2025年度後期医用計測学

曜日・時限 金曜日3時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング FL231202
開講学科等 医療福祉工学部-医療福祉工学科
医療健康科学部-医療科学科
教員名 日坂 真樹
日坂 真樹
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%97%a5%e5%9d%82%e3%80%80%e7%9c%9f%e6%a8%b9

教員情報データベースに遷移します

目的

生体計測装置の計測原理を物理的に理解するために,温度計測原理,超音波を用いた速度計測法の原理,磁場計測の原理などを中心に学び,物理的な考え方や導出方法を修得し,理解できることを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A,C 医用計測学の講義内容と評価方法等の説明
単振動
事前学修 シラバスで本授業の目的,授業計画,到達目標を知る。また,単振動について予習する。
(2時間)
事後学修 単振動に関連する演習課題をする。
(2時間)
2 A,C 波動と屈折の法則 事前学修 波動や屈折の法則について予習する。
(2時間)
事後学修 波動および屈折の法に関連する演習課題をする。
(2時間)
3 A,C ドップラー効果 事前学修 ドップラー効果について予習する。
(2時間)
事後学修 ドップラー効果に関連する演習課題をする。
(2時間)
4 A,C ドップラー効果を用いた超音波速度計測 事前学修 ドップラー効果を用いた超音波速度計測法について調べる。
(2時間)
事後学修 ドップラー効果を用いた超音波速度計測に関連する演習課題をする。
(2時間)
5 A,C トランジットタイム型超音波速度計測
事前学修 トランジットタイム型超音波速度計測法について調べる。
(2時間)
事後学修 トランジットタイム型超音波速度計測に関連する演習課題をする。
(2時間)
6 A,C 光の特性(光の速度,屈折率) 事前学修 光の速度や屈折率について調べる。
(2時間)
事後学修 光の速度および屈折率に関連する演習課題をする。
(2時間)
7 A,C 光の屈折と全反射 事前学修 光の屈折や全反射について調べる。
(2時間)
事後学修 光の屈折と全反射に関連する演習課題をする。
(2時間)
8 A,C レンズの公式と光学顕微鏡 事前学修 レンズの公式や光学顕微鏡について調べる。
(2時間)
事後学修 レンズの公式および光学顕微鏡に関連する演習課題をする。
(2時間)
9 A,C 磁場計測(ローレンツ力) 事前学修 ローレンツ力について調べる。
(2時間)
事後学修 磁場計測に関連する演習課題をする。
(2時間)
10 A,C 原子核の崩壊(α線,β線,γ線,半減期)
PETの原理
事前学修 原子核の崩壊やPETについて調べる。
(2時間)
事後学修 原子核の崩壊およびPETに関連する演習課題をする。
(2時間)
11 A,C 絶対温度と熱量 事前学修 絶対温度と熱量について予習する。
(2時間)
事後学修 絶対温度および熱量に関連する演習課題をする。
(2時間)
12 A,C 熱の移動(熱伝導,熱放射,熱対流)
ボイル・シャルルの法則
事前学修 熱の移動,ボイル・シャルルの法則について調べる。
(2時間)
事後学修 熱の移動,ボイル・シャルルの法則に関連する演習課題をする。
(2時間)
13 A,C 学習到達度最終確認 事前学修 医用計測学について予習する。
(8時間)
事後学修 医用計測学に関連する総復習をする。
(4時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

・ 超音波の基礎的な特性を理解でき,関連する問題を解ける。
・ 光の基礎的な特性を理解でき,関連する問題を解ける。
・ 熱や磁場,原子核の崩壊の基礎を理解できる。
・ 生体計測装置の計測原理となる物理について理解でき,関連する問題を解ける。
・ 医用計測学に関連する演習問題を真面目に取り組み,主体的に学習する。

〇2024年度以降の入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

〇 2023年度以前の入学生
修得する資質・能力: 知識・理解力、応用力 【DP-L-1-1】【DP-L-1-2】【DP-L-1-3】
修得する資質・能力: 態度・志向力【DP-L-3-2】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 70% 70% 20% 10% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 20% 60% 40% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 10% 100% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 61% 22% 7% 0% 10% 100%

教科書・参考書

参考書:「第3版物理学入門」原康夫(学術図書出版社)

オフィスアワー

月曜日2限 5-108室(日坂研究室)
 学内外の用務のため,オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります。
 随時,電子メールで質問を受け付けます。

その他

関数電卓を準備すること。
全ての演習課題を提出すること。
3L前期の「生体計測装置学」を履修するにあたり,事前にこの「医用計測学」を履修することが望ましい。
Moodleを必ず確認すること。

実務経験のある教員による授業科目