2025年度後期保健体育科教育法4

曜日・時限 水曜日4時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング
開講学科等 医療福祉工学部-健康スポーツ科学科
医療健康科学部-健康スポーツ科学科
教員名 松長 大祐
松長 大祐
職務履歴

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村木 有也
村木 有也
職務履歴

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神野 周太郎
神野 周太郎

目的

保健体育教科法1・2・3で学習した内容をふまえ、保健体育の授業に関する教材研究や授業研究を通して、体育・スポーツの特性を明確にしながら指導案を作成し、模擬授業をすることで教育的実践力の資質を向上させ、教育現場の問題や課題に即した実践的な指導法を身につける。
保健体育科教員に求められる実務的知識・技術について総合的な理解を深め、実践的な教科の指導法の習得を目指す。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 面接授業:A,F 保健体育科教育の現状と諸問題 事前学修 シラバスを読んでくる。(2時間)
事後学修 保健体育科教育の諸問題を整理しておく。Moodleへ記入する。(2時間)
2 面接授業:A,F 教材研究1(保健領域) 事前学修 保健分野の教材を調べておく。(2時間)
事後学修 独自の保健教材を考える。Moodleへ記入する。(2時間)
3 面接授業:G,F 教材研究2(運動領域) 事前学修 体育分野の教材を調べ、模擬授業の準備をしておく。(2時間)
事後学修 独自の体育教材を考える。Moodleへ記入する。(2時間)
4 面接授業:G,F 教育メディア・ICTの活用法 事前学修 機器の活用法について調べておく。(2時間)
事後学修 機器の活用法について考える。Moodleへ記入する。(2時間)
5 面接授業:G,F 授業の展開、授業設計(導入・展開・まとめ) 事前学修 授業の展開、設計について調べておく。(2時間)
事後学修 授業の展開、設計について考える。Moodleへ記入する。(2時間)
6 面接授業:G,F 指導案の作成1(授業のねらいと指導案の考え方) 事前学修 学習指導と指導案の考え方について調べておく。(2.5時間)
事後学修 学習指導と指導案について考える。Moodleへ記入する。(2.5時間)
7 面接授業:G,F 指導案の作成2(授業の展開、教師の支援、評価のあり方、評価規準の作成) 事前学修 授業のねらい、展開、構想について調べておく。(2.5時間)
事後学修 指導案の作成について考える。Moodleへ記入する。(2.5時間)
8 面接授業:G,F 評価の方法(ワークシートの作成) 事前学修 体育の評価方法について調べておく。(2.5時間)
事後学修 体育の評価方法について考える。Moodleへ記入する。(2.5時間)
9 面接授業:G,F 研究授業について1(体育分野:屋外球技系種目の模擬授業:受講生20名程度が順番に、ひとり数十分の模擬授業を実施し、それについて全員で口頭評価を行う) 事前学修 球技系種目での独自の授業展開を考えておく。(2.5時間)
事後学修 研究授業について考える。Moodleへ記入する。(2.5時間)
10 面接授業:G,F 研究授業について2(体育分野:屋内球技系種目の模擬授業) 事前学修 球技系種目での独自の授業展開を考えておく。(2.5時間)
事後学修 研究授業について考える。Moodleへ記入する。(2.5時間)
11 面接授業:G,F 研究授業について3(体育分野:球技系種目以外の模擬授業) 事前学修 球技系種目以外での独自の授業展開を考えておく。(2.5時間)
事後学修 研究授業について考える。Moodleへ記入する。(2.5時間)
12 面接授業:G,F 授業分析と教育技術研究(実践研究の動向を踏まえた授業設計の向上) 事前学修 授業分析について考えておく。(2.5時間)
事後学修 授業分析、教育技術について考える。Moodleへ記入する。(2.5時間)
13 遠隔授業:A,F 総合的なまとめと演習グループワーク(発展的な学習内容についての探究) 事前学修 これまでの学習の振り返りをしておく。(2.5時間)
事後学修 これまでの学習を整理しておく。Moodleへ記入する。(2.5時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

1)学習指導要領における保健体育科の目標及び主な内容並びに全体構造を理解している。
2)個別の学習内容について指導上の留意点を理解している。
3)保健体育科の学習評価の考え方を理解している。
4)保健体育科と背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用することができる。
5)発展的な学習内容について探究し、学習指導への位置付けを考察することができる。 
6)子供の認識や思考、学力などの実態を視野に入れた授業設計の重要性を理解している。
7)保健体育科の特性に応じた情報機器及び教材の効果的な活用法を理解し、授業設計に活用することができる。
8)学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成することができる。
9)模擬授業の実施とその振り返りを通して、授業改善の視点を身に付けている。
10)保健体育科における実践研究の動向を知り、授業設計の向上に取り組むことができる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 20% 20% 40% 40% 100%
グループワーク 10% 10% 30% 10% 50% 100%
プレゼンテーション 30% 10% 20% 10% 30% 30% 100%
レポート、宿題 30% 60% 20% 20% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 10% 10% 10% 50% 10% 20% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 26% 22% 11% 25% 16% 100%

教科書・参考書

教科書:文部科学省「中学校学習指導要領解説-保健体育編-」(東山書房)
教科書:大畑昌己・清野宏樹 編著「保健体育科教育法-教育実習に向けて」(ミネルヴァ書房)
適宜資料等を配付する。

参考書:杉山重利・高橋健夫・園山和夫編著「保健体育科教育法」(大修館書店)
参考書:佐藤 豊 編著「中学校新学習指導要領の展開 保健体育編」(明治図書)
その他、参考書は授業の進行にあわせて適宜,通知する。

オフィスアワー

授業期間中:【村木 有也】水曜日12:50~13:20、16:50~17:30、体育館事務室
      【松長 大祐】月曜日11:00~13:00、研究室8-403号室

※学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が不在の場合がある
※授業期間以外、あるいはオフィスアワーの時間以外では、あらかじめアポイントを取ること

その他

学習指導案の作成や模擬授業を行うことがあるので、積極的に授業へ参加すること。
毎時間、小レポートを必ずmoodleへ提出すること。

フィードバック
・レポート、宿題、小テストについては、moddleへ掲載された模範解答などの資料を各自で確認し、修正・再提出の場合は指示に従うこと。
・特に指定した課題など(含む、プレゼンテーション)は、指定期間内に、修正指示(返却)・再提出(実施)などをしてもらう場合もあるので指示に従うこと。

実務経験のある教員による授業科目