2025年度後期体力測定と評価

曜日・時限 水曜日3時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング FS230708
開講学科等 医療福祉工学部-健康スポーツ科学科
医療健康科学部-健康スポーツ科学科
教員名 市谷 浩一郎
市谷 浩一郎

目的

本科目は講義(体力測定の理論)と実習(体力測定の実際と評価)より構成されています。講義においては、生活を良好な状態で送るために必要な体力と、疾病予防に有益な体力について理解し、健康に関連する体力の測定及びその評価法、身体組成の計測法および評価方法について学びます。実習においては、体力診断や体力テストの実施方法や評価法、また各種測定機器の正しい操作によるデータ収集の方法等について学び、体力の科学的な知識の修得と正しい体力測定法による信頼あるデータの収集、それに基づく正しい体力診断を行う技術を習得します。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A 体力測定の目的 事前学修 体力測定の目的を考える。(2時間)
事後学修 体力と健康の関係を理解する。(2時間)
2 A 適正な体力測定の条件 事前学修 体力とは何か調べる。(2時間)
事後学修 適正な体力測定の条件を理解する。(2時間)
3 A 全身持久性体力の測定方法と評価 事前学修 最大酸素摂取量とは何か調べる。(2時間)
事後学修 正しい測定方法と評価について理解する。(2時間)
4 A 新体力テストの測定項目および評価法 事前学修 新体力テストの概略を調べる。(2時間)
事後学修 評価法を理解する。(2時間)
5 A 新体力テストの測定方法 事前学修 測定方法を調べる。(2時間)
事後学修 測定方法を理解する。(2時間)
6 A 高齢者の体力測定法(全身持久力) 事前学修 高齢者の体力測定法を調べる。(2時間)
事後学修 高齢者の体力測定法・評価法および注意点について理解する(3時間)
7 A、C 介護予防に関する体力測定法とその評価 事前学修 介護予防の考え方について調べる。(2時間)
事後学修 介護予防における体力測定の意義を理解する。(3時間)
8 A 身体組成の測定 事前学修 身体組成とは何か調べる。(2時間)
事後学修 身体組成の測定法を理解する。(3時間)
9 A、C 体力測定および身体組成測定と評価に関する実習(形態計測、握力) 事前学修 各項目の測定の注意事項を調べる。(2時間)
事後学修 正しい測定ポジションを理解する。(3時間)
10 A、C 体力測定および身体組成測定と評価に関する実習(敏捷性、瞬発力、筋持久力) 事前学修 各項目の測定の注意事項を調べる。(2時間)
事後学修 正しい測定ポジションを理解する。(3時間)
11 A、C 体力測定および身体組成測定と評価に関する実習(全身持久力、柔軟性) 事前学修 各項目の測定の注意事項を調べる。(2時間)
事後学修 正しい測定ポジションを理解する。(3時間)
12 A、C 介護予防に関する体力測定の実際
事前学修 介護予防における運動機能(体力)測定について調べる。(2時間)
事後学修 介護予防における運動機能(体力)測定について理解する。(3時間)
13 総合的な体力の評価 事前学修 体力と運動能力の関係を整理する。(2時間)
事後学修 体力測定の目的・活用法を理解する。(3時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇修得する資質・能力:知識・理解【DP-S-1-1】
・新体力テストの目的とその評価方法を理解する。
・高齢者や介護予防者の体力測定項目及び注意点を理解する。
〇修得する資質・能力:応用力【DP-S-1-1】
・体力測定の方法を理解し、正しく体力測定できる。

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 20% 60% 40% 100%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 20% 60% 40% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 60% 60% 40% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 60% 40% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

教科書:健康運動指導士養成講習会テキスト・下

オフィスアワー

水曜13:20-13:50(体育館)
学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります。

その他

・「健康運動指導士」,「健康運動実践指導者」の受験予定者は必ず受講して下さい。
・9回以上の出席がある場合に評価の対象とします。 
・課題(小テスト、理解度確認など)については授業中に説明します。

実務経験のある教員による授業科目