2025年度後期映像制作実習

曜日・時限 月曜日1時限,月曜日2時限 期別 後期 週時間数 4
ナンバリング HB330208,HW330208
開講学科等 総合情報学部-デジタルゲーム学科
教員名 由良 泰人
由良 泰人
職務履歴

森田 浩司
森田 浩司
職務履歴

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目的

スマートフォンやインターネット動画の普及により無数の映像情報を受けとって生活をしている。もはや映像のない生活は考えられないし身近にもなったが、実際に制作する機会はまだ少ない。この授業では、撮影から編集を通して自由に映像を扱うことを目標とする。
また、今後情報発信するクリエイターとして必要なスキルとして知識と専門的な技術を具体的に学ぶ。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 遠隔:A.C ガイダンス / 参考映像 / 課題説明
スマートフォンで使うアナログフィルターの制作とテスト撮影
事前学修 シラバスを読んで情報を確認しておく(1時間)
事後学修 スマートフォンに使えるアナログフィルターを調べておく(1時間)
アナログフィルターに使う材料を用意する(1時間)
2 A.C アナログフィルターを使って映像を撮影し、編集する。
編集用ソフトウェアの説明。
事前学修 撮影の準備を行う(1時間)
事後学修 撮影する場所を調べておく(1時間)
3 A.E 各自が制作した課題作品を全員で鑑賞する。
自分の作品について気づいたことと他の作品に対する感想をレポートにまとめる。
事前学修 撮影した動画を仕上げて提出する(2時間)
事後学修 課題2の内容を検討する(1時間)
4 A.C 撮影の基本。カメラ操作/照明/録音 事前学修 カメラ・照明・録音器具について調べておく(1時間)
事後学修 課題2の内容を検討する(1時間)
5 A.C 2つのグループに分かれ、第5回と6回で交互に受講する
①カメラの操作と照明・音声収録の技能習得を通して、編集用素材の撮影を行なう
②編集用ソフトウェアDaVinci Resolveのインストールとセットアップ、基本操作。
事前学修 カメラ・照明・録音器具について調べておく(1時間)
事後学修 撮影した素材を元に内容を整理し、要点をまとめておく(1時間)
6 A.C 2つのグループに分かれ、第5回と6回で交互に受講する
①カメラの操作と照明・音声収録の技能習得を通して、編集用素材の撮影を行なう
②編集用ソフトウェアDaVinci Resolveのインストールとセットアップ、基本操作。
事前学修 カメラ・照明・録音器具について調べておく(1時間)
事後学修 撮影した素材を元に内容を整理し、要点をまとめておく(1時間)
7 E, F 撮影した動画をDaVinci Resolveを使い編集する。色調補正や音声の同期等の技能を習得する。 事前学修 DaVinci Resolveの操作復習(1時間)
事後学修 課題を仕上げる。(2時間)
8 E, F 制作した課題作品を全員で鑑賞する。
自分の作品について気づいたことと他の作品に対する感想をレポートにまとめる。
事前学修 撮影した動画を仕上げて提出する(1時間)
事後学修 最終課題の企画を考えておく。(1時間)
9 E, F 最終課題の企画と脚本制作。 事前学修 企画構成をまとめる。(1時間)
事後学修 最終課題の企画を元に絵コンテを考える。(1時間)
10 E, F 絵コンテの確認と、撮影を行う。 事前学修 絵コンテとテスト撮影した映像を提出する(1時間)
事後学修 追加撮影と作品制作。(2時間)
11 C.E 脚本に沿った映像編集をし、完成した動画を共有フォルダに提出する。 事前学修 音源と映像素材を確認しておく(1時間)
事後学修 作品を完成させる。(1時間)
12 A, G 各自が制作した課題作品を全員で鑑賞する。
自分の作品について気づいたことと他の作品に対する感想をレポートにまとめる。
事前学修 提出作品の最終確認をしておく(1時間)
事後学修 提出用のレポートを作成する(1時間)
13 A, G 各自が制作した課題作品を全員で鑑賞する。
自分の作品について気づいたことと他の作品に対する感想をレポートにまとめる。
事前学修 提出作品の最終確認をしておく(1時間)
事後学修 提出用のレポートを提出する(1時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

○修得する資質・能力: 知識・理解力、応用力【DP-B-1-1】【DP-W-1-1】
1.映像制作に必要なDaVinci Resolve等のアプリケーションや映像撮影機材の操作技術を習得し、デジタルコンテンツを制作できる。
2.問題に対して、習得した技術を応用して解決できる。
3.表現方法によって観る人に与える効果を実践的に理解し、クリエイティブ能力を身に付ける。
○修得する資質・能力: 創造力【DP-B-4-1】【DP-W-4-1】
1.課題制作において独自性のある着想で作品制作が出来る。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 15% 50% 10% 40% 100%
プレゼンテーション 10% 50% 20% 30% 100%
レポート、宿題 25% 50% 20% 30% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 10% 20% 40% 40% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 40% 40% 30% 30% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 43% 24% 0% 0% 32% 100%

教科書・参考書

マスターショット100 低予算映画を大作に変える撮影術(クリストファー・ケンワーシー著)
Filmmaker's Eye -映画のシーンに学ぶ構図と撮影術:原則とその破り方-(グスタボ・メルカード著)

オフィスアワー

由良泰人
場所:6-312
前期:火曜費 3限
後期:水曜日 2限
授業期間外に質問等ある場合には、事前に教員室へ立ち寄るか、メール等で、あらかじめアポイントをとってください。

森田 浩司
場所:6-317
前期:月曜日 16:00-17:30
後期:水曜日 11:30-13:00
※学内外の用務のため、オフィスアワーでも不在の場合があります。

その他

課題の提出および採点や修正アドバイス等のフィードバックに際し、Moodleを用いる。

実務経験のある教員による授業科目

由良泰人:映像作家。個人映像を制作し国内外の映画祭で発表。個人で作られた映像を発表する場としてVIDEO PARTYを企画。また企業広報映像などの制作も行なう。

森田 浩司:ラジオやテレビ番組の制作、技術業務に従事。
近年は映画やVPのMA、ライブ配信コンテンツの制作やシステム構築、オペレートなどを多数担当している。