2025年度前期健康運動指導演習

曜日・時限 金曜日1時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング FS331006
開講学科等 医療福祉工学部-健康スポーツ科学科
医療健康科学部-健康スポーツ科学科
教員名 太田 暁美
太田 暁美
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%a4%aa%e7%94%b0%e3%80%80%e6%9a%81%e7%be%8e

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目的

本科目は講義(運動プログラム作成に必要な基礎理論)および演習(運動プログラムの作成)で構成されている。人々が安全かつ効果的な運動を行うためには運動の目的や対象者に応じた運動プログラムが必要となる。ここでは検診における主な検査項目の意味を理解し、結果の正常値と異常値を判別できるようになる。また、特に生活習慣病罹患者および服薬者の運動に対する生体応答の特徴を学び、検診結果や個人の身体状況にあわせた運動プログラム作成するための知識や技術を習得する。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A ガイダンス
運動プログラムとは
事前学修 シラバスとテキスト第11章の学習目標、11-1を読んでおく(2時間)
事後学修 運動のメリット、デメリットを理解しておく(2時間)
2 A 運動プログラム作成の理論(運動プログラムとは) 事前学修 テキスト11-1を読んでおく(2時間)
事後学修 運動プログラムとは何か確認しておく(2時間)
3 A 運動のためのメディカルチェックの重要性 事前学修 テキスト11-3を読んでおく(2時間)
事後学修 リスク要因や検査の内容を整理する(3時間)
4 AC 運動プログラム作成の理論(運動処方の概要) 事前学修 教科書11-5を読んでおく(2時間)
事後学修 運動強度の算出が確実にできるよう復習しておく(3時間)
5 AC 運動プログラム作成の理論(トレーニングの構成)

事前学修 教科書11-6を読んでおく(2時間)
事後学修 主要な運動の種類と効果を説明できるようにする(3時間)
6 AC ウォームアップとクールダウン 事前学修 教科書9-2を読んでおく(2時間)
事後学修 ウォームアップとクールダウンの効果を説明できるようにする(2時間)
7 AC ストレッチング 事前学修 教科書9-3を読んでおく(2時間)
事後学修 静的ストレッチングの実施方法を確認する(2時間)
8 AC 生活習慣病に対する通切な運動プログラムの作成および実践(肥満症) 事前学修 生活習慣病病と肥満症に関する内容を復習しておく(2時間)
事後学修 運動によるエネルギー消費量の計算が確実にできるよう復習する(3時間)
9 AC 生活習慣病に対する通切な運動プログラムの作成および実践(肥満症、高血糖) 事前学修 生活習慣病・健康管理概論の高血糖、糖尿病に関する内容を復習しておく(3時間)
事後学修 高血糖に対する運動処方の4要件を整理しておく(2時間)
10 AC 生活習慣病に対する通切な運動プログラムの作成および実践(高血圧症、脂質異常症) 事前学修 生活習慣病・健康管理概論の高血圧(症)に関する内容を復習しておく(2時間)
事後学修 高血圧(症)者に対する運動処方の4要件を整理しておく(3時間)
11 AC 服薬者の運動プログラム作成上の注意点 事前学修 テキスト11-4を読んでおく(2時間)
事後学修 服薬者の運動実施時の注意点を整理しておく(3時間)
12 AC 生活習慣病に対する通切な運動プログラムの作成および実践(変形性関節症・腰痛症) 事前学修 変形性関節症、腰痛症について調べておく(2時間)
事後学修 どのような対象者に運動の効果があるか、運動の内容と対応させて復習する(2時間)
13 I まとめ 事前学修 授業全体の内容を確認し、わからない点を明らかにしておく(3時間)
事後学修 授業全体の内容を確認し、わからない点は、調べたり、教員に聞いて理解する(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇 修得する資質・能力: 知識・理解力、応用力 【DP-S-1-1】
1.メディカルチェックの意味,内容を理解し,説明できる。
2.運動強度の表し方を理解し,運動時の消費エネルギー量を算出できる。
3.運動処方の基本原則を理解し,運動プログラム作成に活用できる。
4.生活習慣病に関連する代表的な薬物の特徴と,服薬者が運動を実施する時の注意点を習得し,運動プログラム作成に活用できる。
〇 修得する資質・能力: 態度・志向力【DP-S-3-1】
1.主要な生活習慣病の特徴を理解し,ハイリスク者に適切な運動プログラムを作成できる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 40% 70% 30% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 30% 30% 30% 40% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 30% 80% 20% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 61% 27% 0% 0% 12% 100%

教科書・参考書

【教科書】健康運動指導士養成講習会テキスト(一般書店では取り扱っていません。大学生協で購入できます)

オフィスアワー

・各教員のオフィスアワー
 太田 通年:火11:30~13:00、12-204研究室
・授業期間外、オフィスアワー以外での質問は、事前にメール等で日程調整をして来室してください。
・学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります。

その他

授業で配付する資料の予備は保管しません。出席者からコピーしてもらって下さい。
当日欠席により課題提出が遅れる場合は、事前に受け付けます。課題の回答は提出後の授業で解説します。

実務経験のある教員による授業科目