2025年度前期スポーツコンディショニング演習

曜日・時限 月曜日4時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング FS330603
開講学科等 医療福祉工学部-健康スポーツ科学科
医療健康科学部-健康スポーツ科学科
教員名 千崎 和真
千崎 和真
職務履歴

目的

スポーツにおいてパフォーマンスを最大限に発揮するためには,日々のトレーニングや試合に至るまでのコンディショニングが重要となってくる.本講義では,コンディションに深く関わる種々の要因を学び,それらに関わる基礎的知識を身につけ,テーピングやスポーツマッサージなどコンディショニングの基礎的な手法を実践しながら,コンディショニングに関する知識を深めていくことを目的とする.

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 面接授業:A スポーツと健康・アスリートの健康管理 事前学修 アスリートについて調べてくる(2時間)
事後学修 スポーツにおける健康管理についてまとめておく(3時間)
2 面接授業:A,F スポーツ活動中に多いケガや病気とアンチドーピング 事前学修 ドーピングについて調べてくる(2時間)
事後学修 スポーツにおけるケガ・病気とドーピングのちがいをまとめる(3時間)
3 面接授業:A,C テーピング理論・実践 事前学修 テーピングの種類について調べてくる(2時間)
事後学修 自分でテーピングを巻いてみる(2時間)
4 面接授業:A コンディショニングにおける理論 事前学修 コンディショニングの必要性を調べてくる(2時間)
事後学修 コンディショニングについてまとめる(3時間)
5 面接授業:A,C コンディショニング手法(ピーキング) 事前学修 自分が知りたいスポーツの1シーズンの流れを調べる(2時間)
事後学修 自分が考えた時期に合わせピーキング計画を作成する(3時間)
6 面接授業:A,C コンディショニング手法(リ・コンディショニング) 事前学修 コンディションが崩れる要因を調べる(2時間)
事後学修 リ・コンディショニングの手法についてまとめる(3時間)
7 面接授業:C アスレティックリハビリテーション 事前学修 アスレティックリハビリテーションの種類を調べる(2時間)
事後学修 アスレティックリハビリテーションを実践してみる(3時間)
8 面接授業:A アスレティックリハビリテーションとトレーニング計画 事前学修 怪我を数種類あげて,その怪我の完治期間を調べる(2時間)
事後学修 アスレティックリハビリテーションによるトレーニング計画を立案する(3時間)
9 面接授業:A スポーツと栄養・アスリートの栄養摂取と食生活 事前学修 アスリートにとって必要な栄養素を調べる(2時間)
事後学修 自分が不足している栄養素をまとめる(2時間)
10 面接授業:A マッサージ理論 事前学修 マッサージの種類を調べる(2時間)
事後学修 好きなマッサージ法を実践してみる(2時間)
11 面接授業:C スポーツマッサージ(上肢) 事前学修 上肢を使用するスポーツの中より1種目選び,どのような運動が良く行われるのか調べる(2時間)
事後学修 上肢のマッサージを実践してみる(2時間)
12 面接授業:C スポーツマッサージ(下肢) 事前学修 下肢を使用するスポーツの中より1種目選び,どのような運動が良く行われるのか調べる(2時間)
事後学修 下肢のマッサージを実践してみる(2時間)
13 面接授業:A スポーツによる精神障害と対策およびコンディショニングとパフォーマンスについて 事前学修 トップアスリートにおける精神的なストレスを調べる(2時間)
事後学修 アスリートにおける精神障害の対策とコンディショニングについてまとめる(3時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

「当該科目は健康スポーツ科学科ディプロマポリシーにおけるDP-S-1-1,DP-S-2-1,DP-S-3-3,DP-S-4-1に寄与する.」
〇 修得する資質・能力: 知識・理解【DP-S-1-1】
スポーツトコンディショニングに関する要素とその効果を学習し,身に着ける.
〇 修得する資質・能力: 態度・志向性【DP-S-3-3】
各種のコンディショニングの手法を理解して,他の者への生活習慣指導ができる.

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以前の入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 20% 50% 20% 10% 20% 100%
レポート、宿題 40% 50% 30% 20% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 20% 20% 50% 30% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 20% 30% 40% 30% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 40% 16% 26% 2% 16% 100%

教科書・参考書

参考書

山本利春著『スポーツ指導者のためのコンディショニングの基礎知識』(大修館)

公認スポーツ指導者養成テキスト共通科目I(日本スポーツ協会)

公認スポーツ指導者養成テキスト共通科目Ⅲ(日本スポーツ協会)

公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト6(日本スポーツ協会)

オフィスアワー

オフィスアワーは授業の前後とする。

その他

テーピングやマッサージなどの演習においては,その演習に適した服装で参加すること

実務経験のある教員による授業科目