2025年度後期運動学

曜日・時限 金曜日1時限 期別 後期 週時間数 4
ナンバリング FY130209
開講学科等 医療福祉工学部-健康スポーツ科学科
医療健康科学部-健康スポーツ科学科
健康情報学部-健康情報学科 医療工学専攻
健康情報学部-健康情報学科 理学療法学専攻
健康情報学部-健康情報学科 スポーツ科学専攻
教員名 木村 佳記
木村 佳記
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%9c%a8%e6%9d%91%e3%80%80%e4%bd%b3%e8%a8%98

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目的

本講義は、理学療法の学問的基盤を構成する運動学の基礎を学習し、各関節の動きはもとより、寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行といった基本動作の運動学も、基本的な運動力学的解釈を含めて学習します。これらの学習を通じて物理学、解剖学、生理学の知識を統合しながらヒトの動きを科学的に分析するための基礎知識を習得することを目的とします。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 面接授業:A ガイダンス 運動学(Kinesiology)総説

解剖学・生理学ならびに運動療法学との関連
事前学修 シラバスを読んでくる(2時間)
事後学修 総説の復習(2時間)
2 面接授業:A,C 肩関節・肩甲帯の運動学 事前学修 肩関節・肩甲帯の機能解剖学の予習(2.5時間)
事後学修 肩関節・肩甲帯の運動学の復習(2.5時間)
3 面接授業:A,C 肘関節・前腕の運動学 事前学修 肘関節・前腕の機能解剖学の予習(2.5時間)
事後学修 肘関節・前腕の運動学の復習(2.5時間)
4 面接授業:A,C 手関節・手の運動学 事前学修 手関節・手の運動学 機能解剖学の予習(2.5時間)
事後学修 手関節・手の運動学の復習(2.5時間)
5 面接授業:A,C 股関節の運動学 事前学修 股関節の運動学 機能解剖学の予習の予習(2.5時間)
事後学修 股関節の運動学復習(2.5時間)
6 面接授業:A,C 膝関節の運動学 事前学修 膝関節の機能解剖学の予習(2.5時間)
事後学修 膝関節の運動学の復習(2.5時間)
7 面接授業:A,C 足関節の運動学 事前学修 足関節の機能解剖学の予習(2.5時間)
事後学修 足関節の運動学の復習(2.5時間)
8 面接授業:A,C 脊柱・頭部の運動学 事前学修 脊柱・頭部の機能解剖学の予習(2.5時間)
事後学修 脊柱・頭部のの運動学の復習(2.5時間)
9 面接授業:A,C 寝返り、起き上がりの運動学 事前学修 寝返り、起き上がりの運動学の予習(2時間)
事後学修 寝返り、起き上がりの運動学の復習(2時間)
10 面接授業:A,C 立ち上がりの運動学 事前学修 立ち上がりの運動学の予習(2時間)
事後学修 立ち上がりの運動学の復習(2時間)
11 面接授業:A,C 歩行の運動学 事前学修 歩行の運動学の予習(2時間)
事後学修 歩行の運動学の復習(2時間)
12 面接授業:A,C 階段昇降の運動学 事前学修 階段昇降の運動学の予習(2時間)
事後学修 階段昇降の運動学の復習(2時間)
13 面接授業:A,C 学習到達度最終確認 事前学修 運動学全般の復習(2.5時間)
事後学修 学習到達度最終確認の復習(2.5時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

・運動学の領域、対象、分析方法を知ることができる。
・脊柱と四肢の運動を理解することができる。
・寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行といった基本動作の運動学が理解できる。

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の 
「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 70% 100% 100%
小テスト、小論文 15% 100% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 15% 40% 20% 20% 20% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 91% 3% 0% 3% 3% 100%

教科書・参考書

教科書:PTOTのための運動学テキスト、第1版補訂2版、金原出版、2023
    林典雄 機能解剖学的触診技術・下肢 上肢体幹
参考書:筋骨格系のキネシオロジー
    中村隆一、基礎運動学医歯薬出版
    野島元雄訳、図解四肢と脊柱の診かた
    荻島秀男訳、カパンディ関節の生理学(体幹・上肢・下肢)

オフィスアワー

毎週水・金曜日の13:15-50 5212室
学内外の用務のために,オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります。その場合は,OECUメールでも質問などを受け付けます。

その他

原則として13回の講義のうち1/3を超える回数を欠席した場合は,定期試験の受験資格を失います。
修得するべき基礎知識量が多いため日々の予習・復習が必要となる。小テストを繰り返して理解度を評価します。
小テストを紙面で実施した場合、答案は返却しないが、正答例を e-learning システムで公表します。

実務経験のある教員による授業科目

臨床経験のある教員が担当する。