2025年度前期特別ニーズ教育の基礎と方法

曜日・時限 月曜日2時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング
開講学科等 医療福祉工学部-医療福祉工学科
医療福祉工学部-健康スポーツ科学科
医療健康科学部-医療科学科
医療健康科学部-健康スポーツ科学科
総合情報学部-情報学科
教員名 平沼 博将
平沼 博将
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%b9%b3%e6%b2%bc%e3%80%80%e5%8d%9a%e5%b0%86

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目的

本講義では、(1)障害者権利条約、インクルーシブ教育など特別支援教育に関する国内外の動向や理念、(2)様々な障害や貧困等により特別な教育的ニーズのある幼児、児童、生徒が抱える困難と支援方法、(3)家庭、地域、関係機関等と連携しながら支援体制を構築する必要性について学ぶことを目的としている。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A 障害者権利条約とインクルーシブ教育 事前学修 「障害者権利条約」「インクルーシブ教育」について調べておく(2時間)
事後学修 授業で学んだ内容や疑問に思ったことを整理し、授業テーマに関する自分の考えをまとめる(1時間)
2 A 障害児教育の歴史的変遷と学習指導要領の改訂 事前学修 日本の障害児教育の歴史について調べておく(2時間)
事後学修 授業で学んだ内容や疑問に思ったことを整理し、授業テーマに関する自分の考えをまとめる(3時間)
3 A 障害者差別解消法と合理的配慮 事前学修 「障害者差別解消法」について調べておく(2時間)
事後学修 授業で学んだ内容や疑問に思ったことを整理し、授業テーマに関する自分の考えをまとめる(3時間)
4 A 障害と子どもの理解(1)―視覚障害・聴覚障害・肢体不自由― 事前学修 「視覚障害」「聴覚障害」「肢体不自由」について調べておく(2時間)
事後学修 授業で学んだ内容や疑問に思ったことを整理し、授業テーマに関する自分の考えをまとめる(3時間)
5 A 障害と子どもの理解(2)―発達障害・知的障害― 事前学修 「知的障害」「発達障害」の定義について調べておく(2時間)
事後学修 授業で学んだ内容や疑問に思ったことを整理し、授業テーマに関する自分の考えをまとめる(3時間)
6 A 乳幼児健診の役割とインクルーシブ保育 事前学修 「乳幼児健診」について調べておく(2時間)
事後学修 授業で学んだ内容や疑問に思ったことを整理し、授業テーマに関する自分の考えをまとめる(3時間)
7 A 小中学校における特別支援教育(1)-通級による指導と自立活動- 事前学修 小中学校における「インクルーシブ教育」の実例を調べておく(2時間)
事後学修 授業で学んだ内容や疑問に思ったことを整理し、授業テーマに関する自分の考えをまとめる(3時間)
8 A 小中学校における特別支援教育(2)-障害のある子どもたちの放課後保障- 事前学修 「学童保育」「放課後等デイサービス」について調べておく(2時間)
事後学修 授業で学んだ内容や疑問に思ったことを整理し、授業テーマに関する自分の考えをまとめる(3時間)
9 A 高等学校における特別支援教育 事前学修 高等学校における「特別支援教育」の実例を調べておく(2時間)
事後学修 授業で学んだ内容や疑問に思ったことを整理し、授業テーマに関する自分の考えをまとめる(3時間)
10 A 大学における障害学生支援と合理的配慮 事前学修 大学における合理的配慮の実例を調べておく(2時間)
事後学修 授業で学んだ内容や疑問に思ったことを整理し、授業テーマに関する自分の考えをまとめる(3時間)
11 A 外国にルーツをもつ児童生徒への支援と多文化共生教育 事前学修 「多文化共生教育」について調べておく(2時間)
事後学修 授業で学んだ内容や疑問に思ったことを整理し、授業テーマに関する自分の考えをまとめる(3時間)
12 A ヤングケアラーへの支援と課題 事前学修 「ヤングケアラー」について調べておく(2時間)
事後学修 授業で学んだ内容や疑問に思ったことを整理し、授業テーマに関する自分の考えをまとめる(3時間)
13 A 講義のまとめと最終レポート課題 事前学修 これまでの授業内容を振り返り、要点や疑問点を整理しておく(1時間)
事後学修 これまでの授業で学んだ内容や疑問に思ったことを整理し、特別ニーズ教育について自分の考えをまとめる(1時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

通常学級に在籍する発達障害や軽度知的障害など特別な支援を必要とする幼児、児童及び生徒の学習上又は生活上の困難を理解し、個別の教育的ニーズに対して、学内、家庭、関係機関及び地域と連携しながら対応していくために必要な知識や支援方法を理解する。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 100% 50% 50% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 50% 50% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

・適宜、資料を配布する。
・参考書は授業中に紹介する。

オフィスアワー

<前期>
開設時間:毎週水曜日12:50~13:20、開設場所:寝屋川キャンパスA号館1階教員室11
<後期>
開設時間:毎週火曜日12:50~13:20、開設場所:寝屋川キャンパスA号館1階教員室11

その他

・受講の際は、パソコンを持参すること。
・授業中は、スマートフォン等の使用を禁止する(※教員が使用を認めた場合は除く)
・遅刻・早退等は、レポート課題の評点から減点する(※電車の遅延等の事情がある場合は除く)。
・出席登録の不正、レポート課題の不正、受講上のルールを守らなかった場合は、全体の成績(評点)から大幅に減点する。
・レポート課題の返却は、適宜判断するので、指示に従うこと。
・特に指定した課題などは、指定期間内に、修正指示(返却)・再提出などをしてもらう場合もあるので指示に従うこと。

実務経験のある教員による授業科目

自治体における障害児・者とその家族に対する療育相談の実務経験を活かし、障害児・者への具体的な支援方法について講義する。