2025年度前期医療科学基礎実習

曜日・時限 月曜日1時限,月曜日2時限 期別 前期 週時間数 4
ナンバリング FL231505
開講学科等 医療福祉工学部-医療福祉工学科
医療健康科学部-医療科学科
教員名 日坂 真樹
日坂 真樹
職務履歴

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小出 卓哉
小出 卓哉
職務履歴

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目的

この講義では,工学系における基礎的なレポートの書き方を学ぶために,電気回路や物理の基礎的な実験をしながら,パソコンによる図や表の描き方,レポートの書き方について知り,理解できるようになることを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A 医療科学基礎実習の講義内容(講義全体の概要)と評価法
等の説明
レポート作成法,実験ノート
(この実習は1回2コマの連続で行う。)
事前学修 シラバスで本授業の目的,授業計画,到達目標を知る。
(1時間)
事後学修 レポート作成法とその重要性を理解する。
(1時間)
2 A,C キルヒホッフの法則(講義)
理論値の計算
事前学修 電気回路におけるキルヒホッフの法則について予習する。
(1時間)
事後学修 キルヒホッフの法則を用いた理論計算値を再確認する。
(1時間)
3 A,C ブレッドボードの使い
マルチメーターの使い方
抵抗・電圧・電流の測定方法
事前学修 ブレッドボードやマルチメーターについて調べる。
(1時間)
事後学修 マルチメーターを用いた電流,電圧,抵抗の測定?法について復習する。
(1時間)
4 A,C 実験1:抵抗回路の実験
測定データのまとめ
事前学修 抵抗回路の実験内容について予習する。
(1時間)
事後学修 抵抗回路の実験内容について復習する。
(1時間)
5 A,C PCによる実験1の表の描き方と表の完成 事前学修 WordやExcelをPCにインストールしておく。
(1時間)
事後学修 PCによる表や描き方を復習する。
(1時間)
6 A,C アプリケーション(Inkscape)のインストール
PCによる実験1の図の描き方と図の完成
事前学修 Inkscapeについて調べておく。
(1時間)
事後学修 PCによる図の描き方を復習する。
(1時間)
7 C PCによる実験1のレポート作成1
 目的,原理,実験器具,実験方法
事前学修 レポート作成法について復習する。
(1時間)
事後学修 実験方法までのレポートを完成させる。
(2時間)
8 A,C PCによる実験1のレポート作成2
 実験結果,定量的考察,課題,まとめ
フックの法則の講義
事前学修 実験方法までのレポートを完成させる。フックの法則について復習する。
(1時間)
事後学修 PCによるレポートを完成させる。
(2時間)
9 C 実験2:単振動の実験
ストップウォッチによる周期の計測
事前学修 単振動の実験について予習する。
(1時間)
事後学修 周期から周波数を算出する。実験データをまとめる。
(1時間)
10 A,C 実験データのまとめ
PCによるグラフの描き方
最小2乗法
事前学修 実験データをまとめる。さらに,Excelによるグラフの描き方,最小2乗法について予習する。
(1時間)
事後学修 PCによる測定データのグラフを完成させる。(1時間)
11 C PCによる実験2のレポート作成1
 表と図を完成させる。
事前学修 ExcelやInkscapeの使い方について復習する。
(1時間)
事後学修 レポートの表と図を完成させる。
(2時間)
12 C PCによる実験2のレポート作成2
 目的,原理,実験方法,実験結果まで完成させる。
事前学修 レポート作成法について復習する。
(1時間)
事後学修 実験?法までの実験2のレポートを完成させる。
(2時間)
13 C PCによる実験2のレポート作成3
 定量的考察,課題,まとめまで書き,レポートを完成させる。
事前学修 実験結果までのレポートを完成させる。
(1時間)
事後学修 医療科学基礎実習の復習をする。
(1時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

 〇 修得する資質・能?: 知識・理解?、応用? 【DP-L-1-1】【DP-L-1-2】【DP-L-1-3】
・ レポートの重要性について理解し,レポートの構成について説明できる。
・ パソコンによって,図や表を丁寧に描くことができる。
・ 実験機器を用いてデータを測定し,測定結果をまとめることができる。
・ 実験データを用いて,レポートを作成できる。
〇 修得する資質・能力: コミュニケーション力【DP-L-2-1】
・ レポート作成法を学び,丁寧なレポート作成ができる。

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 20% 50% 50% 100%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 60% 80% 20% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 20% 100% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 48% 12% 0% 10% 30% 100%

教科書・参考書

講義に関連する資料を適宜配布する。

オフィスアワー

オフィスアワー
月曜日4限 5-108室(日坂研究室)
月曜日3限 7-310室(小出研究室)
学内外の用務のため,オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります。
随時,電子メールで質問を受け付けます。

その他

関数電卓を準備すること。
実験ノート,定規については実験のガイダンスで説明する。
実験中は名札を着用すること。
実験レポートが1通以上未受理の者は不合格となる。
2L後期の「電気電子工学実験」(必修科目)を履修するにあたり,事前にこの「医療科学基礎実習」を履修することが望ましい。
Moodleを必ず確認すること。

実務経験のある教員による授業科目