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2025年度後期後半
老年系理学療法学演習
曜日・時限
火曜日3時限,火曜日4時限
期別
後期後半
週時間数
0
ナンバリング
FY330507
開講学科等
医療福祉工学部-理学療法学科
医療健康科学部-理学療法学科
教員名
羽﨑 完
羽﨑 完
職務履歴
https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e7%be%bd%ef%a8%91%e3%80%80%e5%ae%8c
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目的
超高齢社会の到来により,理学療法の対象も高齢障害者が大部分を占めるようになっています。本演習では,老年期にみられる障害の特徴を適切に理解するために,老化のメカニズムをはじめ様々な身体生理機能の加齢変化を学習することを目的としています。また,老化に伴って特徴的に出現する身体障害や病態のみでなく精神障害も含め,包括的に理解できるようになることを目的としています。
授業計画
授業回
形式
学修内容
学修課題
1
A
老化と老年病
高齢患者の特徴Ⅰ
事前学修
Moodleの資料および教科書の該当部分を読み,キーワードを3つ程度挙げておくこと(2時間)
事後学修
老化の定義およびそのメカニズム,老年病,高齢患者の特徴について復習し,理解できていないことを整理すること(2時間)
2
A
高齢患者の特徴Ⅱ
事前学修
Moodleの資料および教科書の該当部分を読み,キーワードを3つ程度挙げておくこと(2時間)
事後学修
高齢患者の特徴について復習し,理解できていないことを整理すること(2時間)
3
A
感覚機能の加齢変化と眼・耳鼻咽喉疾患
事前学修
Moodleの資料および教科書の該当部分を読み,キーワードを3つ程度挙げておくこと(2時間)
事後学修
感覚機能の加齢変化と眼・耳鼻咽喉疾患について復習し,理解できていないことを整理すること(2時間)
4
A
循環器機能の加齢変化と循環器疾患
事前学修
Moodleの資料および教科書の該当部分を読み,キーワードを3つ程度挙げておくこと(2時間)
事後学修
循環器機能の加齢変化と循環器疾患について復習し,理解できていないことを整理すること(2時間)
5
A
呼吸機能の加齢変化と呼吸器疾患.その他の自律機能の加齢変化
事前学修
Moodleの資料および教科書の該当部分を読み,キーワードを3つ程度挙げておくこと(2時間)
事後学修
呼吸機能の加齢変化と呼吸器疾患.その他の自律機能の加齢変化について復習し,理解できていないことを整理すること(2時間)
6
A
運動機能の加齢変化
事前学修
Moodleの資料および教科書の該当部分を読み,キーワードを3つ程度挙げておくこと(2時間)
事後学修
運動機能の加齢変化について復習し,理解できていないことを整理すること(2時間)
7
A
サルコペニア・フレイル・ロコモティブシンドローム
事前学修
Moodleの資料および教科書の該当部分を読み,キーワードを3つ程度挙げておくこと(2時間)
事後学修
サルコペニア,ロコモティブシンドロームについて復習し,理解できていないことを整理すること(2時間)
8
A
精神機能の加齢変化
事前学修
Moodleの資料および教科書の該当部分を読み,キーワードを3つ程度挙げておくこと(2時間)
事後学修
精神機能の加齢変化について復習し,理解できていないことを整理すること(2時間)
9
A
認知症
事前学修
Moodleの資料および教科書の該当部分を読み,キーワードを3つ程度挙げておくこと(2時間)
事後学修
認知症について復習し,理解できていないことを整理すること(2時間)
10
A
老年症候群Ⅰ(定義・分類・症状)
事前学修
Moodleの資料および教科書の該当部分を読み,キーワードを3つ程度挙げておくこと(2時間)
事後学修
老年症候群(定義・分類・症状)について復習し,理解できていないことを整理すること(2時間)
11
A
老年症候群Ⅱ(症状)
事前学修
Moodleの資料および教科書の該当部分を読み,キーワードを3つ程度挙げておくこと(2時間)
事後学修
老年症候群の症状について復習し,理解できていないことを整理すること(2時間)
12
A
機能評価・接し方ほか
事前学修
Moodleの資料および教科書の該当部分を読み,キーワードを3つ程度挙げておくこと(2時間)
事後学修
授業を復習し,理解できていないことを整理すること(2時間)
13
I
まとめ
事前学修
これまでの授業で学習したことの理解度を確認しておく(10時間)
事後学修
理解が不十分であった点について学習し直す(2時間)
授業形式記号
A:一斉授業(通常の講義)
B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
C:体験、実験、実習、演習など
D:調査 分析、解析など
E:ものづくり、作品制作
F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
G:プレゼンテーション
H:地域・企業 連携型学習
I:その他
到達目標
○修得する資質・能力:知識・理解力,判断力,応用力,問題解決能力【DP-Y-1-1】【DP-Y-1-2】【DP-Y-2-2】【DP-Y-4-1】
・老化の概念とその機序に関する学説を説明できる。
・疫学的用語の理解とともに,高齢化の経過と現状,問題点を把握できる。
・加齢に伴う諸機能の変化の多様性と潜在的な機能低下を理解できる。
・代表的な老年症候群を整理し,ADL,QOLとの関わりを理解できる。
評価方法と評価観点
評価方法
配点合計
知識・理解力
応用力
コミュニケーション力
態度・志向性
創造力
合計
定期試験またはレポート試験
80%
75%
25%
100%
小テスト、小論文
0%
グループワーク
0%
プレゼンテーション
0%
レポート、宿題
0%
授業での姿勢(ノート、質疑など)
20%
20%
20%
20%
20%
20%
100%
作品、パフォーマンス(実技、実演)
0%
その他1(具体的に:
0%
その他2(具体的に:
0%
100%
64%
24%
4%
4%
4%
100%
教科書・参考書
標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野 老年学 大内尉義編集 医学書院
オフィスアワー
オフィスアワーの開設時間と場所は,火曜日,14:00~17:00,5-214(教員室)です。
但し,学内外の業務のため不在の可能性があります。その場合は,下記メールに問い合わせてください。
hazaki@osakac.ac.jp
その他
高齢者の特性や障害を包括的に把握するため,これまで学習した生理学や解剖学等の基本的な知識,疾患の基本的な知識が必要です。
授業で配付する資料の予備は出席者に預け,保管しません。
講義全回数の2/3以上の出席がない場合は,原則として評価の対象外とする。
実務経験のある教員による授業科目
理学療法士の資格を持ち,老年期理学療法の経験を持ち,加齢による機能低下について研究してきた教員が指導・教育する。
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