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2025年度前期
小児系理学療法学演習
曜日・時限
水曜日3時限
期別
前期
週時間数
2
ナンバリング
FY330508
開講学科等
医療福祉工学部-理学療法学科
医療健康科学部-理学療法学科
教員名
羽﨑 完
羽﨑 完
職務履歴
https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e7%be%bd%ef%a8%91%e3%80%80%e5%ae%8c
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目的
本演習では,2年次に学修した発達の原則や反射・反応,運動発達の知識を基に異常姿勢反射と非定型的運動発達に関する理解を深めることを目的としています。ついで,脳性麻痺や二分脊椎症などの代表的な小児疾患について,グループワーク演習によって疾患と障害の基本的理解から理学療法の実際までを包括的に学習し,理解できるようになることを目的としています。
授業計画
授業回
形式
学修内容
学修課題
1
A,I
正常運動発達および原始反射に関する知識の確認・整理(小テスト)
事前学修
2年次に学修した正常運動発達および原始反射を復習し,説明できるようにしておく(2時間)
事後学修
理解が不十分であった点を繰り返し学習し直すこと(2時間)
2
A
小児疾患の捉え方
事前学修
2年次に学修した正常運動発達および原始反射を復習し,説明できるようにしておく(2時間)
事後学修
小児疾患の一般的特徴について復習し,理解できていないことを整理すること(2時間)
3
A
脳性麻痺I(総論)
事前学修
教科書p73-88を読み,キーワードを3つ程度挙げておくこと(2時間)
事後学修
脳性麻痺(総論)について復習し,理解できていないことを整理すること。また,過去の国家試験の該当問題を解くこと(2時間)
4
A,F,G
脳性麻痺Ⅱ(痙直型両麻痺)
事前学修
教科書91-136を読み,キーワードを3つ程度挙げておくこと(2時間)
事後学修
痙直型両麻痺の病態や障害像,治療について復習し,理解できていないことを整理すること。また,過去の国家試験の該当問題を解くこと(2時間)
5
A,F,G
脳性麻痺Ⅲ(アテトーゼ型)
事前学修
教科書p141-155を読み,キーワードを3つ程度挙げておくこと(2時間)
事後学修
アテトーゼ型脳性麻痺の病態や障害像,治療について復習し,理解できていないことを整理すること。また,過去の国家試験の該当問題を解くこと(2時間)
6
A,F,G
脳性麻痺IV(痙直型片麻痺)および重症心身障害児
事前学修
教科書p209-223を読み,キーワードを3つ程度挙げておくこと(2時間)
事後学修
痙直型片麻痺および重症心身障害児の病態や障害像,治療について復習し,理解できていないことを整理すること。また,過去の国家試験の該当問題を解くこと(2時間)
7
A,F,G
デュシャンヌ型筋ジストロフィー症
事前学修
教科書p192-203を読み,キーワードを3つ程度挙げておくこと(2時間)
事後学修
デュシャンヌ型筋ジストロフィー症の病態,障害像,評価,治療およびその他の筋ジストロフィー症の病態や障害像について復習し,理解できていないことを整理すること。また,過去の国家試験の該当問題を解くこと(2時間)
8
A,F,G
二分脊椎症
事前学修
教科書p162-169を読み,キーワードを3つ程度挙げておくこと(2時間)
事後学修
二分脊椎症の病態や障害像,治療について復習し,理解できていないことを整理すること。また,過去の国家試験の該当問題を解くこと(2時間)
9
A,F,G
ペルテス病およびその他の小児整形外科疾患
事前学修
教科書p169-174を読み,キーワードを3つ程度挙げておくこと(2時間)
事後学修
ペルテス病およびその他の小児整形外科疾患の病態や障害像,治療について復習し,理解できていないことを整理すること。また,過去の国家試験の該当問題を解くこと(2時間)
10
A,F,G
ダウン症候群・知的障害児
事前学修
教科書p175-189を読み,キーワードを3つ程度挙げておくこと(2時間)
事後学修
ダウン症候群・知的障害児の病態や障害像,治療について復習し,理解できていないことを整理すること。また,過去の国家試験の該当問題を解くこと(2時間)
11
A,F,G
低出生体重児・ハイリスク児
事前学修
教科書p234-237を読み,キーワードを3つ程度挙げておくこと(2時間)
事後学修
低出生体重児・ハイリスク児の病態や障害像,治療について復習し,理解できていないことを整理すること。また,過去の国家試験の該当問題を解くこと(2時間)
12
A
福祉機器および発達検査
事前学修
教科書p15-32を読み,キーワードを3つ程度挙げておくこと(2時間)
事後学修
各種福祉機器や各種発達検査について復習し,それぞれの特徴を理解すること。また,過去の国家試験の該当問題を解くこと(2時間)
13
I
まとめ
事前学修
これまでの授業内容の理解度や目標達成度を確認すること(10時間)
事後学修
理解が不十分な点を克服すること(2時間)
授業形式記号
A:一斉授業(通常の講義)
B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
C:体験、実験、実習、演習など
D:調査 分析、解析など
E:ものづくり、作品制作
F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
G:プレゼンテーション
H:地域・企業 連携型学習
I:その他
到達目標
○修得する資質・能力:知識・理解力,コミュニケーション力【DP-Y-1-1】【DP-Y-1-2】【DP-Y-2-1】
・小児疾患の概要について説明できる。
・人の意見を尊重し,課題を達成に向け協力できる。
○修得する資質・能力:判断力,応用力,問題解決能力【DP-Y-2-2】【DP-Y-3-3】【DP-Y-3-4】【DP-Y-4-1】
・運動機能発達障害に関する知識を応用できる。
・理学療法を実施するうえで必要な評価,介入を行うことができる。
評価方法と評価観点
評価方法
配点合計
知識・理解力
応用力
コミュニケーション力
態度・志向性
創造力
合計
定期試験またはレポート試験
50%
80%
20%
100%
小テスト、小論文
20%
80%
20%
100%
グループワーク
10%
40%
20%
30%
10%
100%
プレゼンテーション
10%
40%
20%
30%
10%
100%
レポート、宿題
0%
授業での姿勢(ノート、質疑など)
10%
20%
20%
20%
20%
20%
100%
作品、パフォーマンス(実技、実演)
0%
その他1(具体的に:
0%
その他2(具体的に:
0%
100%
66%
20%
8%
4%
2%
100%
教科書・参考書
シンプル理学療法シリーズ 小児理学療法学テキスト 細田多穂監修 田原弘幸ほか編集 南江堂
オフィスアワー
オフィスアワーの開設時間と場所は,火曜日,14:00~17:00,5-214(教員室)です。
但し,学内外の業務のため不在の可能性があります。その場合は,下記メールに問い合わせてください。
hazaki@osakac.ac.jp
その他
授業で配付する資料の予備は出席者に預け,保管しません。
講義全回数の2/3以上の出席がない場合は,原則として評価の対象外とする。
小テストは講義中に返却し,簡単に解説します。
実務経験のある教員による授業科目
理学療法士として,小児の臨床経験を有する教員が指導・教育する。
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