2025年度前期C++プログラミング実習1

曜日・時限 金曜日3時限,金曜日4時限 期別 前期 週時間数 4
ナンバリング HT130201
開講学科等 総合情報学部-情報学科
教員名 大西 克彦
大西 克彦
職務履歴

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登尾 啓史
登尾 啓史
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升谷 保博
升谷 保博
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中原 匡哉
中原 匡哉
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目的

情報系学科においては,最低1つのプログラミング言語を使いこなすスキルが求められており,本学科のカリキュラムにもC++プログラミング実習1~4や,その他多くのプログラミング演習科目が用意されている.
そこで本授業は,プログラミング初学者のための導入科目として位置付けており,履修生がその基礎を経験し,小規模な演習プログラミングを通してプログラミングの基礎知識を獲得することを目的とする.その他の多くの演習科目の基礎となるので真剣に取り組んで欲しい.

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A,C 処理系の使い方とプログラミングの意義 事前学修 シラバスを読み,授業の目的を理解する.(1時間)
事後学修 時間内で解けなかった課題を解く.(3時間)
2 A,C 変数(整数型)他,基礎 事前学修 処理系の使い方を復習しておく.(2時間)
事後学修 時間内で解けなかった課題を解く.(2時間)
3 A,C 図形描画(for文) 事前学修 前回の課題を見直しておく.(2時間)
事後学修 時間内で解けなかった課題を解く.(2時間)
4 A,C if文 事前学修 前回の課題を見直しておく.(2時間)
事後学修 時間内で解けなかった課題を解く.(2時間)
5 A,C if文と論理型,論理演算 事前学修 前回の課題を見直しておく.(2時間)
事後学修 時間内で解けなかった課題を解く.(2時間)
6 A,C 総合演習(記述課題) 事前学修 これまでのすべての課題について,苦手だと思われる個所を中心に見直しておく.(2時間)
事後学修 時間内で解けなかった課題を解く.(2時間)
7 A,C for文 事前学修 これまでのすべての課題について,苦手だと思われる個所を中心に見直しておく.(2時間)
事後学修 時間内で解けなかった課題を解く.(2時間)
8 A,C while, do-while文 事前学修 前回の課題を見直しておく.(2時間)
事後学修 時間内で解けなかった課題を解く.(2時間)
9 A,C 配列(1) 基礎 事前学修 前回の課題を見直しておく.(2時間)
事後学修 時間内で解けなかった課題を解く.(2時間)
10 A,C 配列(2) 応用
事前学修 前回の課題を見直しておく.(2時間)
事後学修 時間内で解けなかった課題を解く.(2時間)
11 A,C 数学関数(1) 基礎,浮動小数点数
事前学修 前回の課題を見直しておく.(2時間)
事後学修 時間内で解けなかった課題を解く.(2時間)
12 A,C 数学関数(2) 応用
事前学修 前回の課題を見直しておく.(2時間)
事後学修 時間内で解けなかった課題を解く.(2時間)
13 A,C 総合演習(記述課題) 事前学修 これまでのすべての課題について,苦手だと思われる個所を中心に見直しておく.(2時間)
事後学修 作成した課題を見直しておく.(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降の入学生
 下記リンク先のカリキュラム・マップを参照.
 URL: https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/isa/cs/

〇2023年度以前の入学生
 修得する資質・能力: 知識・理解力、応用力【DP-T-1-1】

<授業目標>[JABEE学習・教育目標:D]
(1)プログラミングの意義とプログラム開発の手順を知る.
(2)宣言,型,演算子,命令について理解する.[JABEE項目番号:D1]

先修条件科目:無し
先修が望まれる科目:無し
関連科目:すべてのプログラミング演習,アルゴリズムとデータ構造など

<評価項目と基準>
以下の評価項目(a)~(h)の配点に従い100点満点で60点以上を合格とする.
<評価項目>(対応する授業目標)[配点]…評価基準
(a)プログラム処理系の使い方(1)[20]…開発環境の使い方を理解し,簡単なプログラムを作製できる.
(b)プログラム概念の理解(図形描画)(1)[20]…プログラミングの処理手順を理解し,簡単な命令を組み合わせたプログラムを作製できる.
(c)変数と算術演算子(2)[10]…基本的なデータ型(整数、文字)と,算術演算子の働きや演算順序を理解している.
(d)反復文(2)[10]…反復文(for,while)の働きを理解し,それを使って繰り返し処理を含んだプログラムを作製できる.
(e)条件分岐(if)(2)[10]…条件分岐処理(if-else文)の働きを理解し,これを使ったプログラムを作製できる.
(f)論理演算子(2)[10]…論理演算子(論理積、論理和、否定演算子)を理解し,if-else文において論理演算子を組み合わせて使うことができる.
(g)配列(2)[10]…配列の概念とその使用方法について理解し,反復文を用いて1次元配列を操作する簡単なプログラムを作製することができる.
(h)関数の利用(2)[10]…関数の概念とその使用意義を理解し,数学関数を使ったプログラムを作製することができる.

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 80% 80% 20% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 20% 50% 50% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 74% 26% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

教科書:授業時に配布する講義資料を利用する.

参考書:
・「やさしいC++第5版」,高橋麻奈,SBクリエイティブ,ISBN:978-4797392593
・「新・明解C++入門編 」,柴田 望洋,SBクリエイティブ,ISBN:978-4797394634
・「1週間でC++の基礎が学べる本」,インプレス,ISBN:978-4295011033

オフィスアワー

学科Moodleを参照すること。
学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性がある。

その他

欠席が4週以上の場合はE評価(未受験)になるので注意すること.本授業は一週あたり2回授業を行う.基本的な実施形式としては,週毎に初回の授業で講義と記述式の問題を実施して内容を整理し,2回目の授業で実際にコンピュータを利用して課題を解くことで具体的な内容の理解とプログラミングスキルの習得を目指す.
なお,本授業は4人の担当教員のもとで,少人数グループで演習を行うので,授業の質問や相談は担当教員に気軽にしてほしい.

実務経験のある教員による授業科目