2025年度前期コマーシャルデザイン

曜日・時限 火曜日3時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング HB330211,HW330211
開講学科等 総合情報学部-デジタルゲーム学科
総合情報学部-ゲーム&メディア学科
教員名 藤田 高弘
藤田 高弘
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e8%97%a4%e7%94%b0%e3%80%80%e9%ab%98%e5%bc%98

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目的

コマーシャルデザインは、購買行動を促す目的を持った広告コンテンツ制作に必要な文字・図形・画像・音声を組み合わせた
実際の広告表現をテーマとして、広告の心理・経済・造形といった複合的な視点から論述し、様々な広告媒体の特性を理解
できるようになることを目的とする。
また、映像・音響技術によって訴求効果を高める現代の広告コンテンツや、近年急速に増加しているウェブ広告等やデジタル
サイネージなど、新しいコマーシャルのスタイルを考察することにより、社会と経済を広い視野で見ることができるようになる。
実習活動として新規性のテーマに沿って具体的なコマーシャル媒体の制作にも取り組む。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A ガイダンス(この授業の全体説明) 事前学修 シラバスを読み、広告の定義を調べる(2時間)
事後学修 気になる広告を調べる(3時間)
2 A.D 広告の知識(広告の定義やブランディングを理解する) 事前学修 様々な広告の種類を調べる(2時間)
事後学修 なぜ広告が必要なのかを分析する(3時間)
3 A.D 広告表現について(制作手法やデザインを学ぶ) 事前学修 身の回りの広告をチェックしておく(2時間)
事後学修 広告の種類を把握しておく((3時間)
4 A.D 広告媒体について(さまざまな広告媒体とその特性) 事前学修 媒体の特性を認識しておく(2時間)
事後学修 広告のデザインを分類する(3時間)
5 A.D プランニングとPR手法(企画から制作への流れとプロモーション) 事前学修 商品やサービスのPR方法を調査する(2時間)
事後学修 費用対効果をチェックしておく(3時間)
6 A.D ビジュアル・アイデンティティとブランディング(企業イメージと商品) 事前学修 昔から存続している企業のブランドを調査する(2時間)
事後学修 企業イメージを継続させるために必要な事を考える(3時間)
7 A.D テレビコマーシャルの研究(過去のコマーシャル作品や事例を研究) 事前学修 印象に残っているテレビコマーシャルをチェックしておく(2時間)
事後学修 広告や商品が市場でヒットに至った理由を分析する(3時間)
8 A.D テレビコマーシャルの研究(過去のコマーシャル作品や事例を研究) 事前学修 新聞・雑誌の広告や印象に残っているテレビコマーシャルをチェックしておく(2時間)
事後学修 印象に残った理由を考察し分析する(3時間)
9 F.E テレビコマーシャルの制作1(コマーシャルを企画する) 事前学修 企画意図を分析する(2時間)
事後学修 周りに与える心理的な効果を考える(2時間)
10 F.E テレビコマーシャルの制作2(構成・台本・絵コンテ制作) 事前学修 自分の役割を決める(2時間)
事後学修 撮影までの準備をする(2時間)
11 F.E テレビコマーシャルの制作3(撮影・編集) 事前学修 撮影前の最終確認をする(2時間)
事後学修 編集から完成までの分担作業(2時間)
12 F.E テレビコマーシャルの制作4(撮影・編集) 事前学修 撮影後の最終確認をする(2時間)
事後学修 編集から完成までの分担作業(2時間)
13 G.F テレビコマーシャルの発表?合評・まとめ 事前学修 最終仕上げを完了させて提出へ(2時間)
事後学修 コマーシャルを通して社会全体との関連を見るようにする(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

1.修得する資質・能力・知識・理解力、応用力【DP-W-1-1】【DP-B-1-1】
   広告の種類とその用途を考察し、コマーシャルの社会的役割を理解することができる。
2.修得する資質・能力:文章力・コミュニケーション力【DP-W-2-1】【DP-B-2-1】
   コマーシャルが与える心理的要因を検証し、その効果を新しい企画に応用することができる。
3.修得する資質・態度・志向性【DP-W-3-1】 【DP-B-3-1】
   クリエイティブな思考で実際にコマーシャルを制作することができる。
4.修得する資質・総合的な学習経験と創造的思考力 【DP-W-4-1】 【DP-B-4-1】
   新たな課題に対して、カリキュラム・ポリシーに基づき獲得した知識・技能・態度等を総合的に活用し解決できる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 20% 10% 40% 10% 20% 20% 100%
プレゼンテーション 10% 20% 30% 30% 20% 100%
レポート、宿題 30% 30% 20% 20% 30% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 10% 40% 20% 10% 10% 20% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 30% 20% 50% 20% 10% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 23% 34% 9% 23% 11% 100%

教科書・参考書

教科書は特に指定しない。

参考書は授業内で随時紹介する。

オフィスアワー

(前期授業期間中) 毎週火曜日16:30~17:30・10-402(教員室)
(後期授業期間中) 毎週月曜日16:30~17:30・10-402(教員室)
(注・事前にメールでアポイントをお願いします。fujita@oecu.jp)

その他

課題、レポートのフィードバックは13週の「合評・まとめ」で相互評価として行う。

実務経験のある教員による授業科目

企業広告、テレビコマーシャル、セールスプロモーションなど実際の広告現場で企画制作経験のある教員が担当。
履修学生にはコンセプトから企画立案方法から実践まで、実際のコマーシャル制作の経験を通じてノウハウを
体得させ、クリエイティブ能力をスキルアップさせる。