2025年度前期コンテンツマーケティング・演習

曜日・時限 月曜日1時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング HB230902,HW230902
開講学科等 総合情報学部-ゲーム&メディア学科
教員名 由良 泰人
由良 泰人
職務履歴

目的

コンテンツの制作には当然ながら予算が必要で,製造コストが明確な製品ではないコンテンツにおいては、制作コストは分かりにくいと言う側面があります。この授業では映像や映画の制作を中心に、作品ジャンルや制作技術などに関わる違いを学習します。
また映像や映画の歴史を振り返り,今日の多様な表現が現れた背景にも触れ、どのような可能性があり、多様化するコンテンツマーケティングを理解する足掛かりとします。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A 映像の歴史
映像において重要な再生環境である映像装置の紹介をします。
事前学修 映画館で映画を観ておくこと。(2時間)
事後学修 授業内で提示した映像装置について一つ調査し、まとめること。(2時間)
2 A 映画の誕生
リュミエール兄弟からハリウッドまでの映画の歴史を紹介します。
事前学修 映画について事前調査する。(2時間)
事後学修 授業内で提示した内容について調査し、まとめること。(2時間)
3 A 映像技術の変移1
フィルムからデジタルへのメディア変遷
事前学修 フィルムについて事前調査する。(2時間)
事後学修 授業内で提示した内容について調査し、まとめること。(2時間)
4 A コンピュータグラフィックス
コンピュータグラフィックスの進化を紹介します。
事前学修 CGについて事前調査する。(2時間)
事後学修 授業内で提示した内容について調査し、まとめること。(2時間)
5 A 映像技術の変移2
ビデオからデジタルへのメディアの変遷を紹介します。
事前学修 ビデオについて事前調査する。(2時間)
事後学修 授業内で提示した内容について調査し、まとめること。(2時間)
6 A 映像表現の多様化
絶対映画からメディアアートまで広がる映像表現の多様性を紹介します。
事前学修 身の回りで映像が使われている場面を調査する。(2時間)
事後学修 授業内で提示した内容について調査し、まとめること。(2時間)
7 A 映画/テレビの収支
経済面から見たテレビや映画の興行を紹介します。
事前学修 映画の予算規模を調査する。(2時間)
事後学修 授業内で提示した内容について調査し、まとめること。(2時間)
8 A ネットメディア
現在の映像放映の主流となった動画配信について解説します。
事前学修 テレビについて事前調査する。(2時間)
事後学修 課題の調査とレポートの作成(4時間)
9 A,G マーケットリサーチ
前回授業で提示した課題の成果を発表します。
事前学修 課題の調査とレポートの作成(4時間)
事後学修 発表の準備(2時間)
10 A,G コンテンツの企画提案
前回授業で出された課題の成果を発表します。
事前学修 発表の準備(2時間)
事後学修 他の発表についてまとめる(2時間)
11 A,G 映画の制作スケジュールと予算
映画製作に関わる経費についての解説をします。
前回授業で出された課題の成果を発表します。
事前学修 発表の準備(2時間)
事後学修 授業内で提示した課題について調査し、レポートにまとめること。(2時間)
12 A コンテンツマーケティング
コンテンツがどのようにマーケティングに利用されているのかを解説します。
また13回目に発表する課題の説明をします。
事前学修 課題内容の調査(2時間)
事後学修 課題作成と発表の準備(4時間)
13 A 企画の発表
前回授業で出された課題の成果を発表し、授業を振り返ります。
事前学修 課題内容の調査と準備(4時間)
事後学修 他の発表についてまとめる(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇 2024 年度以降の入学生
下記リンク先のカリキュラム・マップを参照.
URL: △△△△△△

〇 2023年度以前の入学生
 修得する資質・能力: 知識・理解力、応用力【DP-W-1-1】【DP-B-1-1】
1.映画・映像コンテンツについての基礎的な専門知識を理解できる。
2.身に付けた専門知識を適切に応用する能力を身に付けることができる。
3.進化するメディアの可能性やコストに関して理解し,制作や提案を行なえる感覚を身に付けるができる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 30% 40% 60% 100%
レポート、宿題 30% 50% 50% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 40% 50% 50% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 47% 53% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

特になし。参考資料等は授業内で提示します。

オフィスアワー

(前期授業期間中) 毎週火曜日 3限に教員室(6-312)です。
また授業期間外に質問等ある場合には、事前に教員室へ立ち寄るか、メール等で、あらかじめアポイントをとってください。

その他

・課題(レポート、宿題、小テスト、試験の答案など)については原則返却しないが、申出者に限り個別に結果内容を説明します。
・課題によっては(授業期間内のプレゼンテーション含む)、指定期間内での修正指示や再提出などを求める場合もあるので指示に従って下さい。

実務経験のある教員による授業科目

由良泰人:映像作家。個人映像を制作し国内外の映画祭で発表。個人で作られた映像を発表する場 としてVIDEO PARTYを企画。また 企業広報映像などの制作も行なう。