2025年度前期3DCGアニメーション実習3

曜日・時限 月曜日1時限,月曜日2時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング HB430307
開講学科等 総合情報学部-デジタルゲーム学科
総合情報学部-ゲーム&メディア学科
教員名 上田 和浩
上田 和浩
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e4%b8%8a%e7%94%b0%e3%80%80%e5%92%8c%e6%b5%a9

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目的

 今日、ゲームや映像コンテンツの制作において、3次元コンピューターグラフィックスによる映像は、アニメーションの表現効果を高める要素として欠かせないものになっている。この演習授業ではMayaを用いた3DCGアニメーションの制作について学ぶことを目的とする。少人数の編成で短編の3DCGアニメーション作品の制作をおこなう予定である。また、この授業は3DCGアニメーション演習1及び3DCGアニメーション演習2を習得した学生を対象とする授業であり、この2つの授業を習得後の受講を強く推奨する。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 面接授業 C,E, 初回ガイダンス。授業計画の説明、短編作品制作のためのグループ決め。
Mayaの操作の復習などを行う。
事前学修 シラバスを読んで予習をする(1時間)
事後学修 Mayaの操作の復習を行う(1時間)
2 面接授業 C,E アニメーションの企画検討。必要な表現技法について議論を行う。 事前学修 いくつか事前に企画案を考えておく(1時間)
事後学修 表現技法について調べる(1時間)
3 面接授業 C,E,G アニメーション企画の決定、役割分担などを行う。
事前学修 企画案の修正(1時間)
事後学修 面接授業 アニメーション作業の分担分を作成しておく(1時間)
4 面接授業 C,E 担当分のチェック キャラクター、背景、プロップの作成

事前学修 キャラクターの作成、背景、プロップの作成(1時間)
事後学修 アニメーション作業の分担分を作成しておく(1時間)
5 面接授業 C,E,G 企画内容の再評価、修正箇所の点検 事前学修 担当分の制作(1時間)
事後学修 アニメーション作業の分担分を作成しておく(1時間)
6 面接授業 C,E 担当分のチェック キャラクター形状完成、背景、プロップ形状完成、テクスチャーの制作
事前学修 担当分の制作(1時間)
事後学修 分担分の修正(1時間)
7 面接授業 C,E,G 担当分のチェック テクスチャーの完成、キャラクターリグ等、レンダリングテスト
事前学修 担当分の制作(1時間)
事後学修 分担分の修正(1時間)
8 面接授業 C,E 担当分のチェック アニメーションテスト、テクスチャー作成
 
事前学修 担当分の制作(1時間)
事後学修 分担分の修正(1時間)
9 面接授業 C,E 担当分のチェック アニメーション、テクスチャー作成
事前学修 映像のブラッシュアップ(1時間)
事後学修 分担分の修正(1時間)
10 面接授業 C,E,G 担当分のチェック アニメーション、テクスチャー完成 レンダリング、ライティングテスト 事前学修 担当分の制作(1時間)
事後学修 分担分の修正(1時間)
11 面接授業 C,E 担当分のチェック  アニメーションテストレンダリング エフェクト 事前学修 担当分の制作(1時間)
事後学修 分担分の修正(1時間)
12 面接授業 C,E 作品のラッシュ確認と修正、サウンド、音声 エフェクト ブラッシュアップ 事前学修 担当分の制作(2時間)
事後学修 分担分の修正(2時間)
13 面接授業 C,E 作品の最終確認と講評、ポートフォリオ制作 事前学修 担当分の制作(2時間)
事後学修 ポートフォリオ制作(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇修得する資質・能力:知識・DP1. 専門知識・技能を修得し、実践する力
3DCGの基礎的な知識について説明することができる。

〇修得する資質・能力:DP2. コミュニケーション力
グループワークに必要なコミュニケーション能力を有している。

〇修得する資質・能力:DP5. 自らを律し、学び続ける力
3DCG制作のワークフローを理解し、高度な知識と技能を自ら修得することができる。

〇修得する資質・能力:DP6. 総合力
1.独自性を有した短編の3DCGアニメーションの制作を行うことができる。
2.3DCGを使って特殊効果を加えることができる。

<ディプロマポリシーとの関連>
この科目を修得することで、デジタルゲームを主軸としたエンタテインメントコンテンツ分野の最新科学技術の獲得とその応用のため研鑽を続けられる姿勢を身に付けることができる。ゲーム&メディア学科の定めるディプロマポリシー1,2,5,6の達成に寄与する。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 10% 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 20% 20% 20% 20% 20% 20% 100%
レポート、宿題 20% 20% 20% 20% 20% 20% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 50% 20% 20% 20% 20% 20% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 18% 18% 18% 18% 18% 90%

教科書・参考書

参考図書

Maya教科書1,2

オフィスアワー

木曜日 13:30-13:50 6号館3階309 教員室(変更がある場合は授業内で知らせる)
または、メールにて随時対応する{アドレスはMoodleに記載}

その他

図書館に配架されている参考図書の閲覧を勧める
課題のフィードバックは講評時に行う
原則3/2以上の出席がない場合はD判定とする
課題提出が全くない場合はE判定とする

実務経験のある教員による授業科目

この科目はグラフィックスデザインおよびゲーム制作会社の実務経験を有する教員による実践的な指導と課題設定を含む