2025年度後期広報システム

曜日・時限 火曜日6時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング HB331103
開講学科等 総合情報学部-ゲーム&メディア学科
教員名 原 久子
原 久子
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%8e%9f%e3%80%80%e4%b9%85%e5%ad%90

教員情報データベースに遷移します

目的

広報コミュニケーションは、企業・行政を問わず組織にとっても重要な課題である。理念を伝えるために、情報を発信し、社会とのコミュニケーションを通して、組織等の仕組みを強固なものにする必要がある。また、現在では最新のテクノロジーを用いたデジタル時代の広報に関する方法論を理解することも必須となった。
学生は、上記のことを理解して身につけるために、戦略的な広報立案、ICTを活用したコミュニケーションデザインなど時代に合致した広報システムを学修する。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 遠隔授業:A イントロダクションー
 メディアの変容とデジタル時代の広報担当者のあり方について
(教科書:はじめに「未来を創る広報」とは   第1章 デジタル時代の「広報パーソン」とは)
事前学修 教科書P.13~P.23を読む。わからない用語を調べる。(2.3時間)
事後学修 授業のノートを整理し、復習をする。(2.3時間)
2 遠隔授業:A 歴史の中の広報コミュニケーション、情報集約社会において求められることとは何かを学ぶ
(教科書:第2章 デジタル時代に問われる広報コミュニケーション―「情報集約社会」へ―)
事前学修 教科書P.26~P.39を読む。わからない用語を調べる。(2.3時間)
事後学修 授業のノートを整理し、復習をする。(2.3時間)
3 遠隔授業:A コーポレート・コミュニケーション
(教科書:第3章 コーポレート・コミュニケーション)
事前学修 教科書P.42~P.59を読む。わからない用語を調べる。(2.3時間)
用語:ステークホルダー、レピュテーション、アイデンティティ、ブランド
事後学修 授業のノートを整理し、復習をする。(2.3時間)
4 遠隔授業:A 広報戦略の立案について
(教科書:第4章 広報戦略の立案)
事前学修 教科書P.62~P.79を読む。わからない用語を調べる。(2.3時間)
用語:リスクマネジメント、評価
事後学修 授業のノートを整理し、復習をする。(2.3時間)
5 遠隔授業:A ICT の活用とコミュニケーションデザインについて
(教科書:第5章 ICT の活用とコミュニケーションデザイン)
事前学修 教科書P.82~P.98を読む。わからない用語を調べる。(2.3時間)
用語:ICT、コミュニケーションデザイン、メディアニュートラル、PDCAサイクル
事後学修 授業のノートを整理し、復習をする。(2.3時間)
6 遠隔授業:A マーケティング・コミュニケーションについて
(教科書:第6章 マーケティング・コミュニケーション(マーケティングPR) )
事前学修 教科書P.100~P.117を読む。わからない用語を調べる。(140分)
用語:マーケティング、プロモーション、ストーリーテリング
事後学修 授業のノートを整理し、復習をする。(140分)
7 遠隔授業:A インターナル・コミュニケーションについて
(教科書:第7章 インターナル・コミュニケーション)
事前学修 教科書P.120~P.134を読む。わからない用語を調べる。(2.3時間)
用語:インターナル・コミュニケーション、ブーメラン効果
事後学修 授業のノートを整理し、復習をする。(2.3時間)
*中間試験に代わるレポート作成を課すので、Moodleの課題を確認すること。
8 面接授業:A CSR と地域社会への広報活動について
(教科書:第8章 CSR と地域社会への広報活動)

事前学修 第8回目の授業冒頭での中間テストに向けて第1から7回目の復習。
教科書P.137~P.152を読む。わからない用語を調べる。(2.3時間)
用語:CSR、社会適応力、ダイアログ&エンゲージメント、オウンドメディア
事後学修 授業のノートを整理し、復習をする。(2.3時間)
9 遠隔授業:A 試験の返却とフィードバック

危機管理広報(対応とリスク管理)について 
(教科書:第12章 危機管理広報(対応とリスク管理))
事前学修 教科書P.218~P.246を読む。わからない用語を調べる。(2.3時間)
事後学修 授業のノートを整理し、復習をする。(2.3時間)
10 遠隔授業:A 広報効果と効果測定について
(教科書:第13章 広報効果と効果測定)
事前学修 教科書P.248~P.264を読む。わからない用語を調べる。(2.3時間)
事後学修 授業のノートを整理し、復習をする。(2.3時間)
11 遠隔授業:A インターネット広報とオウンドメディアの活用について
(教科書:第14章 インターネット広報とオウンドメディアの活用)
事前学修 教科書P.266~P.279を読む。わからない用語を調べる。(2.3時間)
用語:トリプルメディア、コンテンツマーケティング、ブランドジャーナリズム
事後学修 授業のノートを整理し、復習をする。(2.3時間)
12 遠隔授業:A メディア・リレーションズについて
(教科書:第15章 メディア・リレーションズ)
事前学修 教科書P.282~P.312を読む。わからない用語を調べる。(2.3時間)
事後学修 授業のノートを整理し、復習をする。(2.3時間)
13 遠隔授業:A まとめ
(教科書:おわりに ーグローバル化とデジタル化によって高まる広報コミュニケーションの重要性)
事前学修 教科書P.331~P.334を読む。これまで学修したところで、”それぞれが考える広報の重要性”についてよく考える。(2.3時間)
事後学修 期末試験に向けて、第1回から15回までの授業のノートを総括し、復習をする。(2.3時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

・修得する資質・能力:知識・理解 【DP-B-1-1】
  現代のデジタル時代の広報・コミュニケーションの基礎を正しく説明できる。
  ICTを活用した時代に合致した広報システムに、獲得した知識を総合的に活用できる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 50% 60% 40% 100%
小テスト、小論文 20% 70% 30% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 30% 50% 50% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 59% 41% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

教科書:
「デジタルで変わる 広報コミュニケーション基礎」編集:社会情報大学院大学、監修:上野征洋、2017年、発行:宣伝会議
*電子書籍(kindle版)あり
参考書:
「新版 広報・PRの基本」著者:山見博康、2020年、発行:日本実業出版社
*その他参考書は授業中に随時紹介する。

オフィスアワー

後期月曜5時限目 教員室(6号館6ー321)
(学生は事前に予約メールを教員に送信してください。事前予約がある場合、オンライン対応も可能)

その他

課題(試験・レポート等)には解答等のフィードバックを行うので、確認・復習を行うことを求める。
オンデマンド授業であるため、Moodleから動画を視聴し、課題を提出することになる。

実務経験のある教員による授業科目

展覧会・イベント等の企画・プロデュース・運営マネジメント・広報業務。美術専門誌・専門書編集。新聞・雑誌・webへの記事連載。
コンサルティング(芸術・文化政策等)