2025年度後期後半製図・CAD実習

曜日・時限 金曜日1時限,金曜日2時限 期別 後期後半 週時間数 2
ナンバリング FL331109
開講学科等 医療福祉工学部-医療福祉工学科
医療健康科学部-医療科学科
教員名 藤川 智彦
藤川 智彦
職務履歴

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、平松 幹雄
平松 幹雄
職務履歴

目的

機械製図実習はものづくりの基準となる製図を実際におこなう実習である.製図の対象は病院などで用いる配管端末器(アウトレット)である.機械製図は一通りの決まりに従って図面を描くこと,その図面の内容を読み取り理解することが重要である.ここでは,配管端末器(アウトレット)の分解・組立を通して,各部品の機械製図をおこない,製図を基本を体験する.これらの実習を通して,機械製図の基本について学び,理解することを目的とする.

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A ガイダンス:機械製図実習の実習内容の説明および製図基礎演習 事前学修 シラバスや教科書を読んで,授業の目的を理解し,必要な知識を確認すること(0.5時間)
事後学修 製図の基礎知識を復習すること(0.5時間)
2 C 製図基礎:石膏モデルの描画 事前学修 描画する図面に必要な基礎知識やノギスの使い方などを予習すること(0.5時間)
事後学修 描画した図面の読み取りに必要な基礎知識を復習し,手書きによる製図をおこなうこと(1時間)
3 C 分解:配管端末器(アウトレット)の分解と部品サイズの確認 事前学修 分解する配管端末器(アウトレット)について予習すること(0.5時間)
事後学修 配管端末器(アウトレット)の分解工程や使用する工具の確認をすること(0.5時間)
4 C 部品図の製図1:配管端末器(アウトレット)の部品図の描画 事前学修 描画する図面に必要な基礎知識を予習すること(0.5時間)
事後学修 描画した図面の読み取りに必要な基礎知識を復習し,手書きによる製図をおこなうこと(1時間)
5 C 部品図の製図2:配管端末器(アウトレット)の部品図の描画 事前学修 描画する図面に必要な基礎知識を予習すること(0.5時間)
事後学修 描画した図面の読み取りに必要な基礎知識を復習し,手書きによる製図をおこなうこと(1時間)
6 C 部品図の製図3:配管端末器(アウトレット)の部品図の描画 事前学修 描画する図面に必要な基礎知識を予習すること(0.5時間)
事後学修 描画した図面の読み取りに必要な基礎知識を復習し,手書きによる製図をおこなうこと(1時間)
7 C CAD(2D)による部品図の製図1:配管端末器(アウトレット)の部品図の描画 事前学修 描画する図面に必要な基礎知識を予習すること(0.5時間)
事後学修 描画した図面の読み取りに必要な基礎知識を復習し,CAD(2D)による製図をおこなうこと(0.5時間)
8 C CAD(2D)による部品図の製図2:配管端末器(アウトレット)の部品図の描画 事前学修 描画する図面に必要な基礎知識を予習すること(0.5時間)
事後学修 描画した図面の読み取りに必要な基礎知識を復習し,CAD(2D)による製図をおこなうこと(0.5時間)
9 C CAD(2D)による部品図の製図3:配管端末器(アウトレット)の部品図の描画 事前学修 描画する図面に必要な基礎知識を予習すること(0.5時間)
事後学修 描画した図面の読み取りに必要な基礎知識を復習し,CAD(2D)による製図をおこなうこと(0.5時間)
10 C CAD(3D)による部品図の製図1:配管端末器(アウトレット)の部品図の描画 事前学修 描画する図面に必要な基礎知識を予習すること(0.5時間)
事後学修 描画した図面の読み取りに必要な基礎知識を復習し,CAD(3D)による製図をおこなうこと(0.5時間)
11 C CAD(3D)による部品図の製図2:配管端末器(アウトレット)の部品図の描画 事前学修 描画する図面に必要な基礎知識を予習すること(0.5時間)
事後学修 描画した図面の読み取りに必要な基礎知識を復習し,CAD(3D)による製図をおこなうこと(0.5時間)
12 C CAD(3D)による部品図の製図3:配管端末器(アウトレット)の部品図の描画 事前学修 描画する図面に必要な基礎知識を予習すること(0.5時間)
事後学修 描画した図面の読み取りに必要な基礎知識を復習し,CAD(3D)による製図をおこなうこと(0.5時間)
13 C 組立:配管端末器(アウトレット)の組立 事前学修 配管端末器(アウトレット)の組立に必要な知識を予習すること(0.5時間)
事後学修 配管端末器(アウトレット)の組立工程や使用する工具の確認をすること(0.5時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

・機械製図の基本的な書き方が理解できる
・基本的な機械図面を読み取ることができる

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 課題図面(CAD図面も含む) 80% 60% 30% 10% 100%
その他2(具体的に: 分解および組立 20% 30% 20% 20% 20% 10% 100%
100% 54% 28% 4% 4% 10% 100%

教科書・参考書

教科書:初心者のための機械製図(著書:藤本元ほか,発行所:森北出版)

オフィスアワー

木曜日18:30-20:00(於8104).なお,会議や出張などで不在の場合がある.また,事前にメールで日時を調整することも可能である.

その他

学生の理解度を確認しながら進めるため,シラバス通りに進まない可能性があることに留意すること.
実習で使用する0.3,0.7の製図用シャープペンを用意すること.
提出された演習と試験は採点後,返却するので,各自で受け取ること.

実務経験のある教員による授業科目

商品開発や生産現場での治具の設計などの製図の実務経験を活かし,分かりやすい図面はどのようなものであるかを理解してもらえるような教育をおこなう.