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2025年度前期
学校保健
曜日・時限
火曜日2時限,集中不定期その他
期別
前期
週時間数
2
ナンバリング
FS230821
開講学科等
医療福祉工学部-健康スポーツ科学科
医療健康科学部-健康スポーツ科学科
教員名
下園 美保子
下園 美保子
職務履歴
目的
★目的
①発育発達期にある児童・生徒の健康の保持を図ることを目的とする学校保健について、保健管理、保健教育及び組織活動について知り、理解できるようになることを目的とする。
②青少年の健康教育においてその知識や技術のみならず、常識的な態度や生活習慣を指導することについて考察をすることにより、基本的な力を身につけることを目的とする。
③知識や技術を用いて、人々の健康維持・増進のために貢献できるよう、健康の成り立ちや阻害要因について理解できるようになることを目的とする。
授業計画
授業回
形式
学修内容
学修課題
1
A,F
・オリエンテーション
・ライフサイクル
・生涯発達と健康、社会、生き方、児童生徒の人権
事前学修
シラバスの概要を読む(2時間)
事後学修
ライフサイクル、健康、社会、生き方、児童生徒の人権とその関連について復習する(2時間)
2
A,F
全ての教職員が関わる学校保健
・学校保健の意義、教職員等の責任、組織活動
・学校保健計画と学校安全計画
・学校保健の行政
学校環境衛生
・学校における環境衛生の重要性と課題
・学校環境衛生基準
事前学修
教科書の第1章と第14章を読む。概説できない用語の意味を調べる(2時間)
事後学修
授業内容に関連するレポートを作成する(2時間)
3
A,F
教科「体育科」及び「保健体育科」での保健の指導
・育成すべき保健の学力
・学習指導要領に基づく保健の指導
・保健の指導と評価
・保健の担当教員として求められる力量形成のために
・保健の模擬授業の実際
学校の教育活動全体を通じて行う健康に関する指導
・学習指導要領総則に示された学校における健康に関する指導
・特別活動における健康に関する指導
事前学修
教科書の第2章と第3章を読む。概説できない用語の意味を調べる(2時間)
事後学修
授業内容に関連するレポートを作成する(2時間)
4
A,F
児童生徒の発育発達、疾病・異常
・児童生徒の発育発達の特徴
・児童生徒の体力と運動習慣の現状と課題
・児童生徒に見られる主な疾病・異常
事前学修
教科書の第8章を読む。概説できない用語の意味を調べる(2時間)
事後学修
授業内容に関連するレポートを作成する(2時間)
5
A,F
児童生徒の健康状態の把握と指導
・健康観察と健康相談
・個別の保健指導
・健康診断
・運動器検診
・学校生活管理指導表を活用した指導
事前学修
教科書の第12章を読む。概説できない用語の意味を調べる(2時間)
事後学修
授業内容に関連するレポートを作成する(2時間)
6
A,F
精神の健康
・児童生徒に見られる精神疾患
・ストレスへの対処方法
・児童生徒の心の問題への対応
事前学修
教科書の第10章を読む。概説できない用語の意味を調べる(2時間)
事後学修
授業内容に関連するレポートを作成する(2時間)
7
A,F,I
学習到達度中間確認
児童生徒の自殺、いじめの問題
・わが国における自殺の実態とその防止対策
・児童生徒のいじめの防止
事前学修
第1回~第6回で学んだことを復習しておく(2時間)
教科書の第11章を読む。概説できない用語の意味を調べる(2時間)
事後学修
授業内容に関連するレポートを作成する(2時間)
8
A,F
喫煙、飲酒、薬物乱用防止教育
・喫煙、飲酒、薬物乱用防止教育の進め方
・薬物乱用防止教育の開催
事前学修
教科書の第5章を読む。概説できない用語の意味を調べる(2時間)
事後学修
授業内容に関連するレポートを作成する(2時間)
9
A,F
学校における性教育
・児童生徒の性に関する現代的課題
・教育課程に基づく性に関する指導
事前学修
教科書の第4章を読む。概説できない用語の意味を調べる(2時間)
事後学修
授業内容に関連するレポートを作成する(2時間)
10
A,F
食育
・児童生徒の食に関する現代的課題
・学校における食に関する指導の進め方
・学校給食の役割
がん教育
・がん教育の狙いと内容
・がん教育の指導方法と配慮事項
事前学修
教科書の第6章と第7章を読む。概説できない用語の意味を調べる(2時間)
事後学修
授業内容に関連するレポートを作成する(2時間)
11
A,F
学校で注意すべき感染症
・学校における感染症の予防と対応の考え方
・学校で特に注目すべき感染症とその対応
障害のある児童生徒への健康上の支援
・障害のある児童生徒への支援の現状と課題
・学校保健とインクルーシブ教育システム
・障害のある児童生徒への支援の留意点
事前学修
教科書の第9章と第13章を読む。概説できない用語の意味を調べる(2時間)
事後学修
授業内容に関連するレポートを作成する(2時間)
12
A,F
学校安全
・事故・災害の発生とその防止の考え方
・学校安全の意義
・児童生徒の事故及び災害被害
・学校における安全管理と組織活動
・学校における安全教育
応急手当
・応急手当の意義と教師の心構え
・急病と怪我の応急手当
・心肺蘇生法
事前学修
教科書の第15章、第16章を読む。概説できない用語の意味を調べる(2時間)
独立行政法人日本スポーツ振興センターによる「学校の管理下の災害 [令和5年版]」(web版)を読む(3時間)
事後学修
授業内容に関連するレポートを作成する(2時間)
13
I
学習到達度 最終確認
事前学修
第1回~第12回で学んだことを復習しておく(4時間)
事後学修
授業内容に関連するレポートを作成する(2時間)
授業形式記号
A:一斉授業(通常の講義)
B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
C:体験、実験、実習、演習など
D:調査 分析、解析など
E:ものづくり、作品制作
F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
G:プレゼンテーション
H:地域・企業 連携型学習
I:その他
到達目標
★修得する資質・能力:知識・理解力、応用力【DP-1】 コミュニケーション力【DP-2】態度・志向力【DP-3】想像力【DP-4】
①成長・発達段階に応じた健康課題の特徴を説明できる。
②成長・発達段階に応じた健康管理や健康教育,心の健康問題といった様々な健康の課題に対する組織的な対応や環境への働きかけを主体的に考えることが出来る。
③健康の成り立ちを多面的に捉えることができ,自立や基本的人権としての健康について、ディスカッションしたり表現することができる。
④多様性や共生に関する課題を捉え、その解決方法を主体的に考えることができる。
⑤基本的な生活習慣の確立とセルフケア力を高める支援方法について説明できる。
科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
「カリキュラムマップ」よりご確認ください。
評価方法と評価観点
評価方法
配点合計
知識・理解力
応用力
コミュニケーション力
態度・志向性
創造力
合計
定期試験またはレポート試験
0%
小テスト、小論文
0%
グループワーク
15%
50%
30%
20%
100%
プレゼンテーション
15%
30%
30%
20%
20%
100%
レポート、宿題
15%
50%
50%
100%
授業での姿勢(ノート、質疑など)
0%
作品、パフォーマンス(実技、実演)
0%
その他1(具体的に: 到達度中間確認
15%
100%
100%
その他2(具体的に: 到達度最終確認
40%
100%
100%
100%
74%
8%
9%
6%
3%
100%
教科書・参考書
【教科書】
学校保健ハンドブック〈第8次改訂〉
ISBN-13 :978-4-324-11344-8
オフィスアワー
履修に関する相談や授業内容に関する質問等はメールにてお願いします。
その他
主体的な学習態度で臨むこと。
教科書を用意すること。
授業で配付する資料の予備は保管しません。出席者からコピーしてもらってください。
実務経験のある教員による授業科目
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