2025年度前期映像制作基礎演習

曜日・時限 月曜日3時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング HB130902
開講学科等 総合情報学部-ゲーム&メディア学科
教員名 森田 浩司
森田 浩司
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%a3%ae%e7%94%b0%e3%80%80%e6%b5%a9%e5%8f%b8

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目的

近年では映像制作を取り巻く環境がこれまでより身近になり、映像は「利用して当たり前」のメディアとなりました。
この科目では一般的な映像制作のワークフローの学習とその実践を行い、自身で映像制作の立案や制作ができるようになることを目的としています。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A 授業概要の説明
 映像編集ソフトのインストール方法の紹介
 「映像」と「動画」の違いの紹介
事前学修 シラバスを読んで内容を理解してくる(2時間)
事後学修 映像編集ソフトを利用できるように準備しておく。(3時間)
2 A,C 【例題課題】基本の編集
 例題課題の制作
 編集ソフトの基本操作
事前学修 映像編集ソフトの基本操作を調べておく。(2時間)
事後学修 次週の作業内容をイメージしておく。(3時間)
3 C 【例題課題】仕上げ・書き出し・提出
 エフェクトやトランジションを適用して完成映像を書き出す。
事前学修 操作方法を確認しておく。(2時間)
事後学修 他の制作事例を調べておく。(3時間)
4 C 【例題課題】講評
【課題1】グループ分け・テーマ検討・シナリオ制作
事前学修 編集イメージを考えておく。(2時間)
事後学修 グループメンバーと題材について相談する。(2時間)
5 C 【課題1】 撮影・絵コンテの作り方 事前学修 絵コンテの作り方を調べておく。(3時間)
事後学修 撮影が必要なカットを考えておく。(2時間)
6 A 【課題1】 編集(カット、テロップ、音) 事前学修 編集方針を決めておく。(2時間)
事後学修 映像を仕上げて提出する。(2時間)
7 C 【課題1】 講評 事前学修 これまでに取り組んだ制作ワークフローについて整理しておく(2時間)
事後学修 講評で得られた内容をまとめて理解しておく(3時間)
8 C 【課題2】 あらすじを考える 事前学修 シナリオを考える。(3時間)
事後学修 作品を仕上げる。(2時間)
9 C 【課題2】 講評・上映 事前学修 他の人の作品をいくつか視聴しておく。(3時間)
事後学修 講評で得られた内容をまとめて理解しておく(2時間)
10 C 【課題3】 プランニング 事前学修 テーマをシナリオに落とし込む。(2時間)
事後学修 撮影が必要なカットを挙げる。(3時間)
11 C 【課題3】 撮影 事前学修 撮影場所を決めて準備しておく。(2時間)
事後学修 撮影した素材を確認してまとめておく。(2時間)
12 A 【課題3】 編集・完成 事前学修 編集を進める。(2時間)
事後学修 完成させて提出する。(2時間)
13 A 【課題3】 上映・講評 事前学修 他の人が作った作品をいくつか視聴しておく(2時間)
事後学修 講評で得られた内容をまとめて理解しておく(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

一般的な映像制作のワークフローを身につけ、自身で映像制作の立案や実作業ができるようになる。

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

◯2023年度以前の入学生
 ◆習得する資質・能力:知識・理解
デジタルゲームとエンタテインメントコンテンツ分野における基礎的な専門知識を包括的に有し、それらを適切に応用する能力を備えている【DP-B-1-1】【DP-W-1-1】
 ◆習得する資質・能力:汎用的技能
技術の伝達やグループ作業に必要な文章力とコミュニケーション力を有している【DP-B-2-1】【DP-W-2-1】
科学的な思考力で判断決断し、粘り強い意志力で行動し、問題解決に取り組める【DP-B-2-2】【DP-W-2-2】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 10% 100% 100%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 30% 50% 50% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 60% 30% 40% 30% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 43% 39% 18% 0% 0% 100%

教科書・参考書

教科書や参考書は使用しない。
以下の本の内容を参考として紹介する。
『映像制作モダンベーシック教本』鈴木 佑介/玄光社

オフィスアワー

場所:6-317
前期:月曜日 16:00-17:30
後期:月曜日 13:30-15:00
※学内外の用務のため、オフィスアワーでも不在の場合があります。

その他

・講師はMacBookを用いて説明するので、受講者もMacBookを使用するのが望ましい。
・映像作品の制作にDavinci Resolveを使用するので使用できる環境を準備しておくこと。
・欠席回数が5回以上の者は課題が提出されていても単位認定されない場合がある。
・定期試験としてレポート試験を行う。
・提出された課題の講評は授業内で行う。

実務経験のある教員による授業科目

民間企業においてテレビ、ラジオ番組の制作・技術を担当した経験がある教員が映像制作に関する基本技術指導を行う。