2025年度前期教育方法技術論と総合的な学習の時間の指導法

曜日・時限 火曜日4時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング
開講学科等 医療福祉工学部-健康スポーツ科学科
医療健康科学部-健康スポーツ科学科
教員名 堀井 大輔
堀井 大輔
職務履歴

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市谷 浩一郎
市谷 浩一郎
村木 有也
村木 有也
職務履歴

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目的

 これからの社会を担う子供たちに求められる資質・能力を育成するために必要な、教育の方法、教育の技術、情報機器及び教材の活用に関する基礎的な知識・技能を身につける。
また、総合的な学習の時間における横断的で総合的な学習や生徒の興味・関心等に基づく学習など、創意工夫を生かした教育活動の展開に必要な基礎的知識、指導計画の作成法、評価方法を学習し、総合的な学習の展開に必要な資質を身につける。
 ※高校での「総合的な学習の時間」は、2022年度から「総合的な探究の時間」に変更となった。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 遠隔授業:A,B 教育方法の基礎(授業とは何か、学習の成立とは、学習観・教育観・学力観)
総合的な学習の時間,基本的な考え方や意義について
事前学修 シラバスを読んでおくこと。
総合的な学習の時間について、参考書などで教育課程の中における位置づけを確認しておくこと。(1.5時間)
事後学修 学び方のポイントを整理しておくこと。
総合的な学習の時間の意義について、ポイントを整理しておくこと。(2.5時間)
2 遠隔授業:A,B 総合的な学習の時間,探求の特質について 事前学修 総合的な学習の時間の指導計画の例を参考書やインターネットなどで調べておくこと。(1.5時間)
事後学修 総合的な学習の時間の指導計画のポイントを整理しておくこと。(2.5時間)
3 遠隔授業:A,B 総合的な学習(探求)の時間,指導計画について 事前学修 総合的な学習の時間の指導方法の例を参考書やインターネットなどで調べておくこと。(2時間)
事後学修 総合的な学習の時間の指導のポイントを整理しておくこと。(3時間)
4 遠隔授業:A,B 教師の役割と指導技術、教育現場での課題発見(教具について) 事前学修 配布したプリントの当該ページを読んでおくこと。(2時間)
事後学修 各自の課題ついて考えをまとめておくこと。(3時間)
5 遠隔授業:B,F 学習支援教材の企画・作成 事前学修 配布したプリントの当該ページを読んでおくこと。(2時間)
事後学修 グループで課題解決に取り組むこと。(3時間)
6 遠隔授業:B,F 学習支援教材の発表・評価 事前学修 配布したプリントの当該ページを読んでおくこと。(3時間)
事後学修 グループで課題解決に取り組むこと。(2時間)
7 面接授業:A,B,F 保健体育におけるマネジメント方略、インストラクション方略、保健体育教育における評価 事前学修 指定した期日までに発表の準備をしておくこと。(2時間)
事後学修 グループで課題解決に取り組むこと。(2時間)
8 面接授業:A,B,F 運動有能感を高める指導方略、運動学習におけるモニタリング技術と相互作用技術 事前学修 指定した期日までに発表の準備をしておくこと。(2時間)
事後学修 グループで課題解決に取り組むこと。(2時間)
9 面接授業:B,C,F 教科に関連する情報の活用(情報モラル含む) 事前学修 グループで課題解決に取り組むこと。(2時間)
事後学修 グループの課題を整理しておくこと。(2時間)
10 面接授業:B,D,F 教育支援のための視聴覚機器・教材(映像の利用方法) 事前学修 指定した期日までに教材・教具を作成し、発表の準備をしておくこと。(3時間)
事後学修 教材・教具の課題について整理しておくこと。(2時間)
11 面接授業:F,G 教育メディア・情報機器を用いた学習指導の企画 事前学修 指定した期日までに課題を作成し、発表の準備をしておくこと。(3時間)
事後学修 指示された課題について整理しておくこと。(2時間)
12 面接授業:F,G 教育メディア・情報機器を用いた学習指導の発表 事前学修 指定した期日までに課題を作成し、発表の準備をしておくこと。(3時間)
事後学修 指示された課題について整理しておくこと。(2時間)
13 面接授業:C,F 教育メディア・情報機器を用いた学習指導の評価 事前学修 これまで作成した課題について整理しておくこと。(3時間)
事後学修 教育の方法と技術についての課題と展望を整理しておくこと。(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

1)教育方法の基礎的理論と実践を理解している。
2)これからの社会を担う子供たちに求められる資質・能力を育成するための教育方法の在り方(主体的・対話的で深い学びの実現等)を理解している。
3)学級、生徒、教員、教室、教材など授業を構成する基礎的な要件を理解している。
4)学習評価の基礎的な考え方を理解している。
5)話法、板書等、授業を行う上での基礎的な技術を身に付けている。
6)基礎的な学習指導理論を踏まえて、目標・内容、教材・教具、授業展開、学習形態、評価規準等の視点を含めた学習指導案を作成することができる。
7)子供たちの興味・関心を高めたり課題を明確につかませたり学習内容を的確にまとめさせたりするために、情報機器を活用して効果的に教材等を作成・提示することができる。
8)子供たちの情報活用能力(情報モラルを含む)を育成するための指導法を理解している。
9)総合的な学習の時間の指導計画のポイントが説明できる。
10)総合的な学習の時間の評価のポイントが説明できる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 10% 0%
グループワーク 20% 20% 20% 20% 40% 100%
プレゼンテーション 30% 30% 20% 30% 20% 100%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 20% 80% 20% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 20% 20% 40% 40% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 17% 18% 16% 21% 18% 90%

教科書・参考書

適宜プリントなどを配布する。

参考書
1)「教育の方法と技術(新しい教職教育講座 教職教育編10)」、篠原正典/荒木寿友編著、ミネルヴァ書房、2018年、2,000円+税
2)「高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 総合的な探究の時間編」、文部科学省、297円(税込)
3)「中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 総合的な学習の時間編」、文部科学省、230円(税込)

オフィスアワー

■堀井大輔
<前期・後期>
開設時間:毎週火・水曜日12:20~12:50、開設場所:寝屋川キャンパスA号館1階教員室06

■村木有也
<前期>
開設時間:毎週月曜日12:15~12:50、開設場所:寝屋川キャンパスA号館1階教員室03
開設時間:毎週水曜日12:45~13:20、開設場所:四條畷キャンパス体育館教員室
<後期>
開設時間:毎週月曜日12:15~12:50、開設場所:寝屋川キャンパスA号館1階教員室03
開設時間:毎週水曜日12:45~13:20、開設場所:四條畷キャンパス体育館教員室

■市谷浩一郎
<前期・後期>
開設時間:毎週水曜日12:40~13:30、開設場所:四條畷キャンパス体育館教員室


※授業期間外、あるいはオフィスアワーの時間以外に質問などがある場合は、あらかじめアポイントを取ること。

その他

・グループワークやプレゼンテーションには積極的に参加すること。
・スクールサポーター等に参加しておくとよい。
・遠隔授業、面接授業の連絡はmoodleで行う。

フィードバック
・レポート、宿題、小テスト、試験の答案などの返却は、適宜判断するので、指示に従うこと。
・特に指定した課題など(含む、プレゼンテーション)は、指定期間内に、修正指示(返却)・再提出(実施)などをしてもらう場合もあるので指示に従うこと。

実務経験のある教員による授業科目

公立の中高の教員として勤務,教鞭をとった経験をもつ専任教員が,実務経験をもとにした教育の方法・技術について講義をする。