2025年度後期生徒・進路指導論

曜日・時限 月曜日6時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング
開講学科等 医療福祉工学部-医療福祉工学科
医療福祉工学部-健康スポーツ科学科
医療健康科学部-医療科学科
医療健康科学部-健康スポーツ科学科
総合情報学部-情報学科
教員名 安達 未来
安達 未来
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%ae%89%e9%81%94%e3%80%80%e6%9c%aa%e6%9d%a5

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目的

本講義は、次のことを目的とする。
(1)学校教育における生徒指導の定義と原則を理解する。
(2)生徒指導のあり方について、教科外教育の果たす役割を理解する。
(3)生徒指導に関する理論や方法をもとに、いじめや不登校など、学校教育における諸問題への取り組みを考察する。
(4)キャリア教育の考え方と学校教育における進路指導の定義と原則を理解する。
(5)学校教育における進路指導のあり方を理解する。
(6)さまざまな特性をもつ児童生徒一人ひとりに応じた生徒指導・進路指導のあり方を考察する。
上記(1)~(3)は、生徒指導に該当する。教師として児童生徒への理解を深め、さらに担任教師として学級経営をいかに進め児童生徒を理解していくべきかについて考察するために必要である。
上記(4)~(6)は、進路指導に該当する。進路指導の実践や将来に向けて児童生徒が自己理解を深めていくうえでの教師の果たす役割やスキルを学ぶために必要である。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 遠隔A 生徒指導とは何か-教師に求められること- 事前学修 シラバスと資料を読んでおく(1時間)
事後学修 生徒指導とは何かを復習する
小テストを行う
ミニレポートを作成する(4時間)
2 遠隔A 教育課程と生徒指導①-授業づくりからみる生徒指導- 事前学修 資料を読んでおく
自分の中・高校時代の授業をふりかえっておく(1時間)
事後学修 ミニレポートを作成する(3時間)
3 遠隔A 教育課程と生徒指導②-教科外活動からみる生徒指導- 事前学修 資料を読んでおく
自分の中・高校時代の教科外(クラブなど)をふりかえっておく(1時間)
事後学修 ミニレポートを作成する(3時間)
4 遠隔A 問題行動と生徒指導①-いじめ- 事前学修 資料を読んでおく(1時間)
事後学修 小テストを行う
ミニレポートを作成する(4時間)
5 遠隔A 問題行動と生徒指導②-不登校の現状と不登校児の理解- 事前学修 資料を読んでおく(1時間)
事後学修 ミニレポートを作成する(4時間)
6 遠隔A 問題行動と生徒指導③-個別の課題を抱える児童・生徒- 事前学修 資料を読んでおく(1時間)
事後学修 小テストを行う(4時間)
7 遠隔A 学級経営の進め方 事前学修 資料を読んでおく
自分の中・高校時代の学級と担任教師についてふりかえっておく(1時間)
事後学修 自分が担任教師になった場合の学級経営について考察する
小テストを行う
ミニレポートを作成する(4時間)
8 遠隔A 生徒指導体制の確立と評価
事前学修 資料を読んでおく(1時間)
事後学修 第1回から第8回までの内容をふりかえる
小テストを行う
ミニレポートを作成する(3時間)
9 遠隔A 進路指導とキャリア教育
事前学修 資料を読んでおく
自分の中・高校時代の進路指導をふりかえっておく(1時間)
事後学修 小テストを行う(3時間)
10 遠隔A 教育課程と進路指導体制 事前学修 資料を読んでおく(1時間)
事後学修 ミニレポートを作成する(3時間)
11 遠隔A 職業理解とキャリア意識 事前学修 資料を読んでおく(1時間)
事後学修 ミニレポートを作成する(3時間)
12 遠隔A キャリア教育のカリキュラム構築 事前学修 資料を読んでおく(1時間)
事後学修 自分が教師になった場合の進路指導について考察する
ミニレポートを作成する(5時間)
13 遠隔A ガイダンス機能・個に応じたキャリアカウンセリング 事前学修 資料を読んでおく(1時間)
事後学修 第9回から第13回までの内容をふりかえる
小テストを行う
ミニレポートを作成する(4時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

・生徒指導に関する理論及び方法を説明することができる。
・キャリア教育を含む進路指導に関する理論及び方法を説明することができる。
・自らが理想とする学級経営の進め方を、習得した内容をふまえ述べることができる。
・児童生徒の自己理解を支えるためのスキルを体得する。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 50% 70% 30% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 50% 40% 60% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 55% 45% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

・教科書:なし
・参考書:「生徒指導・進路指導」 安達未来・森田健宏 編著 ミネルヴァ書房 (本学所蔵あり)
     「生徒指導提要」「中学校学習指導要領」「高等学校学習指導要領」(オンラインPDF入手可)

オフィスアワー

・月曜日12:40-13:30@教員研究室(A号館1階02)※寝屋川キャンパス
・学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が不在の可能性があります。
 そのため、質問や相談がある人はなるべく事前にメールでアポイントをとってください。

その他

・この授業は13回すべて、遠隔・オンデマンドで実施します。(指定の動画視聴期間あり)
・動画を視聴し、指定の課題実施期間内に、各回の指示にしたがって、小テスト、ミニレポートを提出してもらいます。
・課題はMoodle上でフィードバックします。
・授業資料(PDF)はMoodleにアップします。

実務経験のある教員による授業科目

高等学校で、非常勤講師(数学科)として勤務した経験をもつ教員が、教育や学校現場での実践例などを取り入れて講義・解説する。