2025年度後期高齢者社会と医療福祉

曜日・時限 水曜日2時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング FL110114,FS110114,FY110114,HB110113,HT110113,HW110113
開講学科等 医療福祉工学部-医療福祉工学科
医療福祉工学部-理学療法学科
医療福祉工学部-健康スポーツ科学科
医療健康科学部-医療科学科
医療健康科学部-理学療法学科
医療健康科学部-健康スポーツ科学科
総合情報学部-デジタルゲーム学科
総合情報学部-ゲーム&メディア学科
総合情報学部-情報学科
健康情報学部-健康情報学科 医療工学専攻
健康情報学部-健康情報学科 理学療法学専攻
健康情報学部-健康情報学科 スポーツ科学専攻
教員名 長倉 俊明
長倉 俊明
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e9%95%b7%e5%80%89%e3%80%80%e4%bf%8a%e6%98%8e

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目的

超高齢社会を迎えた現在、高齢者が健康で活躍できる社会の実現が望まれている。そのために、高齢者の生理的状況を理解し、医療と福祉を支援する技術の現状を理解できるようになることを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A オリエンテーション(授業のすすめ方について)
現代社会の特徴
事前学修 シラバスを読んでおく(1時間)
事後学修 最近のニュースなどから現代社会の特徴を考える(1時間)
2 A 高齢者をどうとらえるか 事前学修 身近にいる高齢者の行動を観察する(2時間)
事後学修 超高齢社会の現状をまとめる(2時間)
3 A 生理機能の老化 事前学修 生理機能の老化を調べる(2時間)
事後学修 加齢が与える影響をまとめる(2時間)
4 A 高齢者の知能 事前学修 知能の評価方法を調べる(2時間)
事後学修 高齢者の若年者の知能の違いについてまとめる(2時間)
5 A 高齢者の記憶 事前学修 記憶の仕組みと脳の構造(2時間)
事後学修 高齢者の若年者の記憶の違いについてまとめる(2時間)
6 A 高齢者の脳について 事前学修 高齢者の脳の機能を調べる(2時間)
事後学修 高齢者の脳の機能の特徴をまとめる(2時間)
7 A 筋肉と脳や老化について
ロコモーティブシンドロム
サルコペニア
フレイル
事前学修 筋肉と脳や老化、ロコモーティブシンドロムの定義について調べる。(2時間)
事後学修 筋肉と脳や老化の影響をまとめる(2時間)
フレイルの対策をまとめる(2時間)
8 A 少子高齢者社会について
少子高齢化社会とは
少子化
高齢化
何が問題なのか
事前学修 「少子化」、「高齢化」のキーワードで調べてみる(2時間)
「高齢化社会」=「長寿社会」これって良いことなのでは?この疑問について調べてみる(2時間)
事後学修 関連内容をまとめる(3時間)
9 A 老化と高齢者の疾病
高齢化は長寿社会は不幸せ?
老化と疾病
老化は生き物の宿命
命の根源
事前学修 「老化」と「疾病」のキーワードで調べてみる(2時間)
事後学修 命の根源、老化の仕組み(3時間)
10 A 高齢化社会の定量化
高齢化社会を「定量的」に評価する方法
事前学修 高齢化社会の「定量化」何が高齢化社会なのか調べてみる(2時間)
事後学修 関連内容をまとめる(3時間)
11 A 寿命
平均寿命について
平均寿命と社会環境
事前学修 「寿命」、特に「平均寿命」はどうやって計算されるのかを調べてみる(2時間)
事後学修 平均寿命の計算方法、世界の平均寿命、平均寿命に関連するものを調べてみる(3時間)
12 A 医療福祉は高齢化に貢献したのか?
長寿は医療福祉の賜物なのか?
薬剤や医療機械の進歩?
事前学修 長寿をもたらしたものは医学の進歩なのか?調べてみる(2時間)
事後学修 関連内容をまとめる(2時間)
13 A 日本の医療福祉の問題点
日本の医療の問題点
高齢者医療の問題点
事前学修 日本の「医療福祉」の「問題点」で調べてみる(2時間)
世界の「医療福祉」の「問題点」で調べてみる(2時間)
事後学修 関連内容をまとめる(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

〇2023年度以前入学生
〇修得する資質・能力:【総合情報学部統一DP(1)】,【医療健康科学部統一DP(1)】
1老化にともなう生理機能の変化を理解する
2高齢者の心理状態を理解する
3超高齢社会について知識として理解するとともに、自分の考えをまとめてみる

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 60% 100% 100%
小テスト、小論文 10% 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 30% 100% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 90% 0% 0% 0% 0% 90%

教科書・参考書

Moodleで資料を配布する

オフィスアワー

金曜日4限 場所:8-412
メールアドレス:nagakura_a_osakac.ac.jp(_a_は@に変換するように)

その他

2/3以上の出席がない者については、原則的に定期試験の受験を認めない。
原則対面講義であるが遠隔も併用する場合があります。
試験の答案は返却しない。

実務経験のある教員による授業科目

前半は老年医学に相当する分野で、後半は公衆衛生学で、広く地域社会の人々の疾病を予防し、健康を保持・増進させる組織的になされる衛生活動
特に母子保健・学校保健・成人保健・環境衛生・産業衛生・食品衛生・疫学活動・人口問題などを対象とする公衆衛生学を医師としても自薦研究してきた内容を含んでいる。