2025年度後期前半基礎製図演習

曜日・時限 金曜日1時限,金曜日2時限 期別 後期前半 週時間数 2
ナンバリング FL331108
開講学科等 医療福祉工学部-医療福祉工学科
医療福祉工学部-健康スポーツ科学科
医療健康科学部-医療科学科
教員名 藤川 智彦
藤川 智彦
職務履歴

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、平松 幹雄
平松 幹雄
職務履歴

目的

基礎製図演習はものづくりの基準となる構造や作り方を明示する方法を学ぶものである.製図はJISいよって決まったルールに従って図面を描くため,そのルールに基づいて,内容を読み取り理解することが重要である.ここでは,製図の基礎知識を理解し,それに準じた演習をおこなう.これらの演習を通して,製図の基礎を身につけることを目的とする.

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 AC ガイダンスと製図を学ぶ上での説明(第1章)および図面のあらまし(第2章:投影法および尺度)の解説 事前学修 シラバスや教科書を読んで,授業の目的を理解し,製図の基礎(教科書第1,2章)を予習しておくこと(2時間)
事後学修 機械製図を学ぶ上での必要な事項(教科書2章)を理解し,製図演習をおこなうこと(2時間)
2 AC 線と文字(第3章:線の種類と用途および文字や文章の書き方)の解説 事前学修 線と文字(教科書第3章)を予習しておくこと(2時間)
事後学修 線と文字(教科書2章)を理解し,製図演習をおこなうこと(2時間)
3 C 図面のあらまし(第2章)と線と文字(第3章)の演習 事前学修 図面のあらまし(教科書第2章)と線と文字(教科書第3章)の講義内容をまとめる(3時間)
事後学修 図面のあらまし(教科書第2章)と線と文字(教科書第3章)の提出課題をおこなうこと(3時間)
4 AC 図形の表し方(第4章:投影図と断面図)の解説 事前学修 線と文字(教科書pp.13-16)を予習しておくこと(2時間)
事後学修 文字や文章の書き方とその演習の内容をノートに整理し,製図演習をおこなうこと(2時間)
5 C 図形の表し方(第4章)の演習 事前学修 図形の表し方(教科書第4章)の講義内容をまとめる(3時間)
事後学修 図形の表し方(教科書第4章)の提出課題をおこなうこと(3時間)
6 AC 寸法の表し方(第5章:寸法記入と形状を表す記号) 事前学修 寸法の表し方(教科書第5章)を予習しておくこと(2時間)
事後学修 寸法の表し方(教科書第5章)を理解し,製図演習をおこなうこと(2時間)
7 C 寸法の表し方(第5章)の演習 事前学修 寸法の表し方(教科書第5章)の講義内容をまとめる(3時間)
事後学修 寸法の表し方(教科書第5章)の提出課題をおこなうこと(3時間)
8 AC サイズ公差およびはめあい(第6章:公差とはめあい)の解説 事前学修 サイズ公差およびはめあい(教科書第6章)を予習しておくこと(2時間)
事後学修 サイズ公差およびはめあい(教科書第6章)を理解し,製図演習をおこなうこと(2時間)
9 C サイズ公差およびはめあい(第6章)の演習 事前学修 サイズ公差およびはめあい(教科書第6章)の講義内容をまとめる(2時間)
事後学修 サイズ公差およびはめあい(教科書第6章)の提出課題をおこなうこと(2時間)
10 AC 幾何公差(第7章:幾何公差の種類と表し方)の解説 事前学修 幾何公差(教科書第7章)を予習しておくこと(2時間)
事後学修 幾何公差(教科書第7章)を理解し,製図演習をおこなうこと(2時間)
11 C 幾何公差(第7章)の演習 事前学修 幾何公差(教科書第7章)の講義内容をまとめる(3時間)
事後学修 幾何公差(教科書第7章)の提出課題をおこなうこと(3時間)
12 AC 表面性状(第8章:表面粗さの定義と表し方)の解説 事前学修 表面性状(教科書第8章)を予習しておくこと(2時間)
事後学修 表面性状(教科書第8章)を理解し,製図演習をおこなうこと(2時間)
13 C 表面性状(第8章)の演習 事前学修 表面性状(教科書第8章)の講義内容をまとめる(2時間)
事後学修 表面性状(教科書第8章)の提出課題をおこなうこと(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

修得する資質・能力:知識・理解【DP-L-1-2】
・製図の基本的な書き方を理解できる.
・基本的な図面の内容を読み取ることができる.
・図面内の記号や意味を理解できる.

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 20% 70% 30% 100%
小テスト、小論文 10% 80% 20% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 製図演習課題 70% 40% 40% 20% 100%
その他2(具体的に: 0%
100% 50% 36% 0% 0% 14% 100%

教科書・参考書

教科書:初心者のための機械製図(著書:藤本元ほか,発行所:森北出版)

オフィスアワー

木曜日18:30-20:00(於8104).なお,会議や出張などで不在の場合がある.また,事前にメールで日時を調整することも可能である.

その他

学生の理解度を確認しながら進めるため,シラバス通りに進まない可能性があることに留意すること.
0.3と0.7のシャープペンシルとA4方眼紙を準備すること.
提出された演習と試験は採点後,返却するので,各自で受け取ること.

実務経験のある教員による授業科目

メーカーとの打ち合わせや機械保全に対応するために,製図の知識が必要であることを伝える.この経験上,製図の基礎知識だけでなく,その重要性と必要性も含めた学びの場として活用する.