員情報データベースに遷移します、森下　聖森下　聖職務履歴 https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%a3%ae%e4%b8%8b%e3%80%80%e8%81%96 教員情報データベースに遷移します、松本　光平松本　光平職務履歴 https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%9d%be%e6%9c%ac%e3%80%80%e5%85%89%e5%b9%b3 教員情報データベースに遷移します

目的

後期の臨床実習を円滑に実施するために，神経系疾患の患者に対して情報収集，理学療法評価，統合と解釈という流れを経験し，レジュメにまとめるまでの知識，技術を習得することを目的とします．
まず各検査項目を行う意味を理解し，さらに対象者の身体運動能力に合わせた工夫などにより実践的な技術を体得します．

授業計画

授業回	形式	学修内容	学修課題
1	A,C	オリエンテーション、情報収集	事前学修	情報収集内容の復習(2時間)
1	A,C	オリエンテーション、情報収集	事後学修	情報収集内容をまとめる(2時間)
2	A,C	関節可動域検査（上肢・下肢・体幹）	事前学修	ROM検査の意義，目的，各関節運動の制限因子について復習(3時間)
2	A,C	関節可動域検査（上肢・下肢・体幹）	事後学修	測定方法の復習(2時間)
3	A,C	片麻痺検査、協調性検査	事前学修	共同運動，連合反応の復習（3時間）
3	A,C	片麻痺検査、協調性検査	事後学修	測定方法の復習(2時間)
4	A,C	反射検査、筋緊張検査	事前学修	伸張反射についての生理学的な復習(2時間)
4	A,C	反射検査、筋緊張検査	事後学修	測定方法の復習(2時間)
5	A,C	感覚検査	事前学修	感覚の伝導路についての復習(2時間)
5	A,C	感覚検査	事後学修	測定方法の復習(2時間)
6	A，C	バランス検査	事前学修	バランスを低下させる因子を考える（2時間）
6	A，C	バランス検査	事後学修	測定方法の復習(2時間)
7	A，C	姿勢観察（臥位・座位・立位）	事前学修	骨指標の確認・触診，理想的アライメントの復習(3時間)
7	A，C	姿勢観察（臥位・座位・立位）	事後学修	観察方法の復習(2時間)
8	A，C	寝返り・起き上がりの観察	事前学修	自分の寝返り・起き上がりについて関節運動と使用する筋力について考える(2時間)
8	A，C	寝返り・起き上がりの観察	事後学修	行った寝返り・起き上がり動作分析内容を整理しまとめる(3時間)
9	A,C	立ち上がりの観察	事前学修	自分の立ち上がり動作について関節運動と使用する筋力について考える(2時間)
9	A,C	立ち上がりの観察	事後学修	行った立ち上がり分析内容を整理しまとめる(3時間)
10	A,C	正常歩行の基礎知識について	事前学修	運動学で学習した歩行に関する内容について復習(2時間)
10	A,C	正常歩行の基礎知識について	事後学修	正常歩行で用いられる関節運動と筋活動についてまとめる(3時間)
11	A,C	歩行の観察（片麻痺症例）	事前学修	前回の授業で学習した歩行の各相における関節運動について復習(2時間)
11	A,C	歩行の観察（片麻痺症例）	事後学修	行った歩行分析内容を整理しまとめる(3時間)
12	A,C	ADL評価	事前学修	自分の自宅での生活上で必要な関節運動と使用する筋力について考える(2時間)
12	A,C	ADL評価	事後学修	ADL評価内容を整理しまとめる(2時間)
13	A	ペーパーペイシェントで評価の総復習	事前学修	教授した内容の復習(2時間)
13	A	ペーパーペイシェントで評価の総復習	事後学修	講義内容の復習(3時間)

授業形式記号

A:一斉授業（通常の講義）
B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
C:体験、実験、実習、演習など

D:調査分析、解析など
E:ものづくり、作品制作
F:グループワーク（ディスカッション・ディベートを含む）

G:プレゼンテーション
H:地域・企業　連携型学習
I:その他

到達目標

〇修得する資質・能力：知識・理解力【DP-Y-1-1】
（1）解剖学、生理学知識に基づいて各疾患の病態を理解する
（2）病態から必要な評価項目の抽出が行える

評価方法と評価観点

評価方法	配点合計	知識・理解力	応用力	コミュニケーション力	態度・志向性	創造力	合計
定期試験またはレポート試験							0%
小テスト、小論文							0%
グループワーク	20%	50%		50%			100%
プレゼンテーション	30%	50%		50%			100%
レポート、宿題	50%	50%	50%				100%
授業での姿勢（ノート、質疑など）							0%
作品、パフォーマンス（実技、実演）							0%
その他1(具体的に：							0%
その他2(具体的に：							0%
	100%	50%	25%	25%	0%	0%	100%

教科書・参考書

資料を配布する
参考書：解剖学・生理学・運動学等1,2年生で使用した教科書

オフィスアワー

オフィスアワーの解説時間と場所：火曜日12:40－13：30、5207
学内外の用務のため，オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります．

その他

本演習と実践理学療法評価学演習B，障害学演習の3教科は連動して進行します．必ず3教科を履修してください．履修できない学生は相談に来てください．
資料はMoodleにあげるので，授業開始までにプリントアウトして持参してください．
レポートは内容チェックの上で返却します．
原則として２/3以上の出席が無ければ定期試験を受験したとしてもE 評価とします．

実務経験のある教員による授業科目

理学療法の実務経験を有する教員が動作観察とその評価を指導する

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