大学Top
2025年度後期
キャラクターデザイン・実習
曜日・時限
月曜日3時限,月曜日4時限
期別
後期
週時間数
0
ナンバリング
HB330108
開講学科等
総合情報学部-ゲーム&メディア学科
教員名
懸樋 奈々
懸樋 奈々
職務履歴
目的
ゲーム、アニメ、漫画、実写に限らず、キャラクターは全てのジャンルに存在していると言っても過言ではありません。 キャラクターを作り出すには、それなりのルールがあり、法則があります。また、キャラクターをただ作るだけで、即ヒットするということはありません。実際の現場では、多くの役割の人たちが、長い時間を手間をかけて、キャラクターを作りあげていきます。 これには理論と実践が必要です。 どうやったら売れるキャラクターを作れるか?それをどうやって展開していくか?も大事な問題となっていきます。今売れているゲームやコンテンツのキャラクターはなぜ売れているのか?なぜ人気なのか?そういったところを分析し、自分たちの作り上げるキャラクターに活かしてほしいと思います。キャラクター制作をグループワークを通して実践していきます。絵が描けなくても、ゲーム等のキャラクターを作るのが好き・設定を考えるのが好きという学生は受講してください。
この科目を修得することで、、 エンターテイメントにおけるキャラクター制作とキャラクタービジネスの基礎能力を身につけることを目的とします。
授業計画
授業回
形式
学修内容
学修課題
1
面接 A C
キャラクターとは何か?
講師が行ってきた経験をもとに話してみる 。
事前学修
キャラクターに関して考えてくる。(2時間)
事後学修
講師の話を聞いて、改めて、キャラクターに関して考えてみる。(2時間)
2
オンラインA C
キャラクターを作ろう。その前にやるべきことは?
候補にあがっているゲームを調べましょう。
事前学修
キャラクターを作成するのに必要な要素は何か?を考える。(2時間)
事後学修
キャラクターを作成するのに必要な要素が他にあるかを考える。(2時間)
3
オンラインA C
ゲームを選択し、そのなかのキャラクター一人ひとりの設定を頭に叩き込みます。
事前学修
キャラクターは、どんなものがあるかを調べてくる。(2時間)
事後学修
講義で話した以外のキャラクターにはどんなものがあるかを調べてみる。(2時間)
4
オンライン C F
選んだゲーム内で、自分たちが作ったキャラクターを追加するなら
どの立場で、どの役割で、なんの意味があるキャラクターにするかを考えます。
事前学修
キャラクターがどんな用途で使われているかを調べてみる。(2時間)
事後学修
講義で話した他に。キャラクターがどんな用途で使われているかを調べてみる。(2時間)
5
オンラインC F
キャラクターコンセプトを決めます。
事前学修
キャラクターやキャラクター周辺の環境を想像してみる。(2時間)
事後学修
キャラクター像を創造してみる。(2時間)
6
オンラインC F
キャラクターの設定や性格などをまず決めていきます。
事前学修
キャラクターの中身をつくるためにはどのような項目が必要かを考える。(2.5時間)
事後学修
考えたコンセプトとキャラクターのズレはないかを検証する。(2.5時間)
7
オンラインC F
キャラクターの見た目や身につける小物の設定・意味も考えます。
事前学修
コンセプトを踏まえたキャラクターを創作する。(2.5時間)
事後学修
コンセプトとキャラクターのズレはないかを検証する。(2.5時間)
8
オンラインC F
より詳細にキャラクター制作を進めます。
事前学修
キャラクター設定に必要な要素を考えてみる。(2.5時間)
事後学修
キャラクター設定の必要性をもう一度、考えてみる。(2.5時間)
9
オンラインC F
より詳細にキャラクター制作を進めます。
事前学修
どうやったらクライアントに気に入ってもらえるかを考える。(2.5時間)
事後学修
チームで検証した内容をもう一度見直す。(2.5時間)
10
オンラインC F
中間発表をします。進捗や他班の作品をみて刺激をもらいましょう。
事前学修
チームで検証した内容をもう一度見直し、プレゼンの準備をする。(2.5時間)
事後学修
プレゼンの結果を踏まえ、検証する。(2.5時間)
11
オンラインC F
より詳細にキャラクター制作を進めます。
事前学修
キャラクターの修正点を自分なりに考えてみる。(2.5時間)
事後学修
チームで検証した点を踏まえ、キャラクターの修正点を自分なりに考えてみる。(2.5時間)
12
オンラインC F
より詳細にキャラクター制作を進めます。
事前学修
キャラクターの修正点を自分なりに考えてみる。(2.5時間)
事後学修
チームで検証した点を踏まえ、キャラクターの修正点を自分なりに考えてみる。(2.5時間)
13
オンラインC F
最終プレゼンテーション
事前学修
プレゼンのリハをする。(2.5時間)
事後学修
プレゼンの結果を踏まえて、改善点を書き出す。(2.5時間)
授業形式記号
A:一斉授業(通常の講義)
B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
C:体験、実験、実習、演習など
D:調査 分析、解析など
E:ものづくり、作品制作
F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
G:プレゼンテーション
H:地域・企業 連携型学習
I:その他
到達目標
【到達目標】
◯習得する資質・能力:技術の伝達やグループ作業に必要な文章力とコミュニケーション力を有している【DP-B-2-1】
・キャラクターの作り方を学ぶと同時に、グループ内での話し合いや言葉選びの必要性を理解できる。
・自分の仕事や作業にかかる工数を正しく相手に伝えることができ、グループの進捗を全体で共有することができる。
◯習得する資質・能力:デジタルゲームを主軸としたエンタテインメントコンテンツ分野の基礎的な専門知識を有し、それらを適切に応用する能力を備えている【DP-B-1-1】
・キャラクターは、多くの人の目にふれる前提で制作しなければならないという認識で作成する意義を制作を通じて理解できる。
・制作したキャラクターがそのゲームにとってどう必要であるか・必要とするためにはどうすればいいのかを理解できる。
・科学的な思考力で判断決断し、粘り強い意志力で行動し、問題解決に取り組める【DP-B-2-2】
・知識や技術を用いて、社会の発展のために貢献できる【DP-B-3-1】
・獲得した技術を社会で正しく使用する倫理観と責任感を有している【DP-B-3-2】
・最新科学技術の獲得とその応用のため研鑽を続けられる【DP-B-3-3】
・新たな課題に対して、カリキュラム・ポリシーに基づき獲得した知識・技能・態度等を総合的に活用し、解決できる【DP-B-4-1】
評価方法と評価観点
評価方法
配点合計
知識・理解力
応用力
コミュニケーション力
態度・志向性
創造力
合計
定期試験またはレポート試験
20%
20%
40%
40%
100%
小テスト、小論文
0%
グループワーク
30%
10%
30%
20%
10%
30%
100%
プレゼンテーション
20%
0%
レポート、宿題
0%
授業での姿勢(ノート、質疑など)
10%
50%
50%
100%
作品、パフォーマンス(実技、実演)
0%
その他1(具体的に: ポートフォリオ作成・提出::::::::::
20%
20%
30%
50%
100%
その他2(具体的に:
0%
100%
11%
23%
11%
18%
17%
80%
教科書・参考書
特にありませんが、VALORANT/Overwatch/原神/どうぶつの森に可能なところだけ触れておいてください。上記のゲームを一つも知らない・興味がない状態だと受講が難しいです。
オフィスアワー
授業終了後、教室にて対応します。
授業用のDiscordサーバーを作りますが、別途連絡が必要な場合はDiscordで【.kakehi】にDMを送ってください。
その他
授業の進捗管理・赤ペンをスムーズに行うためDiscordのサーバーをつくります。授業で案内します。
欠席回数が、4回を越えた場合、追加課題を出します。追加課題を期限内に提出しない場合は、E評価とします。
欠席が6回以上の場合、科目の学習が理解・習得が不十分と見なし、E評価とします。
また、課題等の提出数が50%以下の場合は、E評価とします。
授業内で使用する資料等は、逐次、Google classroomにアップします。
レポート、定期試験、授業課題の解答・解説に関しては、逐次、Google classroomにアップします。
外部からのネットワークによるアクセス等で、不正な出席を行った者は、その時点でE評価とします。
私語や他の人の授業の妨げ、授業に関係ない行動を発見し、再三の注意に従わなかった場合は、成績評価は行いません。
実務経験のある教員による授業科目
(懸樋奈々)
【実務経験のある教員による授業科目】
現在フリーランスのイラストレーター。
本校卒業後、ダブトゥーンスタジオにてSDアニメーションの作画、演出、版権イラストなどを手掛ける。
テレビアニメの第二原画(呪術廻戦、転生したらスライムだった件など)や、衣装デザインの制作、Vtuberモデルの制作、漫画のアシスタント経験もあり、幅広く活動中。
戻る