2025年度後期ビジネスコミュニケーション演習

曜日・時限 金曜日1時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング HB231305,HW231108
開講学科等 総合情報学部-ゲーム&メディア学科
教員名 冨島 磨由美
冨島 磨由美
職務履歴

目的

現代社会の一員として、他者と共に円滑にプロジェクトや仕事を進めるためにコミュニケーション能力は必要不可欠である。
自らの意見をまとめ的確に述べること、相手の意見に耳を傾け円滑に話し合いができることなど、コミュニケーションの基礎を学ぶ。
また、ビジネスコミュニケーションの基盤となるソフトウェア(電子メールやWebメール、文書作成ソフトや表計算ソフトなど)の活用方法を学び、それらを活かしたコミュニケーションの基礎を身につける。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A ガイダンス(本科目の目的、到達目標、授業の進め方、評価方法等) 事前学修 シラバスを読む(0.5時間)
ビジネスにおけるコミュニケーションに必要なことは何かを考える(1.5時間)
事後学修 再度シラバスを読み、目的と到達目標を再確認する(2時間)
2 A,C 文書作成の基礎(文書作成ソフトの基本操作と情報収集法) 事前学修 文書作成の基本ルールとなるレイアウトや表現について調べる(2時間)
事後学修 操作手順の確認をするとともに、学んだ内容がどのような場面で活用できるかを考える(2時間)
3 A,C 文書の種類とその用法
議事録の作成
事前学修 指定した文書作成ソフトの画面構成と基本操作方法を確認する(2時間)
議事録の用途、掲載すべき情報について調べる(1時間)
事後学修 授業中に説明した課題を実施する(2時間)
4 A,C メールの基本マナーとビジネスメール 事前学修 メールを送る際のマナーとルールについて調べる(3時間)
事後学修 授業中に説明した課題を実施し、メール添付で提出する(2時間)
5 A,C,D 情報分析と表計算(表計算ソフトを用いた総合的課題:実社会の例を用いて) 事前学修 指定した表計算ソフトの画面構成と基本操作方法を確認する(2時間)
事後学修 操作手順の確認をするとともに、学んだ内容がどのような場面で活用できるかを考える(3時間)
6 A,C 新商品の企画と提案書づくり1「企画書作成」 事前学修 企画に必要となる視点をリストアップする(1時間)
どのような新商品があると良いか、アイデアを10個以上出す(2時間)
事後学修 授業中に説明した課題を実施し、提出する(2時間)
7 A,C 新商品の企画と提案書づくり2「プレゼンテーションソフトを用いた提案書の作成」 事前学修 スライド形式の企画書について調べ、どのような書き方があるか確認する(2時間)
事後学修 授業中に説明した課題を実施し、提出する(3時間)
8 A,C 新商品の企画と提案書づくり3「プレゼンテーション資料(提案書とプレゼン資料の違い)」 事前学修 プレゼンテーションソフトの幅広い活用法について調査する(2時間)
事後学修 授業中に説明した課題を実施し、提出する(3時間)
9 A,C アイデア発想とまとめ方1「ブレーンストーミング法」「親和図法」 事前学修 「ブレーンストーミング法」と「親和図法」について調べる(2時間)
事後学修 授業中に説明した課題を実施し、提出する(3時間)
10 A,C アイデア発想とまとめ方2「特性要因図法」 事前学修 「特性要因図法」について調べる(2時間)
事後学修 授業中に説明した課題を実施し、提出する(2時間)
11 A,C アイデア発想とまとめ方3(総合演習) 事前学修 第10~11回の内容を再度確認する(2時間)
事後学修 授業中に説明した課題を実施し、提出する(3時間)
12 A,C マーケティングコミュニケーション 事前学修 「マーケティングコミュニケーション」の言葉の意味について調べる(0.5時間)
気になったCMやWebの商品紹介ページについて説明できるように準備する(1.5時間)
事後学修 授業中に説明した課題を実施し、提出する(2時間)
13 A,C まとめ(総合演習)
学びのふりかえり
事前学修 これまでの授業内容をふりかえる(2時間)
事後学修 全13回の授業をふりかえり、この授業で学んだことをまとめる(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇コミュニケーションツールとは何か説明できる
〇コミュニケーションを下支えする考え方を身につけ、活用することができる
〇デスクトッププレゼンテーションの基本的な技術を身につけ、活用することができる
〇ビジネスに活用されるコミュニケーションツールについて理解し、活用することができる

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降の入学生
 下記、記載のカリキュラムマップを参照。
 https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
 ※各学科名称のカリキュラムポリシー下段の「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

〇2023年度以前の入学生
・ゲーム&メディア学科
  習得する資質・能力:知識・理解力、応用力【DP-B-1-1】
  習得する資質・能力:コミュニケーション力【DP-B-2-1】【DP-B-2-2】

・デジタルゲーム学科
  習得する資質・能力:知識・理解力、応用力【DP-W-1-1】
  習得する資質・能力:コミュニケーション力【DP-W-2-1】【DP-W-2-2】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 10% 20% 20% 60% 100%
プレゼンテーション 20% 30% 40% 30% 100%
レポート、宿題 35% 30% 30% 40% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 35% 30% 30% 40% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 29% 31% 40% 0% 0% 100%

教科書・参考書

【教科書】指定しない
【参考書】適宜紹介する

オフィスアワー

・オフィスアワーは、原則として授業終了時におこないます。
 他にMoodleにて対応可能。
 

その他

1)授業形式について
・本科目は対面で実施する。

2)授業資料について
・Moodleで公開する。
・一部の資料は授業内で公開するにとどめ、配布しないものがある。

3)課題レポートのフィードバックについて
・課題レポート、ワーク等の講評は適宜行う。

4)課題レポートに関する注意
・授業中に課した課題レポートが5つ以上必要とする。
・総合演習のレポートを提出が必要とする。
 ※授業を欠席した場合も、欠席日の課題を指定した期日までに提出すること(必ず自らMoodleで確認すること)


実務経験のある教員による授業科目

IT企業でシステムエンジニア・営業、役員として勤めている経験で、プロジェクト・役員及び社員研修におけるビジネスコミュニケーションの実践していることを踏まえて知識・スキルを解説する。