2025年度前期理学療法評価学演習1

曜日・時限 火曜日3時限,火曜日4時限 期別 前期 週時間数 4
ナンバリング FY230404
開講学科等 医療福祉工学部-理学療法学科
医療健康科学部-理学療法学科
教員名 田中 則子
田中 則子
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e7%94%b0%e4%b8%ad%e3%80%80%e5%89%87%e5%ad%90

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目的

理学療法の基本的評価技術を習得するために、主として形態計測、関節可動域、筋力、反射などの検査・測定の基本的知識と技術を演習を通じて習得することを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 AC オリエンテーション
理学療法評価における検査・測定(形態計測、関節可動域、筋力、反射など)
事前学修 シラバス・教科書を見て、どのようなことを学ぶのか、どのような評価があるのか予習する(4時間)
事後学修 授業内容を個人および学生同士で振り返って再確認する(4時間)
2 AC 形態計測の目的、注意事項
形態計測の解説と実技演習
事前学修 教科書を読んで形態計測について予習する(4時間)
事後学修 授業内容を個人および学生同士で振り返って再確認する(4時間)
3 AC 関節可動域測定の目的、関節可動域制限、表示法、測定上の留意事項
関節可動域測定の解説と実技演習(肩甲帯・肩関節)
事前学修 教科書を読んで関節可動域測定の概要・肩甲帯・肩関節について予習する(4時間)
事後学修 授業内容を個人および学生同士で振り返って再確認する(4時間)
4 AC 関節可動域測定の解説と実技演習(肘関節・前腕・手関節)
関節可動域測定技術(上肢)の知識の確認
事前学修 教科書を読んで関節可動域測定(肘関節・前腕・手関節)について予習する(4時間)
これまで学習した上肢の関節可動域測定の知識について再確認する(4時間)
事後学修 授業内容を個人および学生同士で振り返って再確認する(4時間)
5 AC 関節可動域測定技術(上肢)の習熟度確認とフィードバック 事前学修 これまで学習した上肢の関節可動域測定について再確認する(6時間)
事後学修 授業内容を個人および学生同士で振り返って再確認する(4時間)
6 AC 関節可動域測定の解説と実技演習(股関節・膝関節) 事前学修 教科書を読んで関節可動域測定(股関節・膝関節)について予習する(4時間)
事後学修 授業内容を個人および学生同士で振り返って再確認する(4時間)
7 AC 関節可動域測定の解説と実技演習(足関節・足部)
関節可動域測定の解説と実技演習(頚部)
事前学修 教科書を読んで関節可動域測定(足関節・足部・頸部)について予習する(4時間)
事後学修 授業内容を個人および学生同士で振り返って再確認する(4時間)
8 AC 関節可動域測定の解説と実技演習(体幹)
関節可動域測定実技(下肢・体幹)にかかわる知識の確認
事前学修 教科書を読んで関節可動域測定(体幹)について予習する(4時間)
これまで学習した下肢・頚部・体幹の関節可動域測定の知識について再確認する(4時間)
事後学修 授業内容を個人および学生同士で振り返って再確認する(4時間)
9 AC 徒手筋力検査法の目的、判定基準,留意事項
徒手筋力検査法の解説と実技演習(股関節)
事前学修 教科書を読んで徒手筋力検査法(概略・股関節)について予習する(4時間)
事後学修 授業内容を個人および学生同士で振り返って再確認する(4時間)
10 AC 徒手筋力検査法の解説と実技演習(膝関節・足関節・足部) 事前学修 教科書を読んで徒手筋力検査法(膝関節・足関節・足部)について予習する(4時間)
事後学修 授業内容を個人および学生同士で振り返って再確認する(4時間)
11 AC 徒手筋力検査法の解説と実技演習(肩甲帯・肩関節) 事前学修 教科書を読んで徒手筋力検査法(肩甲帯・肩関節)について予習する(4時間)
事後学修 授業内容を個人および学生同士で振り返って再確認する(4時間)
12 AC 徒手筋力検査法の解説と実技演習(肘関節・前腕・手関節・頸部・体幹)
徒手筋力検査法実技にかかわる知識の確認
事前学修 教科書を読んで徒手筋力検査法(肘関節・前腕・手関節・頸部・体幹)について予習する(4時間)
これまで学習した徒手筋力検査実技の知識を再確認する(4時間)
事後学修 授業内容を個人および学生同士で振り返って再確認する(4時間)
13 AC 関節可動域測定技術(下肢・体幹)・徒手筋力検査実技の習熟度確認とフィードバック 事前学修 これまで学習した関節可動域測定技術(下肢・体幹)、徒手筋力検査実技について再確認する(6時間)
事後学修 授業内容を個人および学生同士で振り返って再確認する(4時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

(1)基本的な評価内容を理解する
(2)各種理学療法評価を学生同士で実施できる
(3)臨床実習を想定した状態で評価技術を実施できる

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の 
「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

 ○2023年度以前の入学生
習得する資質:知識・理解力、応用力、コミュニケーション力、態度・志向性、創造力【DP-Y(1)~(5)】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 45% 50% 10% 20% 10% 10% 100%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 10% 20% 20% 20% 20% 20% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 実技試験::::::::::::::: 45% 50% 10% 20% 10% 10% 100%
その他2(具体的に: 0%
100% 47% 11% 20% 11% 11% 100%

教科書・参考書

教科書:「リハビリテーション基礎評価学」羊土社
             HelenJ.Hislop著「新・徒手筋力検査法」協同医書出版

参考書:「理学療法評価学」金原出版、解剖学・生理学・運動学等1年生で使用した教科書

オフィスアワー

・オフィスアワーは、木曜13:10~13:50 (5号館:5-216田中研究室)です。
 会議等で不在の場合があります。その他の時間も事前にアポイントをとってもらえば対応します.
・実技に関しては,採点結果に基づき,未習熟の部分を具体的にフィードバックを行い,再度,実技内容の確認とフィードバックを行います.

その他

・原則として欠席回数が6回以上の者は定期試験を受験したとしてもE評価とします.
・実技練習の際には臨床実習を模擬して行うため,事前に実習時の基本的な身だしなみを確認して整えて、アクセサリー類はすべて外しておくようにしてください.
・臨床実習に行くための基礎的技術となるため,習得するまで自己練習を行うことが重要です.
・結果については、学生本人へ開示し、習得状況を把握できる機会を設ける予定です。
・授業の中で、宿題(課題)を提示します。その状況から追加説明や追加質問を受けるなどのフィードバックの機会を設定する予定です。

実務経験のある教員による授業科目

病院のリハビリテーション部門で理学療法士として勤務経験がある教員が担当します。